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2010.04.10
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 http://www.asahi.com/health/news/TKY201004070120.html


 脳梗塞の患者は、歯周病菌に感染している割合の高いことが、広島大学の細見直永助教(脳神経内科)らの研究でわかった。
歯周病菌が血液を通じて全身をめぐり、脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こしている可能性があるという。
研究成果は15日、盛岡市で開かれる日本脳卒中学会で発表される。
 研究グループは、脳梗塞患者132人と脳梗塞でない人111人の血液を調べ、歯周病菌に感染しているかどうかを調べた。
歯周病菌の量の平均値を比べると、脳梗塞患者は脳梗塞でない人より1.2倍高かった。
 脳梗塞は大きく分けて、頸動脈(けいどうみゃく)などの太い血管が動脈硬化などで詰まる▽脳の細い血管が詰まる▽心臓内でできた血栓が脳血管をふさぐという3種類がある。

 細見さんらはさらに、脳梗塞の原因となる動脈硬化や脂質異常と歯周病菌とのかかわりを調べた。
頸動脈の直径が75%以上詰まっている74人とそれ未満の169人を比べたところ、詰まっている人は歯周病菌の量が1.4倍高かった。
血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高い脂質異常症の人はそうでない人より1.5倍高かった。
 歯周病菌が歯茎から血液を通じて全身をめぐり動脈硬化を起こし、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因の一つになっているとされる。
血管が脂の塊で詰まっている部分に歯周病菌が多く見つかったとする海外の報告もある。
 歯周病は30代以上の8割がかかっているとされる。
細見さんは「物が食べられない、見た目が悪いという理由だけでなく、脳梗塞の発症を防ぐためにも歯周病の治療が必要だ」と話している。
 歯周病と脳梗塞のかかわりについては、米ハーバード大のグループが1986年から12年間かけて、40~75歳の男性4万人を追跡調査。
歯の数が24本以下になった人は、25本以上残っている人より、脳梗塞になる危険性が1.5倍高かった。(坪谷英紀)





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最終更新日  2010.04.10 13:39:50


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