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パリ&ロンドン旅行の4日目(5/29)はロイヤルバレエのトリプルビルを観ました。レ・シルフィード、センソリウム(マリオット新作)、火の鳥のうち火の鳥がすばらしくて、鳥肌ものの舞台でした。翌日5/30はとくにチケットも買っていなくロンドン最後の夜はおとなしく過ごそう思っていたのだけど、火の鳥が気に入ってもう1回観たい衝動に駆られ、ホテルに戻ってからホテルのPCでチェックしたらロイヤルのHPでなんと1枚だけチケットが残っていたので、もう1回観てしまいました。まずレ・シルフィード。レ・シルは生舞台を見るのは2回目、1回目は東京バレエ団の2007年のディアギレフプロ。この東京バレエ団の公演で見てとても素敵な演目だと思っていたし日本であまり観られないのでので、期待大でした。しかし、これもジゼル以上の期待はずれ・・・コールド&ソリスト共にロマンチックバレエとは言い難いもので、肩からアームスのなだらかなラインがなく動きが美しくない・・コールドももちろん揃っていないし・・・まあ、ジセル2幕があれだから、レ・シルだけ綺麗ってのは考ええられないけど。そんな中で、ユフィ@プレリュードだけがちゃんと正統派ロマンチックバレエを踊っていた。けど・・・ユフィちゃんお化粧がすごく濃くて一人だけ浮いてるのよ。口紅もチークも真っ赤で、めちゃくちゃ違和感(>_
2009.06.30
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いい加減記憶も薄れてきたけど、一応・・オンディーヌの都さんすばらしかったですよ。「プルーストの失われたときを求めて」の日本人の多さに負けないくらいの日本人比率。録画撮りがあるといううわさは聞いていたけど、客席の上手前方ブロックをつぶして2台、下手前方ブロックに1台、ストールズサークルには4台のカメラが設置されていて物々しい雰囲気。幕が開いて都ちゃんのシルエットが見えると会場から暖かい拍手が沸き起こって、感涙。ワトソン@ハンスもよかったけど、海底王のリッカルド(ファーストソリストもめちゃくちゃかっこよくて、海底のコールドも綺麗でした。オンディーヌを追って海底王と戦い、海底王の許しを得るにも関わらず結局元カノと結婚しようとして、オンディーヌからしの口付けを与えられる・・流石、ロイヤルバレエ!演劇性も高くて物語に吸い込まれていく。都さんは1幕から結構出ずっぱりで、まさに水が流れるように留まることなく踊っていてこんなに踊れるなら、まだまだ他の全幕バレエも踊れるのではと思う!でも、なんだか何時もの感じと違うなあ・・。その理由に物語終わりごろに気がついてゾクッとしました。「オンディーヌは人間じゃなく精霊」なんだか不思議な感じがしていたのは魂がない精霊を演じていたから・・。きっとそうだと思うのよね・・きゃ~!すごすぎ。ロンドン&パリ旅行中、あまりに沢山のバレエを見て昼間も忙しくしていたし、もう大分経つので記憶も薄らいでいて、細かくは覚えていないけど、録画されているので、いつか見れると思います。楽しみです!
2009.06.28
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そういえば、先週エスメラルダを観てきました。知り合いが出ていたので・・・エスメラルダ全幕は初めてみて、物語も初めて知りました。どちらも、救いがたい悲劇であることは変わりないけど、ノートルダム・ド・パリとは全然違うストーリーなのね。不法滞在していた詩人の死刑を救うために、詩人の結婚相手を自ら申し出たエスメラルダそのあとフェビスと恋に落ちるけど、フェビスには婚約者あり。婚約パーティに呼ばれて踊りを披露するエスメラルダだけど、フェビスに気が付きちゃんと踊れない。(なんか、バヤデールのニキヤみたい・・)エスメラルダとの浮気を婚約者に気づかれ、逃げるエスメラルダ、あとを追うフェビス、それを観た司祭フロロは嫉妬のためフェビスを刺し殺すけど、エスメラルダを婚約者に仕立てあげる。フェビス殺害の罪でエスメラルダ処刑・・・なんと・・悲しいお話・・・正直コールドの踊りとかあれだったけど、エスメラルダの演技はなかなかで、物語に引き込まれました~。エスメラルダ:佐藤圭、フェビス:秋元康臣よくガラで見るエスメラルダのGPDDはガラ用に振りつけられたもので、全幕の中ではタンバリンを持て踊るエスメラルダのヴァリエーションはありません。でも、2幕の婚約パーティでディアナとアクシオンのGPDDがあります。アクシオンはサレンコが踊っていたけど、見たこともない回転技を入れたマネージュをしていてぎょっとしました・・会場は沸いていたけど私は好みじゃないです・・なんかちょっと大味な感じで・・でも、エスメラルダ全幕という貴重な公演楽しめました。
