コタ&こたplusサチイブ お気楽DAYS

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2002年上半期

2002年度1月~6月に観た作品のこたっぺ☆的勝手なレビュー(笑)です。


『ロード・オブ・ザ・リング』
『マジェスティック』
『エンジェル・アイズ』
『マーサの幸せレシピ』
『ロード・トゥ・パーディション』

◆ロード・オブ・ザ・リング(2002/3/14の日記より)◆

予定通り、昨日は仕事の後、映画を観に行ってきた~。
観た作品はもちろん『ロード・オブ・ザ・リング』
アカデミー賞13部門ノミネートもおおいにうなずける大作だったことは明らか。

とにかくすご~~くおもしろかった。
ちょうど子供のころ、スターウォーズを初めて観たときの興奮に近いものがあったよ。
背筋がゾクゾクするようなオープニングのCG戦闘シーン。
癒されるような美しい背景。
のめりこんでしまう、魅力的な登場人物。
しっかりして、大げさすぎない設定。
飛んでいるかのようなカメラワーク。
本当におもしろかった。
私は、ハリーポッターよりもずっとおもしろいと思ったな。
だって、カッコイイ2枚目どころが2人も出てきたんだもの♪
ステキだったな・・・アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンに、レゴラス役のオーランド・ブルーム・・・♪

きっとアカデミー賞は最優秀作品賞と、最優秀撮影賞、最優秀美術賞、最優秀視覚効果賞などは取れるんじゃないだろうか。

ほんとに、3時間座りっぱなしでも全然苦にもならず、「あれ?もう終わり?」ってくらい短く感じた3時間だったよ。
あのグーニーズの喘息主人公マイキーだったショーン・アスティンが、主人公の親友役で出てるよ~。すっかりポッチャリ系だけど。
それから、マトリックスの弾よけ黒服グラサンエージェントも、エルフのリーダー役で出てます。
しかし、ギモンが・・・レゴラスの矢、あれだけポンポン討っているのに、一体いつ補給してるの?使った矢を全部回収してるのかな?

誰になんと言われようと、私はおもしろかった。

早く第2部が公開されないかな~~~
スターウォーズエピソード2の予告も観たけど、それも早く観たい。
特にヨーダ(笑)

ロード・オブ・ザ・リング公式HP

かっこよかった二人 :右のアラゴルンに真中のレゴラス。
因みに左は一番人間臭かったボロミア。



◆マジェスティック(2002/6/8の日記より)◆


昨日は、久々に試写会に行ってきたよ~。
観たのは、ジム・キャリーの新作 『マジェスティック』(The Majestick)
ジム・キャリーとは言っても、コメディじゃありませ~ん。
とっても心温まるドラマでした。

監督は、 『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』 のフランク・ダラボン監督。
感動モノで有名だよね。

最初の舞台は、第2次世界大戦後のアメリカ、ハリウッド。
新鋭脚本家ピーター(ジム)に、B級映画から、一騎に踊り出るチャンスが巡ってきた。
ところが彼にあらぬ疑惑が降りかかり、ガールフレンドもエージェントもスタッフすら彼を見放す。
ヤケ酒をのみ酔っ払ったままドライブしていた彼は、誤って川に転落。

目を覚ますとそこはローソンタウンという小さな町だった。
暖かく迎えてくれる人々、彼らを、そしてピーター自信をも驚愕させたのは、ピーターの記憶喪失だった。
川に転落した際、強く頭を打ってしまい、記憶を失ってしまったのだ。

そんな彼を知っている老人が現れる。
彼ハリーは、この記憶喪失の青年を自分の戦地に赴いた息子ルークだと思いこんでしまった。それだけピーターとルークはうりふたつだったのだ。

町中の人々が彼の生還を称え、喜び、祝った。

突然たどり着いた町に、父が居て、美人の恋人がいて、自分を知っている人がいる・・・記憶のないピーターは、何がなんだかわからないが、街の人たちの希望に答えようと、なにより、心優しい『父』ハリーのためにと、以前のルークに戻ろうと頑張るのだった。

小さな町だけれど、みんな心優しく、自分が帰ってきたことで活気を取り戻した。
戦地に赴いた青年達のほとんどが戻ることなく散っていった。
そんな中、戦地で行方不明になったはずのルークが、約9年半ぶりに戻ってきたのだから、みんな大喜び。
しかし、みんなは、彼がルークでないことを知らない。
そして、彼自身も、自分が誰なのか知らないのだ。

