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コタ&こたplusサチイブ お気楽DAYS
Episode21~25
◆◇◆Episode21:反逆者◆◇◆
試練の間の重い扉を開けると、そこには
シーモア
老師がいた。
そして、祈り子と対面したのか、
ユウナ
が出てきた。
自分一人で何とかしようと思っていたのだろう。
試練の間に旅行公司で待っているはずのみんながいるのを知った
ユウナ
。
「どうして(来てしまったの)!?」
「
ジスカル
のスフィアみたぞ!」
ティーダ
が答える。
「(ジスカルを)殺したな?」
「それが何か?」
アーロン
の問いを、
シーモア
老師はこともなげに流す。
そんな
シーモア
老師に
ユウナ
は宣言する。
「あなたを止めに来ました。」
相容れないことを知った
シーモア
老師は、
ティーダ
たちを抹殺しようとする。
シーモア
老師は、自分の野望の為に
ユウナ
ではなく
『大召喚士の血を引く資質』が必要だっただけなのだ。
しかし、
ティーダ
たちのほうが上であった。
ユウナ
たちに倒され、
シーモア
老師は息を引き取る。
(←弱っ)
そこへ異常に気がついた
トワメル
らグアド族が入ってくる。
族長
シーモア
が
ユウナ
たちの手によって葬られたことを知った
トワメル
は
異界送りをしようとする
ユウナ
たちを止め、
「反逆者の手は借りない!!」
といって、
異界送りをしようとした
ユウナ
を拒絶する。
反逆者といわれ、その場で崩れる
ユウナ
。
アーロン
は先に手を出したのは
シーモア
だから気にするなというが、
エボンの老師を理由があるとはいえ殺してしまった、
寺院の反逆者とされてしまった・・・
このことは、
ワッカ
たちに重いショックを与えた。
反逆者として取り囲まれる
ティーダ
たちは、その包囲網を抜け、
マカラーニャ湖へ戻ってきたが、そこで追手に襲われる。
追手の連れてきたモンスターが湖面の氷を割り、
ティーダ
たちはモンスターもろとも落ちていった。
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode22:祈りの歌◆◇◆
気がついたのはマカラーニャ湖の湖底だった。
(←落ちたけど、ほとんど凍ってるらしく
なぜか水中じゃなかった)
ユウナ
は、
ジスカル
のスフィアを見て、
闇の道へ暴走しようとしている
シーモア
を
説得する代償に結婚するつもりだったのだ。
そして、みんなに迷惑をかけないよう、
たった一人で向かったのに
あんなことになってしまって・・・
後悔する
ユウナ
。
アーロン
は
ユウナ
に向かって言った。
過ぎたことをどうこういっても無駄、
今はっきりさせなくてはならないのは、
今後どうするか?という
アーロン
の言葉。
ユウナ
は、
旅は続ける・・・そして、申し開きの為にエボンの総本山
ベベル
へ行こうという。
ベベル
で
マイカ
総老師に
シーモア
に非があったことを話せば、
わかってもらえるかもしれないと思ってのことだ。
行き先は決まった。
ふとそこへ祈りの歌が聞こえてくる。
「オヤジがよく歌っていたな・・・」
ザナルカンド
でも歌われていた歌が、
スピラ
では祈りの歌として親しまれている。
その歌を聴くたびに
ザナルカンド
を思い出す
ティーダ
。
そのとき、足元が震え出した!
「下だ!」
アーロン
の声に下を見る一同。
そこに見えたのは・・・
シン
!!
こんなすぐ側にいたとは!
警戒する
ティーダ
たちだったが、
当の
シン
はいつになく静かにたたずんでいた。
まるで歌に聞き入っているように・・・
だが、
ティーダ
たちに気付かれたことでシンが動く。
ティーダ
たちは
シン
に近づきすぎたのか、
シン
の毒気に飲みこまれていく・・・
またどこかへ飛ばされるのか!?
