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でも、頑張ってくださいなのだのだのだのだぇ。
感想は、BBSにカキコカキコ★ ひゃくぶん
前回までのあらすじ
澪の母親を訪ねて東京に来た澪(ミオ)と佐助(サスケ)。
やっと会えると思ったのに、
来てみればなぜか母親の葬式が始まっていた。
実は澪達が来る前に、母親はDARKU(ダーク)という
組織に殺されていたのだ。
訳が分からなくなってしまった幼い澪はただ泣き、
途方に暮れていた・・・。
第一章 刀の少女
第2話 復讐への道
「佐助。これからどうする?」
澪が、さっきまで泣いていたとは思えない程、冷静な声で言った。
「あなたに・・・お任せします。」
澪の冷静さには驚いていない顔で、佐助が答える。
「母のかたきをとる。DARKUに。ついてきてくれるよね?佐助。」
「・・・澪様のお役に立てるなら・・・。」
しばらく2人は話さずに歩いた。あの話題を出したくないからだった。
二人とも黙ったまま、東京を出た。
やっと、佐助が口を開いた。
「あの・・・どこかで休憩しましょう。」
「・・・そうだね。5キロほど走ったもん。佐助も疲れたでしょ?」
二人は近くの公園のベンチに座った。
「DARKU・・・。許さない。ぜったいに・・・。ねえ、佐助。
私、母のかたきをとるのは難しいと思うの。DARKUって、
いったいどこにいるのかな。探すのも難しいのに、
倒すのは、とてもじゃないけど・・・無理なんじゃないのかなあ・・・。」
そんな澪の心配をよそに、佐助は笑いながら言った。
「あなたのその刀の腕前なら、そうでもないのでは?」
「そうだなあ・・・どうかな。
佐助も負けず劣らずじゃん・・・?」
澪は、自分の刀を見た。
「そう・・・このごろつまんないもん。
誰か、私に挑戦してくれないかなあ・・・。クスクス・・・。」
と、その時!茂みで何かが動く音が聞こえた。
「誰!?」
「ククク・・・。」突然、何かキモイオーラを放つ、
しかも全身タイツを身にまとった変なおっさんが出てきた。
「お・・・おっさんくせえ・・・。」ひそかに佐助が
あきれる程ださいおっさんが出てきたので、
澪はついつい笑い転げてしまった。
「なッ何がおかしい!!」
「何って!!その格好にきまッてんだろが!!」
「佐助!!そういう口調はやめてってば!!」
「す・・・すいません!つい・・。」
佐助は口を押さえて言った。
「とにかく!!俺はおまえらの敵だっつうの!!
ちょっとは気にしろ!!」
「あ、ごめん。・・・で?ウチらになんのようなん??」
確かに澪達は、このおっさんが敵だということしか
分かっていないのだから、
このおっさんが何をしに来たなんて、
全然知らなかった。というか、知りたくもなかった。
「おまえ、まさか・・・。」
佐助は何か、かんづいた。
「・・・?」
澪は意味が分からない。
「おまえ、かんがいいなあ。ククク・・・。」
「どういうこと・・・?」
幼い澪には、まだ何も分からなかった・・・。
つづく
第3話 敵
「おまえ・・・。まさか、DARKU・・・?」
佐助の発言により、澪はかなりショックを受けた。
こいつがDARKUの仲間だということに
ショックを受けたのではなく、こんな奴に
母親を殺されたことにショックを受けていた。
「まあ、おまえらはここで終わりだ・・・。」
おっさんの口がにやけた。と、その瞬間、
おっさんは鉄パイプのようなもので攻撃を仕掛けてきた。
「危ない!!」
前に飛び出した佐助は、間一髪、澪を守った。
「佐助ェ!!」
佐助の頭からは血が流れていたが、なんとか立っていた。
「澪様!!逃げてください!!ここは私が・・・!」
すると、澪は刀に手をかけて言った。
「私は・・・
おまえを許さない
・・・。」
それは、一瞬の出来事だった。
「まあ、首以外にしといてやるよ・・・。」
おっさんは手で傷を押さえて逃げていった・・・。
「澪様・・・。」
佐助はかなり出血している。
「私のことを心配しないで、自分の心配しなよォ!!」
怒った澪は叫び始めた。
「すいません・・・。」
澪は佐助の頭に薬を塗ると言った。
「やっぱ、あいつを追えば良かったかなあ・・・。」
そう。あいつはDARKUの組織の奴だった。
なのに澪達は追わなかった。
「何か考えでもあるんですか・・・?」
佐助は首をひねって考えた。しかし、
何も分からない。(第一澪の考えてる事ってイマイチ分かんない)
「うん・・・。ちょっとね・・・。」
澪は焦った。佐助にも分からないことを考えているなんて・・・。
「わざわざ奴に血を流させてまでやらなきゃ行けないこと・・・。」
佐助はそこに意識を集中させてまた考える。
「
ああ!!!
