行きかふ人も又

行きかふ人も又

PR

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2006.06.26
XML
カテゴリ: 日本映画







 「亡国のイージス」「戦国自衛隊1549」と共に、同じ年に福井晴敏氏の原作が三本も映画化されたことになります。
どれも読んだことがなく比べられませんが、知っている内容だけでも面白そうでイマジネーションに溢れた作品ばかりですね。
それを映画で観てみようと思えるのは稀ですが、なんとなくこちらには惹かれレンタルしてみました。


第二次大戦を舞台に描かれる、全くのフィクションというのは、とにかく新鮮でした。
フィクションというか、奇抜な架空のお話。
ありえなさの中に次第に見え始める面白味もまた、意外で新鮮です。

ローレライ(伊507)の外見が映るといきなりアニメ-ションになってしまうようなところも、この内容ならありなのかもしれません。
不思議な感覚。

引き気味だったけれど、最後には悪くないと思える映画でした。

ローレライ
「くせもの艦長を役所広司が熱演」



アメリカに寝返った浅倉大佐(堤真一)の意図で、突如東京が広島に続く原子爆弾の標的となった...!
艦長はこの危機を救うため、戦争を生き延びてきた曲者の乗組員たちとともに、命がけの作戦を決行するのです。

臭い人間模様はお決まりですが、独特の世界観によって救われているよう。
ローレライの秘密兵器であるパウラの衣装などは、近未来ものとも取れる感じで、いつの時代の話かなんてあまり関係がないようにも思えました。
彼女の過去や賛美歌のような歌声は異国のものであり、なんともSFちっくな大戦もの。
それでも酷いとは思えないし、やっぱりありなのではないでしょうか。
後味も悪くないです。

ローレライ
「若き兵士 折笠(妻夫木聡)とローレライの秘密兵器パウラ(香椎由宇)。次第に心通わせていくが...」



妻夫木君の好青年役は、いつ見てもほんとよく似合いますね。
どんな役も巧くこなして、彼の作品は安心して観られます。

樋口真嗣監督の最新作は夏公開の話題作「日本沈没」。

「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の助監督もなさっていたのには驚きです。





監督  樋口真嗣
製作  亀山千広
原作  福井晴敏  『終戦のローレライ』

音楽  佐藤直紀
出演  役所広司 、妻夫木聡 、柳葉敏郎 、香椎由宇 、石黒賢






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.29 22:12:17
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: