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コタ&こたplusサチイブ お気楽DAYS
ストーリー
第1話
勝海舟暗殺計画
記念すべき第1話。
舞台は江戸時代末期文久の江戸桶町。
北辰一刀流本家千葉道場ならぬ、分家小千葉道場には、二人の居候がいた。
土佐出身の浪人(=プー太郎)
坂本竜馬
と
近藤長次郎
(通称饅頭屋)。
道場の主は、本家千葉周作の弟・
貞吉
。趣味は発明で、道場は息子の
重太郎
と娘の
さな
に任せている。
ある日、
清河八郎
という男が開く自己啓発講習会(?)があり、感化された
重太郎
を先頭に、
勝海舟
を討ちにいく竜馬たち。
勝
の家にいくも、
勝
は女郎屋にいりびたるだらしない男だった。
★ここに注目!
・
「〇〇と呼ばせてください!」
⇒
清河
の講習をうけた
重太郎
が、
清河
に言った言葉。以後
重太郎
の口癖(悪い癖)となる。
・
相模屋
⇒
勝海舟、千葉貞吉、近藤勇
の行きつけの女郎屋。品川に実際にあった。
・
ビクトリー
⇒
勝
の家の前にあった看板。もちろん「勝(勝つ)」と、「Victory(勝つ)」をかけている当時の日本人にはしらけるどころか、さっぱり理解できないシャレ。
第2話
人斬り以蔵奪還作戦
同郷の仲間・
岡田以蔵
と再開した
竜馬たち
。
しかし、
黒駒の勝蔵
は、京の都で聞いたウワサの凄腕の剣士『人斬り以蔵』が、彼ではないかと話す。
人斬りかどうかは別として、攘夷運動をしていたという
以蔵
に、
竜馬
は自分達と楽しく小千葉道場で暮らそうを誘う。
が、
以蔵
は、土佐勤皇党
武市
の息のかかった
清河
から、アメリカ公使ハリス暗殺を持ちかけられ、
竜馬たち
の心配をよそに、ハリスのいる場所へ走る。
ハリスを発見し、斬りつける
以蔵
。
しかし、そのハリスは、回り道してハリスに変装した
竜馬たち
だった。
竜馬
は「人斬り」
以蔵
を受け止め、「昔のようにおもしろいことしようや」と誘うのだった。
★ここに注目!
・
鉄腕アトム
⇒寝癖のひどかった
竜馬
のヘアスタイルをのぞき見て日記にその容姿を書き記した男は、かの手塚治のご先祖だった!?
手塚治は、倉庫でその日記を発見し、その
竜馬
の髪型から鉄腕アトムを生み出した。(ウソに決まっている)
・
紙切り以蔵
⇒紙切り職人技のうまい
以蔵
は人斬りと呼ばれる前はこう呼ばれていた。子供には大ウケ。
・
ハリス
⇒アメリカ公使タウンゼント・ハリス。
以蔵
が彼を斬るのを止めるため、
竜馬たち
は
勝
の話す外人像をヒントに、ハリスの身代わりになるため変装する。
しかし、
竜馬たち
の解釈では、その変装は、明らかに外人から・・・というより、人間からかけ離れたものだった。
以蔵
も
以蔵
で、それを本物のハリスと間違えるし(笑)
第3話
ああ、暁のエゲレス公使館その1
小千葉道場に居候する
勝
が、おもしろいものを見せるという。
それは、西洋の絵画・印象派マネの『草上の昼寝』。当時のルネッサンス絵画は、ほぼ女性が裸体だったが、もちろんそれも女性のみ裸体。
竜馬
を引きつけたのはまさにそこだった。
竜馬たち
も、その絵のように御殿場でのピクニックを計画する。
ところが、となりの部屋の長州藩が攘夷のため狙っていたのは、その御殿場にある「エゲレス公使館」だったのだ。
爆破するための焼玉(爆弾)を用意したのは、何を企んでいるのか
清河八郎
。
その焼玉を、どこをどうすれば間違えるのか、
さな
の作ったおにぎりと思いこみ食べてしまった
近藤勇
を人間爆弾として利用する為、
高杉晋作たち
はいざ「イギリス討つべし!くたばれ幕府!」と近藤を連れて公使館へ向かってしまう。
夢のようなピクニックを実現させる為(近藤を助けるのも一応)に、
竜馬たち
は
高杉たち
の後を追う。
しかし、「裸の女性」が
竜馬
の目的と知るや、
高杉
は「好きなだけ女を抱かせてやる」といい、
竜馬
はあっさり
高杉たち
の味方につく。
しかし・・・
★ここに注目!
