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出産!

花1 勇樹(いつき)誕生 花1

出産した直後、心臓疾患が分かりおかたん家ではパニック状態!でも、次男誕生はおかたん家にとって、幸せな瞬間でした♪


2002年4月13日(土) 午前10時07分 2848g
2、3日前からそろそろかな~て感じだった。
予定日は17日!一樹(兄)は予定日より3日早く生まれたから
気がきでなかった毎日でした。
朝方5時半頃トレイに起きると、出血があった。
おしるし?って思ったけど、なんか違う感じがした。
それから気になってトイレばっかりいくと、出血も増えていき
念のため病院行こうって思い、AM7時頃病院に電話してみた。
今日は午前診があるのでその時にきて下さい。て言われました。
予感・・・今日生まれる!って思った。
我が家は『立会い分娩』希望だったので、一樹を慌てて
保育所に預けにいった。
その間お腹チクチクしてたけど耐えれるほどだった。。。
まだまだこんなもんじゃない・・・て思ってた。
9時頃旦那さまと一応入院準備もして病院に行った。
助産婦さんも、まだまだ元気だし前駆やね~とか言われました。
一応モニターでお腹の張りを見てみる事に。。。
う~ん。。。お産に繋がるまでの、
陣痛は、まだまだな感じだった。
でも、出血が気になる。。。助産婦さんに言っても
あまり気にしてくれなかった。。。
モニターとってると、助産婦さんもビックリするほど
お腹が張り出した!

私は旦那さまが部屋の向こうにいるか気になった。。。
今で時間9時20分頃だったと思う。
看護婦さんは、まだまだよ~て言っていた。
私もそう思っていた!

ところが・・・お腹が張ると赤ちゃんの心拍が60ぐらい
までに下がって皆大慌てになってきた。
でも、赤ちゃんも下がってきてないし、開口5cm、
あかちゃんも横向きなになっていて、うまく回転して
下がってくるまでには、まだまだ時間かかりそうだった。

でも心拍も下がるし、見ると臍の緒が首に巻いているようだった。

先生も慌ててきてくれた。
その時、出血に気づいてくれた。
おしるし・・ではなく、鮮血だって、もしかして胎盤剥離かも?
て感じだった。
そこまではいかなかったけど、剥離してたら大変だし
ましてお腹張ると、臍の緒が引っ張られて首を閉めるのか
あかちゃんの心拍が下がるので、先生2人かけよってきて
『帝王切開にしましょう!』てなった。
あかちゃんがちゃんと回転してくれないから
私は分娩台でずっと横向きになっていた。。。

その時旦那さまが帝王切開になりそうなので
一端私のそばに入って来てくれた!
もう立会いどころでは、なかったです。。。

承諾書も書いてもらい、悌毛も済ませた跡にもう1人先生が
かけつけてくれた。
長男を取り上げてくれた先生だ!
先生にお腹張ったら、いきんでみて!て励まされてた。
すると、頑張って普通分娩で産まれてきてくたのだ!
か・ん・ど・う♪ 感動♪だった!
旦那さまも頭が出てきた時点で私の頭から部屋に入ってきて
赤ちゃんが取り上げられる所をビデオに撮る事ができました♪
帝王切開になるかも・・・て言っていたので
旦那さま感動して泣いていました^0^

ところが・・・あかちゃんが元気よく泣かないの。。。
何故?1人出産してるから違いが分かった。。。。
元気よく泣かないから心配だった・・・
看護婦さんは臍の緒まいてて、お産で疲れただけだから
酸素してたら落ち着くでしょう!といっていました。
でも一生懸命背中をなでたりしていた。
その様子旦那さまビデオに撮っといたので
後から見たのだけど、結構激しくなでられたり
ペチペチと叩かれたりしていた。。。それでも元気よく泣かなかったの。
とりあえず保育器にいれてもらった。。。

私はまだ分娩台でゆっくりしていた。
分娩から30分経ったころ先生がきて、こう説明された。
『どういうわけか酸素飽和が上がらない。
お産が原因ではないし、心臓の雑音があるので
心臓に原因があるようだから、しかるべき病院を手配します』
て内容だった・・・

夢であってほしい!と思った。
でも私以上に旦那さまのほうが、もっと不安だったと思う。
だって先生と看護婦さん同士の会話を・・・
一部始終の会話を聞いていたのだから・・・

2時間後勇樹(いつき)はNICUドクターカーで
小児外科の病院へ搬送された。。。
もちろん旦那さまも。。。

病 名
(重症)肺動脈弁狭窄  もしくは  純型肺動脈弁閉鎖
病 状
※心臓の役割
   体の汚れた血液は上大静脈(上半身)・下大静脈(下半身)を
  通り心臓に流れてくる。
 右房→→  (三尖弁) 
 
を通り→  右室 
 
  肺動脈弁 
 
→右肺動脈・左肺動脈を通り
 それぞれ肺に血液を運び肺できれいな血を形成し、
  右・左肺静脈を通り
 →左房→左室に流れ→大動脈に流れ
 体に血液を運んでくれる。
 これが一連の心臓の役割である血液の流れです。 
 
勇樹(いつき)の心臓は右肺動脈弁がほとんど閉じて
いるため、肺への血流が悪いのです。
結果、汚れた血が体を流れるため、チアノーゼが
よくでていました。
正常で酸素飽和(サチ)98~100%
(胎児で60%ぐらいそうです。)
勇樹は病院に運ばれた時70%ぐらい・・・
元気な子が95%を切る・・・ていう状態といえば
喘息や肺炎で息苦しくなっている状態の時で、
大変苦しい状態な時です。それが勇樹は70%・・・・
何故耐えれるか・・・といえば、
産まれてスグだからだそうです。
正直、産まれてスグ脳に酸素が回っているか
大変気になりました。
胎児で60%ぐらいなので、大丈夫だと聞きました。
でも普段私達は100%の数字で生きてるため
80%をきると言う事は「白目で泡ふいてる状態」
になるそうです。。。

産まれてスグの赤ちゃんは動脈管という血管が
開いているそうで、早い子だと数時間で閉じてしまい、
遅い子でも2、3日で閉じます。
それが、開いたままだと『動脈管開存』と言って、
手術が必要な心疾患になるんです。
勇樹はその動脈管が開いているから生存できているわけで
手術までは『プロスタグランディン』という薬を点滴して
開けた状態にしていたので、生きて来れました。

それとこの病気には心房中核欠損があります。
でもそのあかげで生きています。
肺動脈からは血液が肺に送れないので、
右房から左房に血液が流れ、左房の血液は大動脈から先ほどの
動脈管開存を通り、半分ぐらいの血液が肺に流れるのです。
後の半分は大動脈をそのまま流れてしまうので、
黒い血が流れるため、チアノーゼの症状がでるわけなのです。

勇樹には3つ悪い所があるのです。
動脈管開存は術後薬をやめれば閉じるそうです。
後は手術でよくなるはずです!
もちろん手術というのは閉じている肺動脈弁を開く事です。



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