ドルフィン・ヒーリング・タイム～私は主婦ヒーラー

早朝、主人と次女が出かけた。

車で主人の実家まで。

混んでいるだろうと朝早く出たのだが、
拍子抜けするくらい早く着いてしまったようだ。

子供達が小さかった時、
移動が本当に大変だった。
札幌へは飛行機で、三重へは新幹線で。

小さい時の飛行機は耳にあまりよくない・・というようなコトを聞いて、
一度だけ北斗星に乗ったことがある。

子供を寝かせたまま乗ることが出来て便利といえば便利だが、、

娘と二人のベッドでは狭く、緊張して眠れなかった。

二人目・三人目の子育ては、いい加減なもので、
飛行機にするか列車にするかななどと迷うことすらなかった。

高校生の頃、修学旅行は飛行機ではなく列車。

青函連絡船と寝台列車に乗って、
奈良・京都まで行ったことを思い出す。

小笠原へここ数年毎年出かけているが、
小笠原は船で24時間。

一昨年までは25時間半だった。

せっかちな私がよく丸一日、

船に乗っていられるものだと我ながら思う。

24時間の移動をしてでも訪ねる魅力のある島なのだ。

主人も私も実家が離れているので「帰省=民族の大移動」、
ヒトだけではない。荷物も大きく動く。

宅配便という仕組みがなかったなら、我が家は帰省することは不可能だ。

移動する交通手段があり、

荷物を運んでくれる便利な宅配便ある。最近では子供たちも自分でキャリーケースに荷物を詰め、

ガラガラと引きながら飛行機を利用している。

ほんの十数年前まで、あんなに大変だったのに・・・と、

「帰省あるある」を思い浮かべている。渦中にいる時にはこんな時代が来るなんて、

まったく思いもしなかった。

そこまで考えが至らなかったということなのだろうか。
そんな自分が不思議でもある。

子供達が小さかった頃はとにかく
「早く大きくなあれ」とばかり思っていた。
いざこうして、各々に手がかからなくなって来ると、
子育て真っ最中の若いママさん達がキラキラまぶしく見える。

大変だけど、絶対的な存在として子供達から求められていた時代。自分のやりたいことを我慢し、くすんでいた・・ということではなく、

最高に幸せな時代だった・・としみじみ思う。

ヒトはシアワセの渦中にいるとき、
自分はシアワセだというコトに、
なかなか氣がつかないものかもしれない。
失って始めて、その価値が分かる・・ということもあるだろう。

目先の幸・不幸に一喜一憂することなく、
「生きててよかった、シアワセだ！」と思えるくらいの

ココロの綺麗な人にならねば・・と思う今日この頃。

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