・
ピクニック
⇒
勝
によると、日本語では「野遊び」のこと。
女性はなぜか裸でなければならず、みんなで「おお、ブレネリ」を歌うのが慣わしだとか。
なんのこっちゃ。
・
エゲレス公使館
⇒当時実際に長州・
高杉晋作
らにより焼き討ちされたイギリス公使館。
このときの恨みかどうかしらないが、長州藩は下関戦争でイギリスにコテンパンにやられている。
・
殿様ゲーム
⇒「王様ゲーム」江戸時代版。
相模屋で大騒ぎしていた
竜馬たち
がやっていたゲーム。
あまりにうるさくて、隣で焼き討ち計画にピリピリしていた長州の輩に怒鳴られた。
第4話
ああ、暁のエゲレス公使館その2
高杉晋作たち
のエゲレス公使館焼き討ち計画に協力することにした
竜馬たち
。
しかし、公使館は幕府外国奉行率いる役人に囲まれていた。
高杉たち
の計画が幕府に漏れていた。
またもや
清河
の陰謀だったのだ。
なんとかここを切りぬける為、
竜馬
は相模屋にいる
勝
を呼ぶことにする。
多くの役人の囲いを破って
勝
の元に急ぐ
以蔵
。
勝
は公使館に抜け穴があることをジェスチャーで知らせる。
抜け道から逃げ出す
高杉たち
。しかし、
竜馬
と
以蔵
は、それぞれほれこんだ西洋の美術品ミロのヴィーナスと甲冑を一緒に持っていこうとする。
そして、役人が踏みこむ直前、
竜馬
は西洋の便器で用を足したいといいだし、葉巻を吸いながらトイレへ。
その葉巻をトイレに流したとたん・・・・
ドッカ~~~ン
。
トイレに行った
近藤
の体からでた焼玉に火がついた。
努力(?)むなしく、あわれエゲレス公使館は焼け落ちてしまうのであった。
★ここに注目!
・
ミロのヴィーナス・西洋の甲冑
⇒ご存知両腕のない上半身裸の女性の像と、甲冑(鎧)。
もちろん
竜馬
が見逃すはずがない。
そして
以蔵
も「この男、隙がない・・・」といって鎧に武士道を見たのか、公使館からの逃亡の際、2人ともそれらを運び出し、その後小千葉道場に展示された。
・
上海
⇒
竜馬
が長崎から船に乗っていった場所は上海だった!?
そこで上海遊学中の
高杉
と、レストランで相席になったらしい。
しかし、当時春巻きを耳にはさんだ
竜馬
はずーっとそこが博多だと思っていた。
・
ジェスチャー
⇒公使館に入れてもらえない
勝
が、
竜馬たち
に抜け穴の存在を伝えるためにやったジェスチャー。
伝えたいのは、絵図面のバッテン【×】が抜け穴だということ。 バッテンを伝える為に、皿うどん→ちゃんぽん→長崎→ばってんといややこしいジェスチャーをした。
第5話
アームストロング砲をぶっぱなせ
居候の身で、ただ飯を大量にくらう
竜馬たち
。
公武所(国営の道場)へ生徒が流れ、どうも道場の食費どころか、家計自体があぶないらしい。
どうしたものかと思案していた
竜馬たち
の所に、
清河
が「一晩で25両」の大仕事を持ちかけてきた。
それは、一晩だけ『アームストロングさん』を預かること。
何もしないで居候しているのが申し訳なく思っていた
竜馬
は、怪しいのは承知で、
清河
の仕事を受けることにする。
その晩やってきた『アームストロングさん』は、なんと大砲・アームストロング砲だった。 道場に迷惑をかけないために受けた仕事が思いっきり迷惑をかけることになってしまった
竜馬たち
。
重太郎たち
にバレてしまった上に、本家の跡取りボンボン・
道三郎
がやってきた。
小千葉道場の経営を、本家と統合するためにやってきたのだった。
イヤミなおぼっちゃん風の
道三郎
が気に食わないものの、経営難なのは事実。
道場を取られないために、
道三郎
とあるカケをする
竜馬たち
。
「大砲なんかを目の前でぶっぱなされても、全く動じない」という
道三郎
に、「もし、大砲を撃って腰抜かしたりしたら、おとなしく帰ること」と約束させ、あずかったアームストロング砲をぶっ放すのであった。
もちろん腰を抜かした
道三郎
。アームストロング砲も使い古しでバラバラに崩れてしまった。
★ここに注目!
