秋田犬ユキとローラーフィギュア　～つぶやき日記～

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病院の家族面談

テーマ：高次脳機能障害、本人も家族もつらいんです(29)

カテゴリ：脳出血で倒れたダンナ

病院の家族面談に行ってきました。

予想よりかなり厳しい話が多くありました。
もちろん医者が楽観的な話をするはずがない事は承知の上でしたが
やっぱり厳しい話ばかりを聞かされると正直ショックです。

まず、左半身のマヒはかなり重度であるということ。
倒れた当初はまったく動かなかったわけだから
当たり前と言えばそうだけど
はっきり「重度のマヒ」と言われたのはこたえました。

もちろん、現時点での見通しですが、これはショックでした。
もう少し希望はあると思っていたので
頭をガツンと殴られたような感じでした。

さらに排泄のコントロールもまだほとんどできていないという話。
本人は「トイレでしてる」と言っていたので
（実際トイレには行っているし）
だいぶできるようになったんだと思っていたのですが
これは本人の思い込み（勘違い？）でした。
これもかなりがっかり。
もう少ししたらオムツが取れるかも、なんて思っていたので…

この排泄の話からも分かるように、
高次機能の障害はまだまだ回復していないのが現実でした。

かなりよくはなっているのですが
記憶力、理解力、判断力、
どれをとってもまだかなりの障害があるようです。
これも私が考えていたより障害はまだ重いようでした。
確かに、話をしていると「おかしいな」と思うことはちょくちょくあったのですが…

うちの場合、「自宅に帰る＝日中は一人で暮らす」ということなので当然ですが、
簡単に言うと
「何をするか分からないので、危なくて一人にはできない」
ということです。
これも分かってはいたつもりでしたが
はっきり医者からそう告げられるとなんだかずしりと胸に突き刺さりました。

こんな話、娘にはできません。

きっといつか歩けるようになる、
きっとそのうち元のお父ちゃんに戻る日が来ると信じているのに。

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