しかし、彼を追うFBIの追っ手が彼を見つけ出し、そして、彼の記憶が戻るときが来てしまった。



という感じ。

ジム・キャリーは、こういう脚本の方が合っているような気がする。
ハチャメチャな『エースベンチュラ』や『マスク』もいいかもしれないけれど、彼には演技派俳優になってほしいな。
途中で何度も涙ぐんでしまった~。



◆エンジェル・アイズ(2002/9/28の日記より)◆


試写会の招待状を、お友達にいただいたので、昨日、さっそく行ってきました。

場所は九段下(東京都千代田区)で、18時半から。
昨日は5時15分きっかり定時であがらせてもらって、急いで駅に向かったわ。
そりゃぁもう、競輪選手のように・・・

九段下は初めて行くんだけど、45分くらいかかったかな。
でね、飯田橋っていう駅で乗り換えがあったんだけど、乗り換え場所がちょっと遠いの。
池袋から乗った有楽町線から、東西線に乗りかえるのに、10分近く歩くの。
ちょうど帰宅ラッシュが始まったころで、みんな急ぎ足だったけどね(笑)

山手線高田馬場乗換えという手もあったんだけど、時間的には同じ位なのに、130円の電車賃の違いがあったから、そっちはやめたの(貧乏性)

で、やっとこついた試写会場。
なんとか真中近くの席が取れて、一緒に行ったこたっぺ☆母が買っておいてくれたマックのハンバーガーとナゲットを緑茶で流し込み(笑)、いざ試写へ。

映画は、歌姫ジェニファー・ロペスの『エンジェル・アイズ』。
ジェニロペといえば、ナイスプロポーションで、最近離婚して、『パール・ハーバー』のベン・アフレックとの新しい恋に熱中しているんだけど、
映画のなかのジェニファーは、とても恋愛下手で、男なみに強くて、家族ともうまく行っていない女性なのよ。

で、彼女は、謎の男性(『シン・レッド・ライン』のジム・カヴィーゼル)と出会って、恋をするわけ。

ジェニファーは、自分の信じる正義のために、辛い過去をひきずり、
謎の男性は、過去の記憶をなくしている、正反対の二人だけど、
なぜかフィーリングが合うの。

それはなぜなのか・・・は言えないけどね。


ちょっと会場のイスが硬くて、オシリが痛かったけど(笑)
久々にほのぼのしたラブストーリーが観れてよかったよ~。
試写状を譲ってくれたお友達に感謝感謝です♪



◆マーサの幸せレシピ(2002/10/11の日記より)◆

昨日は、ドイツの映画『マーサの幸せレシピ』の試写会に行ってきました。
またまた、よく当たるお友達が譲ってくれたもので、こたっぺ☆は何の努力もしておりません(笑)
なぜ、こたっぺ☆には当たらないのか・・・・・それは永久にナゾなのです。

まぁ、いったい何年ぶりの銀座だったかしら。
昔はよく遊びに行くスポットの一つだったけれど、そのころは、まだ往来には馬車が・・・・・
なんてことはあるわけないけど、
まぁ、たいして銀座は変わらない感じ。

開演ギリギリ。
試写会の人、もう少し、時間遅くしてくださいっっ


で、作品はというと、

『ドイツのとあるフランス料理店でシェフを勤める女性マーサ。
まだ独身で、シェフとして料理を作ることだけが彼女の生きがい。
実直な性格のため、気に食わない客としばしばトラブルを起こす彼女に、
レストランの女性オーナーは、
「ドイツで2番目に腕のいいシェフでなければ、とっくにクビよ」とキビシイ一言を。

そんなとき、彼女の姉が事故で急死。一緒にいた姪リナは、一命を取りとめた。
母の死を受け、心を閉ざすリナ。
そんな彼女をマーサは自分のアパートに連れていき、姉が昔別れたというイタリア人の父親が迎えにくるまで、共同生活を送ることに。
何事もなかったかのように働くマーサ。
しかし、リナとのこと、そして、姉を亡くしたことで不安定になっていたマーサにさらに追い討ちをかけるように、オーナーは、新しくイタリア人料理人を雇っていた。
なぜ、自分と言うシェフがいるのにそんなことをするのか、自分に足りないものはなんなのか。
皮肉なことに、そのイタリア人マリオの助けによって、リナと心を通わせられるようになったマーサ。
しかし・・・・・』

と、いう感じ。

とにかくね、画面ところせましと高級フランス料理フルコースがどんどんでてくるの。
もうスタンバイOKのお腹が鳴ること鳴ること(笑)
スクリーンのほうから、イイ香りがしてきそうなくらいだったよ(笑)

女性監督が女性の物語を撮っているので、とってもソフトで、センシティブで、ヨーローッパ映画らしく、
大げさな効果音やバックミュージックもなくて、ステキな映画だったよ。
さぁ、マーサに足りなかったものとは、なんだったのか?
気になる方は、上映する映画館は少ないけれど、ぜひ観にいってみてね。