(←また?ティーダ、3度目か?(笑))
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode23:ビーカネル島◆◇◆
遠い意識の中から目覚めた
ティーダ
がいたのは、
今度は砂漠のオアシスだった。
ほかには誰もいない。
意識が薄れていく中、
シン
の側で
ティーダ
ははっきりと
シン
が
ジェクト
であることを悟った。
シン
を倒したら、
ザナルカンド
へ帰れないかもしれない。
でも・・・
「オレがなんとかしてやるからな」
そう言って
ティーダ
は仲間を探しに歩き出す。
アーロン
につづき、
ルールー
、
ワッカ
、
キマリ
と合流した
ティーダ
。
次に再会したのは
リュック
だった。
ユウナ
だけがいない。
リュック
の説明によると、ここはビーカネルという島にあるサヌビア砂漠で、
どこかにアルベド族の本拠地
アルベド・ホーム
があるらしい。
機械を扱うことで反エボンとされ、
ほかの種族に迫害されてきたアルベド族の行きついた場所がここだったのだ。
そして、そこに
ユウナ
はいるに違いないという。
ホームのことを内緒にするという約束で、
ホームへ案内する
リュック
。
機械の残骸がところどころにあるだけで
誰も居ない砂漠をただひたすら進む一行。
(←すごいところへ飛ばされたもんだ)
どのくらい歩きつづけただろうか、
やっと
アルベド・ホーム
が見えた。
だが、様子がおかしい。
煙があがり、あちこちから火の手があがっている。
周りにはモンスターが飛び交い、戦闘音がしている。
急いでホームへ駆け付けるとそこには破壊されていくホームと
機械の残骸、そして、倒れているアルベド族が。
何があったのか!?
リュック
が倒れる仲間に尋ねる。
グアド族がモンスターを引き連れて襲ってきたようだが、
ここまでくると虐殺である。
あまりのひどさに、さすがの
ワッカ
もグアドのいきすぎを
認めずにはいられなかった。
「やつらの狙いは召喚士だ。」
シド
と名乗る禿頭のアルベド族
が来て、
モンスター掃討に手を貸せという。
シド
は
リュック
の父親でアルベド族のリーダーのようだ。
(↑あるときは発明家、あるときは学園長、
またあるときはブリ虫、しかしてその実体は・・・アルベド族!?)
ユウナ
とアルベド族を助けるため、
ティーダ
たちはホームへと入っていく。
ユウナ
がいるであろう召喚士を保護している部屋とやらへ向かう途中、
ワッカ
が“なぜ召喚士をさらったりしたのか”と
リュック
に訊ねた。
リュック
の答えはこうだった。
召喚士を死なせたくないから、保護をしているのだ、と。
ティーダ
にはいまいちわからない。
いくら死ぬかもしれないからといって誘拐までするのか、
召喚士を守るためにガードはいるはず、ガードがしっかり守れば
召喚士は死なないんじゃないのか?
その問いに答えるものはなかった。
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode24:真実◆◇◆
地下へ降りると、そこは最も戦闘が激しかったであろう召喚士の部屋だった。
多くのアルベド族の亡骸、
そして、そこにいたのは
イサール
一行と
マカラーニャの森
で
バルテロ
が見失ったといっていた
ドナ
。
二人は、自分たち召喚士を守るために
命を落としたアルベド族のために、異界送りをする。
ユウナ
はここにはいなかった。
「イケニエってなに?旅を止めないと召喚士はイケニエにされるんだって。」
イサール
の弟
パッセ
の言葉に違和感を覚える
ティーダ
。
彼はここで初めて旅を続けることの真実を知る。
リュック
が泣き叫ぶ。
「
ユウナ
、死んじゃうんだよ!!」
究極召喚、それで
シン
に勝つことはできる。
しかし、それと引き換えに召喚士は死ぬのだ。
(←だと思ってた)
たとえ
スピラ
の人々のためであっても、それは召喚士の死あってのもの。
それに疑問をもつアルベド族は、召喚士に旅をやめさせるために、
こうして保護していたのだ。
シン
を倒すことはすなわち
ユウナ
が死ぬこと・・・
その事実を初めて知った
ティーダ
。
ワッカ
たちも言葉にするのが怖くて言えなかったという。