・
天守閣の屋根
⇒アームストロングさんについて
竜馬
が
勝
に聞きに行った場所。
竜馬たち
がよく道場の屋根に上っているのをみて、
勝
もやってみたかったらしい。
・
アームストロング砲
⇒イギリスの軍艦に乗せてあった大砲。
欠陥がみつかり、使われなくなった中古品を
清河
が売りさばこうとしていた。
・
屋根の穴
⇒
道三郎
とのカケのためにアームストロング砲をぶっ放したときに、照準が定まらず、上に向けて撃たれたためにできた穴。
第6話
次郎長一家をやっつけろ
やはり経営難な小千葉道場の負担を少しでも減らそうと、町の写真屋でバイトを始めた
竜馬たち
。
当時写真はまだ普及しておらず、早死にするというウワサが先行し、なかなかお客が来なかった。
そんな中、ヌード写真集販売をもくろむ
竜馬
であった。(懲りないヤツ)
なかなか客足が伸びないので、店先に見本の写真を飾ろうと計画する。
「いめぇじきゃらくたぁ」
としてまず選ばれたのは、
勝
。
勝
はアメリカで写真を撮ったことがあるので、ウワサなど気にしない。
しかし、
勝
の写真を飾ったとたん、
勝
が犬に噛まれるという不幸に見舞われてしまった。
おかげでウワサにさらに事実性を上乗せしてしまい、さらに客は来なくなった。
もう一度、別の人物で見本の写真を飾って挽回しようということで、いろいろ回った結果、
勝蔵
が喜んでモデルになってくれることに。
ところがどっこい、
勝蔵
といえば、次郎長一家に追われる身。
竜馬たち
がそれをすっかり忘れていたら、店頭の
勝蔵
の写真を次郎長の子分・大政、小政が発見!
勝蔵
はみんなに迷惑を掛けないよう、一人で果し合いに向かう。
そして
竜馬たち
、
近藤たち
、ついでに
勝
までも
勝蔵
の手助けに向かうのであった。
斬り合いになる
竜馬たち
。
そこへ写真屋店主
下岡蓮杖
が大型カメラに見せかけたハリボテを持って乱入してくる。
写真の悪いイメージを逆手にとって大政たちを追い返すことができた。
★ここに注目!
・
春画
⇒ヌード写真集の絵版。
竜馬たち
が作ろうとしていた正真正銘写真集。
ヌード写真集のルーツはここなのか!?
・
牛の頭
⇒アンモニアを発生させるために使っていた牛の頭。
昔はなんでもナチュラル志向(?)だったのよね。
・
片金之助
⇒
勝蔵
と清水一家の果し合いに助太刀に行った
勝
のニックネーム。
昔犬に噛まれて、タマタマの片方を取られているので、片金之助。
世間体があるので、匿名で助太刀に参加したいという
勝
。
持ってきたピストルは、弾を戦闘開始以前に使いきってしまい、役に立たなかった。
第7話
文久二年のフランケンシュタイン
板で波乗りを楽しむ
竜馬たち
は、浜辺に倒れる
大男
を拾った。
全身刃物で切られた皮膚を縫ったような跡があり、言葉も発しないアヤシイ男だったが、
竜馬たち
にはやたら親近感のわくキャラクターであった。
竜馬
の5尺8寸もあったといわれる姉・
乙女
になんとなく似ているのだ。(輪島大士だぞ?)
またもや厄介事を持ちこんでしまった
竜馬
。
その
大男
の持っていた外国語の本を訳したという蘭法医を勝が連れてくる。
その男の翻訳によると、その
大男
は、死体の使える部分だけをつなぎ合わせてできた人造人間だという。
勝たち
は知らなかったが、その蘭法医は
高杉
と通じていた。
高杉たち
は、
故吉田松陰
をその本に載っていた方法で蘇生させようともくろんでいたのだった。
道場に
松陰
の遺体を運び込み、蘇生の準備を始める高杉達。
なにやらおもしろそうと好奇心いっぱいの
貞吉さんたち
。
そして、雷のエネルギーをつかって、
松陰
をよみがえらせるときが来た。
避雷針に落ちる雷、道場に四散する電撃
しかし、
松陰
は息を吹き返さなかった。
落胆する
高杉
を慰める
竜馬
。その隣に「今年はは何年ですか?」と聞く男が。
なんと行き帰った
松陰
!
