オレンジの小部屋

お手軽登山?冠着山(姨捨山)と三峯山

2005.10.12
久しぶりの青空が広がった長野です。

千曲市の里山のシンボル(と勝手に決めている)『冠着山』標高1252メートルに登ってきました~



この山が初冠雪すると、いよいよ平地にも雪が降ります。
ぽっこりとした山容が、気持ちを和ませてくれる山です。
別名姨捨山とも呼ばれ(こっちの方が有名ですね)多くの伝説のあるところです。

ガイドには、登山口から山頂まで、25分とあります。
大池あたりから、栗ひろいをしながら登れば、相当な距離ですが、お手軽登山ゆえ車で登山口まで・・(^^ゞ



まず出迎えてくれた、この赤い実はなんでしょう??
万年青の実みたいでしたが・・・

テクテクいくと、登山道が時々崩れています。
しかも、先が割れている足跡・・・・ギクッ いのししじゃないか??
生々しい足跡が、そこらじゅうにあり、この赤い実も食べ散らかした後がありました。
あ~ん。イノシシには逢いたくない!!
と、思いつつも足は、登り方面に向いたまま・・・どんどん登るのだ。

は~い。山頂にたどり着きました。アッというまですね。
景色は、良いみたいですが、あいにく遠くの山には雲が多く、姿を拝むことは出来ませんでした。



平安初期の『古今和歌集』に「わが心なぐさめかねつ更級や 姥捨山にてる月をみて」と読まれた歌が刻まれています。

山頂付近では、「トリカブト」が見られました。
この花は、殺人に使われたりして有名になりましたよね~
実物を見るのは、この日が初めてでした。


なでしこも、風にそよそよと~
山の中にあると、ひときわ鮮やかな色に見えます。



こちらは、「ナンバンハコベ」
面白い形をしていました。
花は、直径1センチぐらいでしょうか・・


ナンバンハコベの実です。


そーして、この実はやたらに落ちていましたが、動物も食べないということは、「毒」もしくは、よっぽど「不味い」のかな??

なんの実でしょう??


山葡萄の実も、まだまだ熟していなくて、綺麗な色でした。
真っ黒になると美味しいものですよね~♪



お次は三峯山 1131メートル 山頂の上に立つ展望台から、千曲川を見下ろす~♪



こちらは、冬はリフト1本の聖高原スキー場です。
遊歩道を15分で山頂にたどり着けますが、もっとお手軽にという方にはリフトも運行しています。

山頂からの眺めは、特に素晴らしく、冬の晴れた日には景色を見るだけでも価値があると思います。

悠然と舞う、大きな鳥・・・なんでしょう??鷹??



ちょこっとだけ紅葉していました。



標高1000メートル付近が紅葉するのは、10月下旬から11月ですね。


気軽に行ける近くの山も、歩いてみれば楽しい発見がいろいろあります。

山の入り口にも道路にも「花を取らないで!!」「山菜・きのこを取らないで!!」との看板が多数立てられていました。
山は、みんなの物??いえいえ誰かの持ち物かもしれません。
ごみを捨てるのはもちろんのこと、泥棒(花・山菜など)にならないように気をつけたいですね。




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