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今回は、札幌の隣の江別の更に隣にある岩見沢市のお店を紹介します。このお店には、先月の温泉小旅行の帰りに立ち寄りました。南部家の「きじ丼」「南部家」は、札幌市の隣の江別市と岩見沢市の中間にあるうどん屋です。江別市から岩見沢市には国道12号線が通っています。国道12号線は札幌市と旭川市を繋いでおり、高速道路を除く一般道ではもっとも交通量の多い道路です。これだけ交通量が多いと、それなりにこの道沿いにファミリーレストランなどがありそうなものですが、不思議なことに昔から江別市と岩見沢市の間にはそれらしいお店がありません。しかも、最近だけの話ではなく、私が子供の頃からこのような状態です。そのような江別市と岩見沢市の間に、私が子供の頃から存在していた記憶のある食事処が、今回ご紹介する「南部家」です。このお店の存在は以前から知っていたものの、足を踏み入れたのは今回が初めてでした。(画像はここに移動しました。) 左上の写真がお店の看板です。国道12号線を走っていると北に向かって右側に、この看板が見えてきます。一般的に知られているのかどうかはわかりませんが、岩見沢の名物は「きじ肉」らしく、「きじ鍋」「きじ丼」がアピールされています。右上の写真がお店の概観です。これだけ見ると、普通のうどん屋に見えますね。左下の写真が、妻が注文したうどんです。スープがきじのだしということだったのですが、甘みのある濃厚な、大変おいしいスープでした。スープの喉に流し込んだ後、口の中にうっすらと脂が残るのですが、全くしつこくなく、旨みだけを残していくような、そんな印象がありました。右下の写真が、私が注文した「きじ丼」です。錦糸玉子ときじ肉、肉そぼろとしいたけの乗ったきじ丼の他に、そうめんの入ったお吸い物と、鶏肉とにんじんと大根の煮物、なすを甘辛く炒めたもの、お漬物が出てきました。きじ肉は締まっていて歯ごたえがあるものの、硬くはなく、普通に噛み切れます。鶏肉よりも引き締まった濃い目の味です。飼われている鳥を食べているというよりも、野鳥を食べているような、野性味を感じました。きじ丼はメジャーなお店では麻布茶房などでも食べることができますが、このお店のほうがお肉の旨みを強く感じました。鶏肉とにんじんと大根の煮物は薄い塩味で、きじ丼との味の濃さの違いが、いいバランスを保っていました。この組合わせだと、サラダのように思えるほどさっぱりしていました。なすを甘辛く炒めたものは、和風マーボナスのようで、しっかりとした味でした。そして、そうめんの入ったお吸い物。これは先ほどのうどんのスープと同様にきじの味がして、濃厚なスープでした。うどんの時よりも具が少なかったので、きじの味がより強く感じられました。おもちを入れてお雑煮にしたくなるような、これだけで飲むのがもったいなく感じられる汁物でした。今回の「きじ丼」は大当たりでした。この記事によると、このお店は「きじ鍋」もかなりいいようです。次回はこれにチャレンジしてみようと思います。今日 気になったものモグラ退治の決定版「ソーラーモグラー」地面に刺して低周波を発生させることにより、モグラを近づけなくする装置です。機能はともかく、昔のSF映画に出てくる地球を救う最終兵器のようなデザインがいいですね。当時、未来のものと言えば、みんなつるんつるんしたデザインになっていたのを思い出します。さらに、説明用の画像が、30年くらい前の少年誌に載っている科学記事の挿絵のような雰囲気なのも、心をくすぐります。
2005年05月14日