11月16日公開  マーサの幸せレシピ公式HP



◆ロード・トゥ・パーディション(2002/10/17の日記より)◆

昨日は、ひっさびさに映画館へ足を運んで参りました。
そう、水曜日のレディースデー。
何を観るかは決めていなくて、映画館に着いた時間によって、ちょうど観れるのにしようってことで、
トム・ハンクス主演の 『ロード・トゥ・パーディション』 に決定。
監督は『アメリカン・ビューティー』でオスカーをゲットしたサム・メンデス監督。


『時はアルカポネの君臨する大恐慌・禁酒法時代。

イリノイ州のアイルランド系マフィア、ジョン・ルーニー (ポール・ニューマン) の元でヒットマン(殺し屋)として働くマイケル・サリヴァン (トム・ハンクス) は、妻アニー (ジェニファー・ジェーソン・リー) とマイケル・ジュニア (タイラー・ホークリン) 、ピーター (リーアム・エイケン) という息子二人と何事もなく暮らしていた。

ジョンは、幼い頃に保護して育ててきたマイケルを、実子コナー (ダニエル・クレイグ) よりもかわいがり、
父からの愛情の薄さからゆがんで育ったコナーは、そんなマイケルに恨みをつのらせていく。

寡黙で尊大な父が、いったい何の仕事をしているのか、興味をもったマイケル・ジュニアは、ある日、雨の中、コナーと出かける父の車の座席の下に隠れて、二人に内緒でついて行った。
コナーと父が向かったのは、ジョンに不満をぶちまけた仲間フィンの元であった。
その様子を壊れたドアの影から見つめるマイケル・ジュニア。
口論になったフィンとコナー。そして、彼が目にしたのは、フィンの頭を突如撃ち抜いたコナーと、機関銃で、フィンの仲間を撃つ父の姿であった。
思わずその場から逃げ出すマイケル・ジュニア。
しかし、コナーと父に、見つかり、マイケル・ジュニアは、誰にもその日のことを話さないように念を押される。

勝手にフィンを殺したコナーをジョンは責めた。
年老いたとはいえ、この辺のボスである父への恐怖と、マイケルへの嫉妬から、
コナーは、マイケルと、フィン殺害現場を見たマイケル・ジュニアを殺そうと計画する。

マイケルを金の取りたてに向かわせ、その相手に殺すよう指示し、自分はマイケル宅へ向かうコナー。
そして、マイケルの妻アニーと一緒にいた息子を殺害。
マイケルは、異変に気づき、殺し屋を返り討ちにし、急いで帰宅するが、
そこにいたのは、学校の居残りでコナーの襲撃にあわずに助かったマイケル・ジュニアと、血だらけで事切れたれたアニーとピーターの姿だった。
そう、コナーは、口封じにとマイケル・ジュニアと間違えて、ピーターを殺したのだ。

身の危険を察したマイケル父子は、すぐさま家を出て、妻子の敵コナーの元へ急いだ。
しかし、コナーはすでに組織によって逃がされたあとだった。
ジョンは、息子同然にかわいがっていたマイケルよりも、実の子コナーを選んだのだ。

父親同然のジョンからの「コナーを見逃し、国外へ逃亡してくれ」というメッセンジャーを殺害し、
組織から追われることになったマイケルとジュニア。
ほとんど会話すらなかった父と子の二人の復讐と逃亡の旅がはじまる・・・・』



と、もっとしゃべりたいけど、ここくらいまでしか言えないわ~~~。

アカデミー賞の呼び声も高いトムはやっぱりいいねぇ。
彼がこんなタフでダークなイメージの役をやるとは・・・・また、演技の幅がひろがったなぁ。
彼がやるからこそ、このマイケル・サリヴァンという役が実体化している感じ。

ポール・ニューマンも歳とったなぁ。
若かりし頃を観てたから、余計に歳を感じるわ。
でも、存在感は人一倍。さすが名優。

マイケルたちを狙う殺し屋をジュード・ロウが演じているのだけど、
彼はこの役で頭の毛をカットして、かなりハゲあがって、ジョン・マルコヴィッチのように不気味な雰囲気をかもし出しています(笑)
でも、顔はやっぱり美青年なのよね。

実在のカポネの右腕フランク・ニッティも出てくるし、『ゴッド・ファーザー』っぽいギャング映画好きな人にもいいかも。

3つの形の父と子を描いた作品。
ただのマフィア映画ではないのだ。
マイケルが息子に求めるもの・・・・とは?


ロード・トゥーパーディション公式HP




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