お霊参り2

お霊参り2

並木伸一郎の著書




並木伸一郎


「山形での体験」
UFOの取材で行ったお宅に泊まることになったために体験した怪異。
寝ると、まず金縛り。
次に、目を閉じているのにもかかわらず次々といろんな顔が迫ってくる。
そして、あたかも見えないエレベーターが下降するように
体が沈む感覚に襲われる。
やがて、それは幽体離脱の感覚へと変わり
自分の体に『戻れないかも?』と思う状況になる。
自分の体に戻ろうと、もがくうちに何とか目が覚めた。
目覚めると別の恐怖が待っていた。
なんと、目の前に痩せこけた裸の老人の顔があるのだ。
体が重いのは、老人が乗っかっているからなのであろう。
乗られているからなのか、息苦しい・・・
もがいて、もがいて、やっとのことで『うわ~』という声が出せた。
声と同時に老人は消えた。
翌朝、家人に『何かあるのか?』と訪ねると、近くの神社にお参り(お祓い)を
させられた。
”理由を教えてもらっていたら、この話の内容がもう少しおもしろいものに
なっていたろうに・・・・。神社へお参りしただけで、お祓いになるのかな?”

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