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年末に六花亭の大きなお店を訪れたら、大変気になるお菓子を見つけてしまいました。今回はこのお菓子をご紹介します。六花亭の「黒豆と栗のクグロフ」「黒豆と栗のクグロフ」は、その名の通り、黒豆と栗が入ったクグロフです。ケーキ地がそれ自身、結構しっかりとした甘さを持っていて、これだけでも十分おいしいクグロフです。そこにほんのりと甘い黒豆と、ブランデーの風味が漂う栗が入っています。甘ったるくはないけれど、かなり甘いお菓子ではあります。ホットミルクが欲しくなる、ほんわかとした食感で、洋風なのですが、どこか和風にも感じました。この「黒豆と栗のクグロフ」は、期間限定と言うことだったのですが、入っているのは黒豆と栗。もしかすると、正月向けの商品だったのかもしれませんね。ラインナップから消えないうちに、また買ってこようと思います。もう遅いかもしれないけど.....。今日 気になったもの恋する男の結婚情報誌 Stag & Groom 日本版 Vol.1年末に本屋の雑誌コーナーで見かけて、本来の意味と違う意味で面白さを感じて買ってしまったのが、この雑誌です。「恋する男の結婚情報誌」の名前からわかる通り、男性向け、花婿向け結婚情報誌なんです。見た目は結婚情報誌というよりは、ファッション雑誌なんですが、目次を見ただけで普通とは異なる雰囲気を感じます。「挙式に本気!」 ..... 普通は本気だと思うんですが。「オトコはプロポーズをキチンとする」 ..... してないんですか?挙式までのチェックリストに「過去の女を切る」みたいなことが書いてあったりして、なかなか楽しい雑誌です。これはぜひ、未婚/既婚を問わず、女性にも一度目を通していただきたい雑誌です。
2006年01月09日
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前回の日記に続き、今回もショルバーのスープカレーをご紹介します。前回訪れた時に、メニューに大変気になる名前を見つけたのです。おそらくは具の名前だと思うのですが、これは明らかに普通のカレーには入っていない代物なんですよね。ショルバーの「タチカレー」この「ショルバー」というお店を訪れたのは、これで2回目です。前回は、初めて来たということもあって、お奨めの「ラムカレー」を一番辛さが控えめな「マイルド」でいただきました。今回が「激辛」「ピリ辛」「スパイシー」「マイルド」の下から2番目、「スパイシー」に挑戦してみようと思います。今回選んだメニューは、前回とても気になっていた「タチカレー」です。「タチ」とは魚のタラの白子で、よく鍋物や汁物で食べます。お寿司のネタになることもあります。基本的に和食でしか出てこないものなので、まさかカレーにね.....と思ったら、出てきました。画像の下のほうに見えている、白くてうにょうにょしているもの、これがタチです。あまりにも普通の姿で出てきたので、ちょっとびっくり。「スープカレーに合うのだろうか?」と、頭上に?マークを浮かべつつ口に運ぶと、「あれ?」、意外に合います。タチは生ではなく、おそらく蒸されたものでした。そのせいか、表面が少し固めで、その表面の微妙なでこぼこにスープがうまく絡んでいます。なるほど、スープカレーも汁物と考えれば、相性が悪くないわけはないですね。ある意味、フォアグラに似たまったりとした食感が、刺激的なカレースープによく合います。この組み合わせはおいしいのだけど....、言ってしまおう、このカレーはとても辛い!今回食べたのは下から2番目の「スパイシー」だから、この上に「ピリ辛」「激辛」の二つがあるのに、とても辛く感じます。気分はまるでマラソン大会。辛さから来るさらさらとした汗に混じって、脂汗が出てきました。ごはんをおかわりして、辛さを薄めて、なんとか完食です。無事に食べ終えた幸せの余韻に浸りつつ、席を立ってレジに向かいました。「よく食べられましたね」とは、お店の方の言葉。確かに辛かったけど。私 「前回食べた時に、もう少し辛くてもいいと思ったので、一段上の辛さにしたんです。」二人、同時にしゃべりました。お店の方「だから、「ピリ辛」にしたんですね。」私 「だから、「スパイシー」にしました。」お店の方「............。」私 「............。」私 「え~っと、今回、「スパイシー」で頼んだんですけど......。」お店の方「少々お待ちください!」お店の方「「ピリ辛」になってました.....。」話を聞くと、辛さを伝票には数字で書き込むのですが、「3」と書いて丸で囲んだものが、達筆すぎて、「2」と書いてあったように見えたそうです。