おんさま日記 onsama

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勤務最後の日20031226


とうとう勤務最後の日がきた 12月26日(金)

 今年末で退職すると決めてから9ヶ月経過した。
 退職願を書いてから4ヶ月経過した。

 家族に対して「退職する」と宣言してもう何年たったのだろうか。そう云えば「辞めてどうするの?」と先手を打たれて、その後のことを説明できないでいた。
 今もそうである。「辞めてどうするの」に対して明確な答えはない。でも度重なる私の宣言に反対しなくなった。

 とりあえず辞めてから調査しその後を決めるのである。仕事をしながら次を考えてもよいのであるが、収入の点から言えば今の仕事を続けるほうがよい。でもそれでは自分が自分でなくなるような気がしている。生活の糧のための仕事というように自分の目で見ているのだ。

 今の仕事は、他の職業にはないよい「意義」がある。そして働き続けることは、そのよい「意義」に貢献することでもある。そのことは承認する。
 けれども高等教育や国際化や情報化やもろもろの新しいことを推進するための労働は、私の中では内部分裂しているのである。政治や経済や社会生活でもそうだ。何かを手に入れるために他の大事なものを捨てているのではないかという疑念に突き当たる。人間関係のルールでもそうだ・・・・・、と書き続ければとんでもないことを書きそうになるのでこの辺で止めておこう。

 朝の部の会議を主催するのは今日で最後だった。
 お昼ご飯はOさんから声がかかっていたので一緒に行った。他にKさん、Kさんの4人でのカレーライス。
 昼からの運営会議も最後だった。
 I社のK氏は漏れ聞いた退職のことで「みずくさいではないですか」と会いに来てくれた。K氏とコーヒーを飲んでいたが、6時近くになって「これから挨拶があるので」と別れた。

 セレモニーのようなお別れの儀式は苦手である。だが断るのも大人気ないので集まってきた皆さんにひと通りちょっと長い「挨拶」をする。そして餞別をいただき、みなさまにお礼。
 そのまま帰ることもなく、いつもどおり10時前まで会社にいた。飲んで帰りませんかとの声もかかったが、いつもどおり、今日は荷物を運びますので、と遠慮した。

 このようにして、最後の日は過ぎ去った。


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