分かりました!!」
怪我人の佐助があまりにも大きな声を出したので、澪はかなり驚いた。
「・・・やっと分かった??」
澪の幼心は、達成感でいっぱいだった。
これから、あんな事になるとも知らずに・・・。
つづく
第4話 澪の優しさ
「ああ!!そういうことだったんですね!」
佐助はなかなか解らなかった答えに腹を立てたが、感心した。
「まあ、簡単でしょ。私は、本当はあの人を攻撃したくなかったの。
だって、手傷追わせたら、あいつらのボスが計画してたよりも早く
なにか仕掛けてくるかも知れないでしょ。でも、それよりも大切なのは
あいつらの基地に少しでも早く入り込むこと。わざわざ血を出させたのは、
その血の跡をたどれば、基地への道が少し解るかも知れないと思ったからよ。」
澪は佐助の頭に包帯を巻きながら、素早く説明した。
「やっぱりですか・・・痛っ!!」
佐助は頭の痛さに思わず叫んだ。
「チッ、やばい・・・。化膿してるらしい・・・。」
佐助の傷口が化膿してきたことに気付いた澪は、
冷静に判断した。このまま休んで佐助を回復させるか、
敵をこのまま追いかけるか・・・。
「・・・佐助。ついてきて。」
澪は佐助の左手を自分の肩にのせながら、歩き始めた。
「・・・?」
佐助は、自分はどこへ行くのか、頭が痛くて解らない。
めまいがしてきた。倒れそうだ・・・。
「・・・澪様・・・どこへ・・・?」
「きまってんでしょ。病院よ・・・。」
澪は、敵に逃げられてしまうという悔しさの顔を隠しながら答えた。
「そ、そしたら敵は逃げて・・・」
「今は佐助の方が大切よ・・・傷、まだ傷む?」
佐助は、初めて澪の優しさに触れたような気がして、
少し顔に笑みを浮かべながら・・・・気を失った。
「!!!佐助!!!」
澪は、グラッと自分に佐助の体重がかかるのを感じた。
―佐助の脳裏に、昔の思い出がよみがえる―
つづく
第5話 佐助の過去
「おーい、母さーん!!」
20才の佐助の記憶中で、7才の佐助は叫んだ。
「佐助ッ!!危ない!!!」
黒い物体が迫ってくる。車だ。そして―・・・
キーーッ!!
20才の佐助は、ガバッと起きた。
「・・・夢・・・。」
佐助はつぶやいた。
「佐助!!・・・気が付いたのね!!!良かった!!!」
「あ・・・澪様・・・。」
佐助は澪の嬉しそうな顔を見て、少し顔を赤らめた。
「////・・・心配かけてすいません・・・。」
「いいのよ!!無事で良かった!!」
佐助は、さっきの夢を思い出した。
佐助の母は、佐助のことを守って、交通事故で死んだ。
父は、自殺をして死んだ。何が原因かは未だに分からない。
佐助は表情を悟られないように、顔を隠した。
「・・・澪様、今、不吉な夢を見ました・・・。」
「・・・何・・・?」
澪は身震いした。
「それは・・・幼い頃の俺です。」
佐助は見たことを全て話した。
「・・・そう。不吉ね・・・。」
佐助の表情を確認して、澪が言う。
しばらく二人はしゃべらなかった。
「・・・澪様?」
佐助が口を開く。
「俺は本当に澪様の・・・。」
そのときだった。一瞬、地面が揺れた。
ドカーン!!!
「なっなに!?」
なんと不幸続きにも、
佐助が寝ている部屋の上で自爆テロが起こったのだ。
「時限爆弾がセットされました!!早く逃げてください!!」
放送が入る。澪達は走った。
しかし、非常階段が壊れている。
「こんな偶然って・・・。」
違う方向へ走る。火はすぐそこまで迫っている。
「ああっ!!!」
そして更に不幸なことに、
澪の頭上に天井の大きなかけらが降ってきたのだ。
つづく
第6話 敵の裏の裏作戦
「危ないッ!!」
ズシ~ン!!!
