Guten Appetit

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ペナンの休日



泊まったホテルは「ローン・パイン・ホテル」。
雑誌で紹介されていたの見て以来、泊まってみたいと思っていたホテルだったのだ。
どこが魅力的だったか? とにかくグータラできそうな空間だったこと。

ビーチに向かって広い庭がある。緑の絨毯と松のような葉をつける背の高い木(たぶんローン・パインという木)が植えられている。



所々に白いイスが置かれ、ハンモックがかけられている。
ハンモックで寝るのって子供の頃の夢だったのよね・・と、早速寝てみる。



しかし、乗るのは難しいし(夫はバランスを崩してコロンと転がり落ちてしまい、膝をすりむく始末)、寝ていると風でユーラ、ユーラ揺れて船酔いする。




このホテルの一番のお気に入りだった場所は、部屋の前にあるパティオ。マンション一階の屋根付きベランダみたいな場所。



屋根があるから日焼けは避けられるし、天井には大きなファンがあって気持ちいい風がある。そのまま庭に続き、その向こうは海だ。
ペンチにころがって、一日中ゴーロ、ゴーロ。
しかーし、夫はエアコンの効いた部屋の中からなかなか出てこない。ベットにころがってゴーロ、ゴーロ。
お互いに、寂しくなると相手の所に行って、ゴーロ、ゴーロの邪魔をする。(ほとんど私が?)




運動不足解消にプールで泳ぐ。
泳いでいたら、プールサイドでゴーロ、ゴーロしていた夫がカメラを持ってやってきた。
グラマーな妻の水着姿を撮りたいってか? いーよ、いーよ。 

と思っていたら、彼が撮った写真は、



プールサイドに現れた猿じゃん!!




ホテルには朝食が込みになっていた。
プールサイドにあるレストランでブッフェ形式の食事。洋食からペナン風の朝食までよりどりみどり。

卵料理などは好みに合わせて調理してくれる。今日は半熟卵を頼んだ。と、出てきた卵は、



温かい卵だが、なぜか醤油が添えられている。
卵を割ってみると、半熟にも満たない、ちょっと外側の白身が固まり始めた程度のもの。
エッグスタンドではなく、中華のスープ茶碗みたいなものに入っているのでスプーンでほじって食べることも出来ない。仕方がないので、茶碗に中身を出す。

醤油もついていることだし、卵かけご飯にすることに。
けど、ご飯はあるが、ペナン風朝食用のココナッツミルクで炊いたタイ米だ。普通はこれにカレー、ゆで卵、佃煮にした小魚などを乗せて食べるようだ(周りの人を観察した結果)。
でもチャレンジ。不思議な味ではあるが、慣れれば慣れるかも。




ホテルの前のビーチでは、マリンスポーツが盛ん。
少し歩くだけであっちこっちから、「パラセイリングやらない?」と声がかかる。馬もたくさんいて「馬乗らない?かわいいよ」とも。

日本人の他、中国系、白人、インド系など、いろいろな人種の人が休日を楽しんでいる。
中でも興味深かったのがイスラム教の人。地元の人にもイスラム教の人は多いが、スカーフで髪を隠している程度。
バカンスに来ている人の中には、全身を真っ黒に包み、目だけしか出していない人も多かった。子供をたくさん連れて家族で歩いているのだが、子供は自分のお母さんをどーやって見分けるんだろう?
真っ黒とはいえ、スパンコールや刺繍がなされていて、各々違いはあるのだが・・とはいっても、たくさんいたら迷子にならないかな。

こういう女性たちも、普通にアクティブなのにちょっと驚いた。
黒づくめのままで、大きなパラシュートを背負い、「キャー」と叫びながら空に舞い上がっていく。






最後にこのホテルの「?」を。
バスルームにあった大きな壷。



柄杓もついていた。ここに水をためて水浴びでもするのかな?
ちゃんとシャワーもついているのに。



バスルームの上部についている窓がレトロでしょ。



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