おれふのプライマリー日記

おれふのプライマリー日記

March 19, 2005
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テーマ: お勧めの本(8168)
カテゴリ: 読書探訪
以前に、昨秋創刊された雑誌『ニキータ』の秀逸さについて書いた。今回はその続き。

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『ニキータ』の基本コンセプトは『モテたい!』ということ。書いていることはバカバカしい(!?)こともあるけど、 とにかく頑張れと言われている。でも大人の女は頑張っているところを見せてはいけない。だから、どう頑張るか?ということが大切なのだ。もしも、恋のライバルがこんなのを読んで、日々努力しているとしたら、私は絶対にかないっこありません。

私が主張するこれからの雑誌に求められる具体的な提案、それが『ニキータ』には備わっている。その具体的な提案の一部を創刊号の特集タイトルから見ると…、

●ファッション、ビューティ、ジュエリー、時計から立ち居振る舞いまで……。脱「若作り」!脱「無難」!モテる艶女(アデージョ)は「テクニック」でコムスメに勝つ!(このコムスメに勝つ!のところだけ、ポイント100くらいね)
●艶男(アデオス!)の本能に火をつけるゆ~ったり口調の「こくまろトーク」
●脚を組替えるときだけに見せる禁欲(?)のちら赤
●艶女は「もろヒョウ」より「ちらヒョウ」で
●クロス2付けで揺らす「乳間ネックレス」

●肌もの見せより実は艶度(アデード!)大!な「背中美人3種の神器」
●艶女は世界基準の「貫禄立ち」で勝つ!
●艶女はここぞのときには「ガーターベルト」
●曲線効果で、女っぷり5割増し!極ピタ&膝下「艶尻タイト」

と、挙げてたらきりがないけど。クラクラしそうなこのキャッチ、いいですね、徹底してて、活きがいい。こうして、この雑誌から新たな言葉が次々と生まれているのです。


【新しい雑誌が生まれるとき】

実際、新しい雑誌が創刊され、成功するときって、市場が世の中に一定の共通点のある人たちを認知したときなのではないかと思う。言い換えれば、その雑誌のコンセプトに合った志向の人が一定数いると、時代が認めたようなもの。

言うまでもなく、雑誌は購読料と広告料で成り立っている。読者が雑誌を買うときに払うお金と、そこに掲出されている商品などの広告出稿料である。雑誌のテーマとするものを読んで、面白いと感じる人が一定数見込めないと、発行部数が伸びない。で、彼等に商品を買ってもらおうと、購買層をそこに定める広告主がいないと始まらない。だから、新しい雑誌が生まれるときは、時代が社会の分類方法を変えたときなのだと思う。

そもそも、日本は雑誌が多い。すでに多くの雑誌が発行されている上に、出版社はさらにニッチなターゲットを探そうとするから、大変だ。最近は相当な細分化が進んだ。これまでは、年齢、性別くらいで区切っていれば、だいたい網羅できていた。女子高校生はこれ、女子大生はこれと言ったような。最近は志向によってもっと細分化されてきている。ファッションで言えば、ギャル風の子もいれば、ストリート系の子もいるということもあるだろう。専業主婦対象か働く女性対象かとか。性別を超えて、読まれている雑誌もあるでしょうし、コレクター向けの雑誌なんていう超ニッチなものもあったりして(デアゴスティーニとかね)、すごいです。

かくして、『ニキータ』は、部数はそれほど多くないが、わずかにいる特徴ある女性をがっちり掴み(と思う)、そして、それ以上に出稿するスポンサーをがっちり掴んでいるようだ。いつかの新聞で、『ニキータ』に載せると商品が売れるという評判があるとの記事を見かけた。対象は少なくても、彼女等は購買力があるから、単価の高い商品が少しでも売れれば、それで雑誌は成り立つのです。だから最近、女性誌も男性誌もこぞって、ハイクラスな雑誌が増えているのでしょうね。

北村薫の『円紫さんと私シリーズ』で、出版社の先輩が、出版社は儲けるところじゃない、儲かったら、その分好きなものの出版にお金が回せるという発想をするところだ、という箇所がある(すみません、本を貸して原文分からず)。次世代の新たな雑誌に期待しましょう。





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Last updated  March 21, 2005 01:42:16 AM
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Re:頑張れ!『ニキータ』!その2 ~新しい雑誌が生まれるとき(03/19)  
経済力からして、明らかに私は『ニキータ』のターゲット層から外れてるんですけど、ひとつ一つの特集がインパクト大!でした。

どうしてこんなにもパワフルなのか(笑)勢いを感じます。

雑誌の数って本当に多いですよね。おれふさんの解説、すごくわかりやすいし面白いです。勉強になりました^^私はコスメやファッションよりも、この日記のような記事がたくさん書いてあるような雑誌が好みですよ。 (April 2, 2005 09:45:23 PM)

Re[1]:頑張れ!『ニキータ』!その2 ~新しい雑誌が生まれるとき(03/19)  
おれふ  さん
水色あざらしさん

>艶男(アデオス)、艶女(アデージョ)・・・という言葉も鮮烈。
>どうしてこんなにもパワフルなのか(笑)勢いを感じます。

そうでしょう、そうでしょう。その鮮烈さがポイントなんでしょう。でも雑誌を作るときなんて、悪ふざけ、悪乗りの連続で、調子に乗ったテンションでないと面白いものなんて作れないのかもしれないですね。

>雑誌の数って本当に多いですよね。おれふさんの解説、すごくわかりやすいし面白いです。勉強になりました^^私はコスメやファッションよりも、この日記のような記事がたくさん書いてあるような雑誌が好みですよ。

うわ!嬉しいなぁ。ありがとうございます!ちょっと頑張って更新しようと言う気になりました!

こういう分野で一つカテゴライズして雑誌作れませんかね?何なんでしょう、サブカルチャーっぽいくくりになってしまうのでしょうか。今日まで東京だったので、久しぶりに『R25』読んでたのですが、あれの女版みたいのがあっても面白いのかも? (April 2, 2005 11:00:42 PM)

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おれふ @ 言霊 言霊ってありますね。相手のことをけなす…
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おれふ @ ただただあんただ Wanadooさん >本だけのこの館の建築は安…
おれふ @ 肉仕様でなくなったのは嬉しい! nekospaceさん 確かに、身体がもう肉仕…
おれふ @ 人騒がせなやつ uetaさん >おいおい、大丈夫??焼肉で…
Wanadoo@ ただただ 本だけのこの館の建築は安藤忠雄氏なんだ…
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ueta@ うそ~ん おいおい、大丈夫??焼肉で倒れたなんて…
みけ@ ちなみに 私は「新たな恋が、、、!」みたいなのが…

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