高杉
と
重太郎
は感極まり、喜ぶ。
しかし、どうも
松陰
の様子がおかしいと判断した
竜馬
と
さな
。
松陰
は生きかえったものの、記憶があいまいで、自分がなにをしていたのかさえおぼえていない、
ただの気の抜けた男となっていたのだ。
そこへかけつけた
桂小五郎
の言葉「
松陰先生
は死んでこそ意味があったのだ」
と。 それはただ安易に尊敬する
松陰
を生き返らせればと思っていた
高杉
にショックを与えた。
落ちこむ
高杉
、困惑する
松陰
を見かねて、
竜馬
は、
大男
と
松陰
をメリケンの船で渡米させようと計画。
勝
の計らいでメリケンへ行けることになった二人。
大男
は、紙切りで気のあった
以蔵
と、自分を見捨てなかった
竜馬
に感謝するのであった。
★ここに注目!
・
清河の内職
⇒ずばり番傘の紙貼り。(番傘とは、鬼太郎にでてくるカラカッサみたいな昔の傘のこと)
よっぽど服装にお金を使いすぎて貧乏なのか?
・
波乗り
⇒便所の扉みたいな、雨戸みたいな辺鄙な板で波に乗るスポーツ。
今で言うサーフィンだな、うん。
・
フランケンシュタイン
⇒イギリスの女性作家シェリーの書いた人造人間ストーリー。
年代的にはあっているようだが・・・実話だったの!?(笑)
第8話
荒木三太夫ラグタイムバンドその1
また新しい職探しをしに職安に行った
竜馬たち
割のいい仕事の求人があったが、同じように職探しをしていた
近藤たち
に持っていかれてしまう。
おまけに
饅頭屋
は実家から戻ってくるように手紙が来る
自分も国に帰るのにいい時期かも知れないと思った
竜馬
。
しかし、脱藩した
竜馬たち
は、そう簡単には国に帰れない。それを知らずに
竜馬
は軽い気持ちで脱藩してしまっていたのだった。
自分はこのままでいいのか、不安になる
竜馬
は、相模屋に行き
夢路
に相談する。
そこで
竜馬
は、
夢路
がメリケンの客にもらったオルゴールを聞く。気に入ったのは「傷だらけのローラ」。
一方そのころ、相模屋をやめた
勝蔵
は、飲み屋で意気投合した
小島四郎
を連れて道場にやってきた。
ぜひ
小島
と
竜馬
を会わせたいという。
国に帰るために、
勝
に自分の脱藩を帳消しにしてもらうのに、土佐の殿様に口ぞえしてもらえるよう頼む
竜馬
。
自分探しに悩む
竜馬
のために、勝がみせたのは、外国の楽器からなるブラスバンドの演奏だった。
今まで見たこともない楽器に、リズムの違う音楽。
竜馬
は感銘を受け、影で攘夷派がバンド襲撃の機会を狙っていることにも気付かず泣きじゃくるのだった
またまた
竜馬
に会いにきた
勝蔵
と
小島
。
なんと二人は、倒幕のために挙兵するというのだ。話を聞いた
重太郎
はまたまた病気が出て「同志と呼ばせてください」とその話に乗り、
饅頭屋・以蔵
も乗る。
竜馬
に頼らず自分でやり遂げたいと思う
重太郎
は、
勝蔵
と
小島
の頼みで、
清河
に武器の斡旋を頼む。
道場に戻った
竜馬
は、バンドでかせぐことをみんなに提案するが、
以蔵
と
饅頭屋
は、あてのない
竜馬
の計画に乗らず、
勝蔵
と
小島
の話に乗ることに。
初めて
以蔵
と
饅頭屋
に拒否された
竜馬
。
清河
が持ってきた武器調達の方法は、江戸城倉庫に忍び込み、メリケン密輸船のを幕府が保管している武器を盗み出すというものだった。
計画を練り、江戸城侵入を企てる
重太郎・以蔵・饅頭屋
。
とうとう別々の道を行くことになる
竜馬
。
あくまでバンドにこだわる
竜馬
は、道場をライブ会場にし、ライブを開く準備を始める。
会場の準備中にバンドのメンバーには神社で待機してもらっていたのだが、見張りを誰もつけなかったために、攘夷派にバンドが襲われ、楽器とメンバーの腕をボロボロにされてしまった。
責任をひしと感じた
竜馬
。
勝
にも叱咤される。
そこへ武器を盗んできた
重太郎たち
が戻ってくる。
その箱を開けると、なんと中身は武器ではなく、バンドに使う西洋の楽器だったのだ
そう、また
清河
にだまされたのだ。
★ここに注目!
