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March 7, 2007
カテゴリ： カテゴリ未分類
３月７日（ブルームバーグ）：東京株式相場は続伸して始まった。外国為替相場の急速な円高傾向に落ち着きが見られることから、ソニーなどの電機株、日産自動車などの自動車株といった輸出関連中心に高い。新日本製鐵が1989 年５月以来の900円乗せとなるなど鉄鋼株も活況で、三菱地所などの不動産株、伊藤忠商事などの大手商社株も買われている。ジェイテクトなどの機械株も上昇。東証業種別33指数は、ゴム製品を除く32業種が高い。
日経平均株価の始値は、前日比137円80銭（0.8％）高の１万6982円30 銭。ＴＯＰＩＸは同17.89ポイント（1.1％）高の1710.43。 需給面では、朝方の外資系証券経由の売買動向は差し引き450万株の小幅な売り越しと観測されたものの、金額ベースでは小幅な買い越しだったもよう。
水戸証券の阿部進投資情報部長は、「世界の株式相場がひとまず落ち着き、昨日反発した流れを引き継いでいる。為替相場が116円後半、117円に入ってくると輸出関連株の動きもまた変ってくるだろう。もっとも、あす以降にＥＣＢ（欧州中央銀行）理事会や米雇用統計、国内では株価指数先物・オプションの特別清算値（ＳＱ）が控えており、利益確定売りが出る場面もありそうだ」と見ている。
世界同時連鎖安に一巡感
６日のニューヨーク外国為替市場では、円がドルとユーロに対して４営業日ぶりに売られた。海外時間の円相場の安値は１ドル＝116円74銭。１ユーロ＝153円20銭。（ブルームバーグ・コンポジット）。ドル・円相場は先週、４円近く円高に振れる場面もあった。東京時間早朝では１ドル＝116円台70銭付近、１ユーロ＝153円20銭付近で推移している。キャリートレード（円借り取引）が再開するとの見方が広がっている。
欧米の株式相場の落ち着きも、投資家心理を明るくさせた。前日の米国株式相場は反発し、Ｓ＆Ｐ500種株価指数とダウ工業株30種平均は７月24日以来の大幅上昇となった。欧州市場も総じて上げ、ダウ欧州50種株価指数が前日比１％高、英ＦＴ100指数は同1.3％高、フランスＣＡＣ指数は同１％高、ドイツＤＡＸ指数は同0.9％高となった。
日興コーデは続伸、米シティがＴＯＢ
個別では、日興コーディアルグループが続伸。米シティグループがＴＯＢで買収すると正式発表した。ＴＯＢ価格は１株当たり1350円で、６日終値より10円高い。東証による日興コーデ株の上場維持や廃止の決定にかかわらずシティ側は実施し、過半数の獲得を目指す。
[ 2007年3月7日9時34分 ](ブルームバーグ)より抜粋
日経平均株価の始値は、前日比137円80銭（0.8％）高の１万6982円30 銭。ＴＯＰＩＸは同17.89ポイント（1.1％）高の1710.43。 需給面では、朝方の外資系証券経由の売買動向は差し引き450万株の小幅な売り越しと観測されたものの、金額ベースでは小幅な買い越しだったもよう。
水戸証券の阿部進投資情報部長は、「世界の株式相場がひとまず落ち着き、昨日反発した流れを引き継いでいる。為替相場が116円後半、117円に入ってくると輸出関連株の動きもまた変ってくるだろう。もっとも、あす以降にＥＣＢ（欧州中央銀行）理事会や米雇用統計、国内では株価指数先物・オプションの特別清算値（ＳＱ）が控えており、利益確定売りが出る場面もありそうだ」と見ている。
世界同時連鎖安に一巡感
６日のニューヨーク外国為替市場では、円がドルとユーロに対して４営業日ぶりに売られた。海外時間の円相場の安値は１ドル＝116円74銭。１ユーロ＝153円20銭。（ブルームバーグ・コンポジット）。ドル・円相場は先週、４円近く円高に振れる場面もあった。東京時間早朝では１ドル＝116円台70銭付近、１ユーロ＝153円20銭付近で推移している。キャリートレード（円借り取引）が再開するとの見方が広がっている。
欧米の株式相場の落ち着きも、投資家心理を明るくさせた。前日の米国株式相場は反発し、Ｓ＆Ｐ500種株価指数とダウ工業株30種平均は７月24日以来の大幅上昇となった。欧州市場も総じて上げ、ダウ欧州50種株価指数が前日比１％高、英ＦＴ100指数は同1.3％高、フランスＣＡＣ指数は同１％高、ドイツＤＡＸ指数は同0.9％高となった。
日興コーデは続伸、米シティがＴＯＢ
個別では、日興コーディアルグループが続伸。米シティグループがＴＯＢで買収すると正式発表した。ＴＯＢ価格は１株当たり1350円で、６日終値より10円高い。東証による日興コーデ株の上場維持や廃止の決定にかかわらずシティ側は実施し、過半数の獲得を目指す。
[ 2007年3月7日9時34分 ](ブルームバーグ)より抜粋
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