お店の方「「ピリ辛」と「スパイシー」では辛さが段違いなので、「ピリ辛」を頼む人はいないんですよ!がんばりましたね!」フォローされつつ、お店を後にしました。次回こそは「スパイシー」を食べようと思います。今日 気になったものマイ・パーソナルATM 昨今、ニュースで名前を聞くことの多いATMです。なんて、ATM型の貯金箱です。ポイントが高いと思ったのは、紙幣を貯金できること。なかなかないんですよね。また、入れたお金を判別して数えてくれるところもポイントです。硬貨については何円硬貨が入れられたかを判別して、今この貯金箱にいくら入っているかを表示してくれるそうです。残念ながら、紙幣については自分で金額を入力しないといけないらしいです。不思議なのは、これを複数個買っている人が多いということ。なぜに何個も.....。
2006年01月18日
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私が子供の頃、どこかの家を訪問する際に持っていくお菓子と言えば、千秋庵のお菓子でした。六花亭はまだ札幌ではメジャーではなく、チョコレートくらいしか見かけなかった記憶があります。そんな千秋庵ですが、最近は様々な菓子メーカーに押されて、ずいぶん見かける機会が減ったように思います。ですが、ふと子供の頃に食べた味を思い出して、つい食べたくなることがあります。今回はそうやって買ってしまったお菓子をご紹介します。千秋庵の「チョコレートオニオン」「チョコレートオニオン」、名前に「オニオン(玉ねぎ)」とありますが、材料に玉ねぎは含まれていません。「ジンギスカンキャラメル」とは違って、キワモノではないのです。 「チョコレートオニオン」の名の由来は、包み紙にあります。この包み紙が玉ねぎをイメージしているのです。では、なぜ玉ねぎをイメージしているのかというと、その昔、札幌は玉ねぎで有名だったからです。札幌の北東部に「丘珠(おかだま)」という地区があります。ここは昔から玉ねぎの生産で有名で、私が小学校の時には社会科の授業で「私たちの札幌」(だったかな?)という教材で「丘珠=たまねぎ」というイメージを強く植えつけられました。実際、6月くらいにこの地区を車で通ると、たまねぎの匂いがとても強くて、慌てて車の窓を閉めた記憶があります。「チョコレートオニオン」の外見は、この丘珠のたまねぎをモチーフとしています。その「たまねぎの皮」を剥いた状態が右上の画像です。周りをチョコレートでコーティングした、まあるいお菓子です。割ってみると、中にはカステラとりんごジャムが入っています。このカステラは割と淡白な味で、それがりんごジャムとチョコレートの甘さを引き立てます。カステラ、りんごジャム、チョコレートの組み合わせは、素朴で、懐かしい、昔ながら洋菓子の味です。「洋菓子の本場で10年修業して」というような言葉が全く頭に浮かんでこない、日本の洋菓子の味です。この御菓子には紅茶よりも日本茶が合います。昔と同じ味でいてくれたことが、私のはとてもうれしく、そしておいしく感じました。千秋庵のお菓子には派手さは少ないのですが、代わりにどこかほっとさせてくれるところがあるように思えます。もし、北海道のおみやげに迷うことがあったら、選択肢の一つとして考えてみてください。おまけ:チョコレートオニオンの写真を見ていたら、似たイメージの写真が他にあったことを思い出しました。そうやって引っ張り出してきたのが、右下の写真です。これは、4月に訪れた訪れたニュージーランドのホテルに住み着いていた(飼われていた?)猫です。まんまる具合が似ていませんか?今日 気になったものキャンドルのような優しい光!LED キャンドルLEDで色の変わるキャンドルです。本物の火を使うわけではないので、子供がいる家庭でも大丈夫ですし、近くに燃えやすいものを置いても気になりません。料理を並べる時に、冷たい料理が温まってしまうことを気にしたり、こげてしまうことを気にしなくていいのがうれしいです。
2005年06月02日
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