・
大奥の畳替え
⇒職安で求人募集していた仕事。
竜馬たち
が狙っていたのに、ちょっとしたすきに
近藤たち
に先に取られてしまった。
やっぱり今と一緒で早いもん勝ち!?
・
インダストリアル・レボリューション
⇒直訳すると「産業革命」
当時のイギリスからでた機械による大量生産からおこる革命。
・
シュビドゥバ
⇒
貞吉
用語。バンドのライブのことらしい。
第9話
荒木三太夫ラグタイムバンド続き
重太郎たち
が誤って盗んできた楽器を使って、みんなでバンドを始めようとする
竜馬
。
一方楽器と、武器調達のために
小島
に借りた借金だけが残り、その金を持ち逃げした
清河
が見つからず、いらだつ
重太郎たち
。
そんな
重太郎たち
に、
竜馬
はバンドで借金返そうと持ちかけたが、そんなわけのわからないことには関わっていられないと突き放す。
竜馬
は
近藤
と
沖田
も誘う。
近藤
は公武所の師範の試験があるため断るが、
沖田
は乗り気で道場にやってきた。
暗中模索状態の
重太郎たち&竜馬たち
。そこへ
勝
は、ある男を連れてくる。
その男は、
重太郎たち
が盗みに入った倉庫の番人・
荒木三太夫
。
三太夫
はお手うちになるところを
勝
に助けられてきたのだった。
勝
は、
三太夫
に、「
竜馬たち
にバンドを教えてやってくれ」と頼み、
三太夫
はそれを受けるのだった。
小島
が再びやってきた。貸した金を返してもらいたいという。
とにかくお金を作らなくてはならない
重太郎たち
。
竜馬
のバンドでガッポリ計画に乗ることにした
重太郎・饅頭屋・勝蔵
。
以蔵
はあくまで侍であり続けることにこだわる。
三太夫
の指導の下、バンド編成と練習に励む
竜馬たち
。
リズム感のあまりのなさに、はずされる
貞吉
、逆にリズム感を買われてスカウトされる
近藤
。
そしてやっと捕まえた
清河
を、
以蔵
が斬るのを
竜馬
はバンドのために助け、
清河
もバンドに入ることに。
オールメンバーでバンドの練習を始める
竜馬たち
。
それでもやはり付け焼刃。音がまとまらない。
「下手なりに上手く聞こえるすべ」を訪ねる
勝・竜馬・夢路
に、
三太夫
は「ピアノとウッドベース・ドラムがあればなんとかなるかも」という。
ドラムとウッドベースはまだ城の蔵の中にあるというが、ピアノというものは日本にはない楽器だった。
発明家
貞吉
に、図面どおりにピアノを作ってもらったものの、そのピアノは1音しかでない使えないピアノだった。
どうにかしてピアノを調達したい
竜馬たち
。
夢路
は他の発明家に心当たりがあると言って、
竜馬・以蔵
を連れて加賀の国(石川県)へ行く。
夢路
の言った発明家・
大野弁吉
はなんと
夢路
の父親。
10年ぶりの再会に話に花をさかせる親子。
ピアノを作ってくれという
竜馬たち
の頼みに、
弁吉
は、すでにピアノ作って棚がわりに使っていた正真正銘のピアノを譲るのだった。
新しい楽器をそろえ、あらためてバンド編成を行う荒木三太夫ラグタイムバンド。
★ここに注目!
・
竜さんとゆかいな仲間達
⇒
竜馬
が考えたバンドの名前。
あまりの寒さに相模屋の室内に吹雪が舞い込む。
・
薪割り
⇒殺伐とした
以蔵
に
弁吉
が頼んだ一仕事。
最後には屋根より高く積まれるまで割り続けた
第10話
荒木三太夫ラグタイムバンド続き
「ぴあの」もそろい、本格的に練習に励み出す
竜馬たち
。
なかなか音が合わない
竜馬達
を
三太夫
はへたくそ!とののしる。
ボディーガードとして練習に突き合わされていた
以蔵
曰く
音がバラバラ。
そんな
以蔵
も、ウッドベースに男を見たか、
バンドのメンバーの一員として練習に参加する。
★ここに注目!
・
⇒
・
⇒
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