-唯一無二-

-唯一無二-

父さんへ



父さんへ




30年間、お疲れ様でした。
予期せぬ事故で仕事を退職せざる得なかったとはいえ。
よく、30年も頑張ってくれたね。

幼い頃、貴方のそんな姿勢が理解できなかった時期があった。
だからよく、喧嘩もしたね。
でも、今なら解るよ。

守りたかったんだよね?

他ならぬ家族と家庭を。

僕ら、解ってあげれなかったね。

だから。
これからは、貴方らしく、生きてください。

貴方が守ってくれた分、今度は僕が頑張るから。
いや、家族で、頑張ろう?

きっと幸せになれるから。

本当に、ありがとう。



2006/12/25


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