「ぐううっ!!!」
下敷きになったのは澪ではなく、
身代わりになった佐助だった。
「佐助エッ!!なんで・・・。」
澪は絶望のあまりにしゃがみ込んだ。
「み・・・澪様・・・大丈夫ですか・・・。」
佐助は、大きなコンクリートのかけらから、
うつぶせ状態のままの頭と右手、左足がはみ出していて、
あとは全てコンクリートの下だった。
「・・・。澪様、俺を置いて、逃げてください・・・。ぐっ!!」
佐助は吐血した。
「何言ってんの!!佐助を置いて、行けるわけないでしょっ!!」
澪は力の限りコンクリートを持ち上げる。
「・・・無理です・・・俺を置いて、逃げてください・・・。」
佐助は言った。すでに諦めの表情がさしている。
「お願い・・・あきらめないで・・・。」
澪は涙を流した。涙を見せたのはあの事件の日以来だった。
「・・・澪様・・・泣いているのですか・・・?
もうあの時に、泣かないと決意したのに・・・。
俺の為なんかで・・・ゴホッ!!泣かないでください・・・。
最初からこうなると決まってたんですよ・・・。」
佐助は笑いながら言った。
「これ以上ここにいたいというなら仕方ないですね・・・。
澪様・・・すいません。俺のことはあきらめてください・・・。」
佐助が手を挙げた。すると、澪はいつの間にか病院の外にいた。
「!!!佐助の魔術でここまでとばされたの?!」
ドカ~ン!!!
「!!!佐助ッ!!!」
なんと、佐助がまだ残っている病院は、時限爆弾で爆破されてしまったのだ。
「そんな・・・お母さんに引き続き佐助まで・・・。」
すると、なんとあのDARKUの男が出てきた。
「まったく、お嬢さんは気付いてないのですか?ククク・・・。
佐助さんに怪我をさせ、病院に行かせたんですよ・・・。
そして爆発させれば二人とも死んでくれると思ったんですがねえ・・・。」
「チクショゥ!!!お前らのせいで佐助はっ!!」
ズバッ!!!
気付くと澪は敵の返り血でドロドロだった。
「フン・・・ざまあ見ろ。・・・。」
澪は自分の手が震えているのに気づくと、泣きながら走った。
佐助の元へ・・・。今や、澪の瞳からは復讐の字は消えていた。
「佐助・・・せめて最後くらい一緒に・・・。」
澪は、近くにある山の滝まで走った。
滝壺を見下す澪の目に、恐怖の色などかけらもなかった。
その目を閉じて、澪は決心した。
そして、澪の足は宙を舞った・・・。
つづく
第7話 希望
「・・・!!」
澪は自分の手が引っ張られるのを感じた。
「澪様。先に行かないでください・・・。」
顔を上げると、死んだはずの佐助がにっこり笑って立っていた。
「!佐助!!生きてたのね!!」
「澪様・・・。心配懸けましたね。すいません。」
照れくさそうに笑う佐助の顔を見て、
澪は生きててよかった・・・と感じた。
「とにかく、少し休憩しましょう。
そしたら、いいところへご案内します。」
佐助がどこかへ行こうだなんて言ったことがなかったので、
ちょっと戸惑ったが、澪はうん、と返事をした。
どこへ行くのかわからないまま、佐助に手を引かれるまま、
澪は進んだ。いやな予感を背負いながら・・・。
しばらく進んで、澪は佐助にきいた。
「私をどこに連れて行く気なの?
まさか、
あの場所だったりしないわよね?
」
佐助は足を止めた。
「ふん・・・図星みたいね・・・。」
澪は苦笑いをした。
主な登場人物
澪(ミオ)→10さいなのに、大きな刀を扱う少女。
刀の腕前は、相当なもの。何か大きな秘密がありそう・・・。
下品な口調が嫌い。とにかく頭がいい。ちっちゃい。(132センチ)
ざっくばらん。(以外と)
佐助(サスケ)→20才前半の若い男。澪を崇拝し、
ボディガードも勤める、澪の右腕。でかい。(180センチ)
澪をまもるのには、何か訳がありそう・・・。
こいつも頭がいい。でも少々天然ボケなところも・・・?
澪を守るためなら、何でもやっちゃう。(・・・。)
一応魔術使い。
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