「なんで止めなかったんだ!?」
ルールー
と
ワッカ
をなじる
ティーダ
。
「止めなかったと思うの!? あの子の・・・意思なのよ・・・」
「あいつは・・・全て承知の上で召喚士の道を選んだんだ。」
妹のようにかわいがっていた
ユウナ
の覚悟、
それを知る
ワッカ
と
ルールー
、そして
キマリ
は内心、
心を痛めながら今まで旅をしてきたのだ。
「召喚士が犠牲になるなんておかしいよ!」
そう悲痛に叫ぶ
リュック
。
異界送りを終えた
イサール
はそれに対し
「犠牲とは心外だな。
シン
のいないナギ節、それを作るためなら、
自分の命と引き換えであっても
シン
を倒してみせる。」
と言った。
(←さすが出来杉くん)
ユウナ
と同じように召喚士となった
イサール
や
ドナ
は、
その覚悟に変わりはない事を示す。
ティーダ
は心が引き裂けそうだった。
自分は何も知らなかった・・・
そんな自分が許せなかった。
(←キミが悪いんじゃないんだけどね)
「オレ、
ユウナ
に言っちゃったぞ・・・
シン
を倒そうって・・・
早く
ザナルカンド
へ行こうって・・・
シン
を倒したあとのことも・・・いっぱい!」
シン
を倒すことは
ユウナ
の死。
知らないとはいえ、
シン
を倒したあとのことを楽しげに話していた自分。
シン
を倒したとき、自分はいない・・・それを知っていながらも、
微笑みながら聞いていた
ユウナ
。
あのときは疑わなかった。
シン
を倒したあとも、みんなと・・・
ユウナ
と過ごせることを。
「
ユウナ
に謝らなきゃ・・・助けに行こう!」
ティーダ
は決意する。
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode25:飛空挺発進◆◇◆
一行は
リュック
の案内で地下のドックへ行く。
中央の部屋らしきところにいた
シド
に突っかかる
ティーダ
。
ユウナ
を助けなきゃという
ティーダ
に、
助けたってまた旅を続けさせるんだろうと怒鳴る
シド
。
「大事な姪っ子をみすみす死なせてたまるか!」
彼にとっては、
ユウナ
は大事な妹の娘だった。
「
ユウナ
は絶対死なせない!!」
はっきりと宣言する
ティーダ
の心意気を組んで、
シド
も
ユウナ
を助ける準備に取りかかった。
まず、どこにいるのか?
探索用のスフィアで
ユウナ
を探す。
聖ベベル宮
に
シーモア
とたたずむ
ユウナ
が映った。
ユウナ
は
ベベル
に連れて行かれたようだ。
ベベル
の包囲網はハンパじゃない。
策もないのにどうするつもりだという
シド
に
ティーダ
は
「そこに
ユウナ
がいる、だったら助けに行くまでだ!」
だが、ここから
ベベル
へどうやって!?
そのとき、足元が震え出した。
この部屋は大きな乗り物のブリッジ。
ティーダ
や
リュック
がかつて海底探索した遺跡、
それこそがこの飛空挺だったのだ。
(←定番の飛空挺登場)
ティーダ
のまっすぐな気持ちに気を良くした
シド
の指示と
リュック
の
アニキ
の操縦でドックからテイクオフ。
モンスターと煙に包まれる
アルベド・ホーム
に背を向けて、
大空へ飛空挺は飛び立った。
そして、両サイドのミサイル発射口が開かれる。
シド
が各地に散った仲間を集めて建ててきた
アルベド・ホーム
・・・
シド
は
アルベド・ホーム
ごと敵を一掃するつもりらしい。
シド
の合図で発射されたホームへと突き進む十数基のミサイルは、
アルベド族の第2の故郷
アルベド・ホーム
を爆発と炎で包む。
その爆風と炎がものすごい速さで追ってくるが、
飛空挺の速さはそれ以上のものだった。
ベベル
につくまでの間、
ティーダ
は飛空挺内で
イサール
と
ドナ
を見つける。
イサール
はどんなことがあっても旅はやめないという。
それとは対称的に精神的に落ち込む
ドナ
。
旅をやめようか・・・でも後ろ指をさされるかもしれない・・・
悩む
ドナ
。
(←ちょっとかわいそうだったな)
「やめちゃえよ」
迷うその背中を
ティーダ
はそっと押してやるのだった。
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