お霊参り2

お霊参り2

山田誠二




山田誠二



「川に行け」
筆者が小学3年の時のこと。
近くの川で採取した、カエル、小魚、ザリガニ等と飼育していたが、世話が追いつかず
父に全てを川に返すことを命じられると共に、飼育することを禁じられていた。
そんなある日、川で亀を見つけたが家に持って帰れないために、近くに落ちていた
ポリバケツの中で飼育することにした。
数日後、父から『亀を飼ってないか?』と訊かれた。
外で飼育しているのだから父に知られる訳がないと思いながら・・・
『飼っていない』と嘘をついた。
すると、怒らないから正直に答えろと真剣な顔で言われた。
その父の態度に興味を覚え、なんでそんなことを訊くのか逆に訊いてみた。
父の口からは、思いもよらない答えが返ってきた。
ここ数日、夢に亀が出てきて
『私は竜宮への使いを頼まれているのですが、あなたの息子に捕らわれてしまい
使いが果たせません。どうか、息子に私を解放するよう、言ってください』
翌日、筆者は亀を開放したそう・・・・



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: