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昨日の夕方、散歩中にリードが外れて、メイが道路に駆け出して、私は後を追いかけた、前にもこんなことがあったがなんとか事なきを得た、危ないから早く捕まえないと、歩道から車道に飛び出したとき、間に合わず、車に轢かれて、・・・・・死んだ
あっという間の出来事に、・・・・うそやろ・・・・これは現実ではない、夢を見ているのや・・・・でも・・・確かにこれは現実だった
車道のまんなかにいたメイを端に持ってきた時はまだ動いていた、
私は外れたリードを首輪につけようとメイの首輪をもって、
薄暗い外灯で、リードをつける個所をさがしていた
その間メイはいやがり、私の手を噛みついてくる
もう走ることができないメイにリードをつけようとしている私はいったい何を考えていたんだろう
その間にメイは大きな声でたてつづけに8回以上吠えつづけ、止んだ時にぐたっと首を垂れた
轢いた車の運転手は女性で車を止めて様子を見に来てくれた
メイは脚をぴくっとけいれんさせていた、それから動かなくなった
「動物病院につれていきましょうか」という言葉に促されて、
とりあえず家にいる主人に電話をしてこっちにきてもらった
いつも行く動物病院に電話をして、主人はメイを抱いて私の車に乗せ、一縷の望みをかけて動物病院へ、
スタッフの方々の懸命の処置もむなしく、メイは内臓破裂で呼吸が停止していた
口から呼吸器の管を抜いた時、肺からの出血を思わせる血が管に溜まっていた
獣医さんは助けられなくて謝っておられたが、瀕死の状態で運び込まれてもまず助からないのに、私は何を期待してつれてきたんだろうと考えた
獣医さんはメイの体をきれいに拭いてくれていた、家でメイの体を拭いているときにタオルに汚れがついていなかった
院長先生のやさしい言葉をきいて、それまでこらえていたものがあふれてきた
メイが元気だった頃、診察室で注射する時も尻尾を振って愛想をふりまき「賢い子」「良い子」「やりやすい子」と誉めてもらっていたことを想い出した
それからの私は一人になると泣きつづけた
なんてばかなんだろう、みんな私が悪かった、メイに、ごめんねと謝っても謝っても届かない
主人は思いっきり自由に走って死んだから自業自得と思い込もうとしている
でもいくら言ってもメイはもういない 9歳と11ヶ月だった
主のいない犬小屋がむなしい

どこまでも続く草原で思いっきり走ってるんやろな
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