『なごみ空間』

『なごみ空間』

平行線




     「平行線」

     せわしく動く 足音消えた
     駅のホームに 腰をおろして
     空にはかなく 彩る星に 
     あの日の記憶 重ねてみる

     小さな街で  必然的に
     恋に落ちたの 1秒間で
     見つめあうだけ 伝わる想い
     「愛」を確かめ ここまできた

     出逢えたことは 奇跡じゃなくて
     運命とさえ 感じてたのに
     2人のレール 歪み始めた
     その行く先を 誰も知らない


     握りしめた手 冷めてくばかり
     互いの気持ち 映し出してる
     別れの言葉 口にする前
     この両手から すり抜けていく

     未練の消えた 貴方の影を
     引き止めること もうできない
     何も言わずに 背けた顔が
     最終ベルを そっと鳴らした

     出逢ったことが 間違いなんて
     想いたくない ねぇ、そうでしょう
     2人のレール 彷徨いながら
     今動き出す 平行線に


     出逢えたことは ウソじゃないよね
     そう信じてる これからずっと
     2人のレール 交差しないで
     その行く先は 平行線のまま








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