2009.06.28
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今日はバレエ鑑賞デーで、昼から世界バレエフェスの秘蔵記録映像上演会に行き、そのあと新国立劇場のコッペリアのソワレ公演に行きました。世界バレエフェス第1回は1976年という、はるか昔のことだけど、さすが、バレエフェスの中でも特に際立った方々の映像とあって、現在のトップレベルと比べてもまったく遜色ないというか、歴史上の人物の偉大さをひしひしと感じさせられる上演会でありました。8月を前にして、もうバレエフェスを観たかのような興奮感!でも、一つひつつの演目がGPDD全部じゃなくハイライトなので、「おーっ」と思った瞬間にブチっと切れて次の曲になるので、観ていてストレスが溜まりそうになるのだけど、ストレスに感じる暇もなく次の曲に引き込まれていく!なんだかジェトコースターみたいな、すごく密度の濃い上演会でありました。特に素晴らしかったのは、プリセツカヤの「レダ」の中での瀕死の白鳥のシーン、あのアームス!ボレロのジョルジュ・ドンジョイス・クオーコのオディールの超絶技巧、パトリック・デュポンのバジル、やんちゃ過ぎ!マチューの両親の失われた時を求めて、カルフーニの驚くべき甲。クラン・パ・クラシックのルグリ、1988年ってことは20年前!1988年第5回の全幕プログラム白鳥、主役だけでなく主要人物すべてをゲストが踊り、主役も各幕で交代!特にギエムのオディール、ルグリの王子、ロシアのPdd、あとデュポンの道化。こんな全幕プログラムを毎回やってほしいものです~。あと、オネーギンのマリシア・ハイデ、フェリのマノン寝室Pddでしょうか!フェリのレッグラインは絶品です。2003年、2006年のもたくさんあったけど、この回はすべて見ているのでできれば古いのをもっと見たかったかも。こんな秘蔵映像があるなら、もっと上映会を定期的にやってほしいものです。
2009.06.28
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おもしろかったです~。文句なしに!コールドも茶目っ気たっぷりだったし、ルイジ@コッペリウスは草刈民代のさよなら公演の時に観ていて想像はしていたものの、改めて全幕で見てみると、本当に面白い!タマラ・ロホ、少しほっそりした様な気がするし、これまた茶目っ気たっぷりのスワニルダで、特にコッペリウスの館での演技に大笑い♪全体においてサラ~っと踊っているように見えたけど、技はどれもかなり高度。カレーニョ@フランツもさらっと、大技をこなし、あっという間に最後のコーダで終了。あー楽しかった。久々に楽しい舞台でした。フランツ役にはカレーニョはちょっとお歳かも・・・とも思うけど、大好きなカレニョ&ロホなので全く気にしません!最近レッスンの調子も悪く、バレエへの情熱も下がり気味だっけどまたモチベーション上がりましたよ~♪
2009.06.28
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ロンドン到着の初日に見たのはベンジャミン&コボーワトソンのジゼルでした。(以下、毒舌ですみません・・)あんまり思い出したくない舞台です。ジゼルでこれほど感動しなかったのは初めて。寝不足だったからかなあ・・ベンジャミンったらテクニシャン系なのはわかるけど、あまりに元気すぎて、狂乱シーンでさえ絶対死にそうじゃなかったのに急にばたっと倒れてあれ?死んじゃった・・って感じで1幕終了。気を取り直して2幕。と思ったら、こんどはコールドが元気すぎて・・まるで日本の某バレエ団の白鳥コールド並みの激しい動きで、がっかり。私思うんですけどコボーワトソンって絶対貴族に見えないよね??平民同士でジゼルとちょうど良いじゃんっ、って思っちゃう。しかも2幕のヴァリエーションの良い所で転んでしりもちつくし・・プリンシパルでも転ぶ事くらいあるかもしれないけど、転んだ後普通にすたすた歩いて次の音から踊り始めるところがあまりにプリンシパルらしくなかったのよね。舞台の上で単なる普通の人にならないで欲しい!!ロイヤルのジゼルはその日が落ち日。折角ロンドンまで行くならジゼルも見たいと思い、落ち日の日程にあわせて、ロンドン→パリ→ロンドンという旅程にしたけどこれだったら直接パリに入って成田→パリ→ロンドンってすればもうすこし余裕のある旅行になったのに!ロイヤル・バレエの演劇性の高さがとても好きで、ジゼルだったらきっとドラマチックなものが観れると期待しすぎていたのがまずかったのかもしれません。とほ・・
2009.06.22
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仕事のスケジュールは毎年5月は暇なはずなのに、今年はスケジュールがずれ込んでパリ&ロンドン旅行前後のスケジュールが滅茶苦茶タイトになってしまい、先週まで全く余裕なく生活していましたが、やっと少し落ち着いたので、今更ですが、ちょこっとだけ感想を・・まず、「プルースト-失われた時を求めて」。なんだか難しそうなお話だし、DVDを観ても話の流れが掴めず、しかもコンテだし楽しめるかどうか不安でしたが、かなり気に入りました!おもしろかったです。予習用に、モードに見るプルスト「失われた時を求めて」を読んでみました。この本、時代背景やら当時の社交界、「失われたときを求めて」の主要な登場人物の人物像が解説されていて、作品全体のイメージがかなり膨らみました。登場人物のモデルとなったとされる人物の写真も沢山載っていて、ますますイメージが膨らんで、バレエ鑑賞への期待が膨らんだのでした。そして当日オペラ座に着いてからびっくりしたのは日本人の多さ!ルグリ目当てなんでしょうか?こんなに日本人だらけのオペラ座ははじめて見ました。キャストは、アルベルティーヌ:シアラヴォラ若きプルースト:モロー モレル:ビュリヨンシャルリュス:ルグリサン=ルー:マニュネゲルマント公爵夫人:ロンベールジルベルト:フルステほんの数日前に引退公演を終えたルグリが演じるシャルリュス男爵は上流社会に君臨して完璧なモーで身を包み権力を誇示しているという点は、まさにルグリのイメージだけれども、同性愛という二重性があり、それで身を滅ぼしていく・・・なんとも奇妙な役柄ですが、捨て身の演技というか、失墜していく様子をものすごくリアルに演じていて生で観て愕然としました。好き嫌いの分かれる演目だと思いますが、プティはどうしてこれをバレエ化しようと思ったんでしょうねえ・・ロンベールも、いかにもブルジョワから伸上がったって言うイメージではまっていたし、ビュリヨンの裸体も、目の保養になったし(^^)全体に本当に楽しめました。そして、エトワールに成りたてのシアラヴォラがこれまた素晴らしくて!特に、アラベスクで上げた足のラインは天下一品でした。もっと早くエトワールになれればよかったのにね・・・でも、今回シアラヴォアが観れたこはとても嬉しかったです。
2009.06.22
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旅行から帰ってきた後、仕事やらバレエやらでめちゃくちゃ忙しくて、ブログ更新がまったく出来ていません・・もう、だいぶ記憶も薄れてきたような・・・気持ちは焦るけど、悩み事もあり、なかなか記事のアップにまで気力が及びませんでした。悩み事とは、発表会のソロ演目・・かなり悩んだ末、私らしくないロマンチックバレエにチャレンジすことにしました。周りには「え~!!」と言われてますが、この機会を逃すと踊ることもなさそうな気がして、やってみることにしました(^^)でも大好きな曲なので楽しんで踊れると思うし、ロマンチックチュチュで隠れるので、ひざが曲がってるのも気にせず踊れるし(?)。本番まで長丁場だけど、完璧なロマンチックバレエの世界を目指してがんばります~♪
2009.06.14
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一昨日無事帰ってきました。ロンドンもパリもすばらしい初夏の天候に恵まれました。っていうか、ほぼ真夏な感じで・・暑かったです。恐れいていたインフルエンザ騒ぎも帰国時にはすっかり下火になっていて、検疫も超簡単で、出国時もそうだったけど帰国時も空港で誰もマスクもしておらず、拍子抜けなくらい。(笑)バレエは、毎日鑑賞しました!都ちゃんのオンディーヌもすばらしかったけど、パリ・オペの「失われたときを求めて」とロイヤルの「火の鳥」がとてもとても素晴らしくて、火の鳥は1回しか見る予定は無かったけど、ついついもう1回見てしまい合計5公演堪能しました。ポートベローではアンティーク・ティカップを3客ゲット出来たし、ヴィヴィアン・ウエストウッドの素敵なワンピースも買って、レッスンもパリとロンドンで1回づつ受けられて、満喫できました!それに、最近恒例になっているkazumiさんとのパリでの☆付レストランでのお食事(*^_^*)そして今回は観光も頑張ってしました。折角お天気が良かったので、足をのばしてキューガーデンまで。楽しかったですが、余韻に浸ることも無く今日からまた札幌出張です(^_^;)でもまだボーっとしていて、明日お客さんのところでちゃんとできるか不安だったりします~*では、詳細はぼちぼち書いていきたいと思います!
2009.06.03
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