走る物流マンの給水所

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高尾山森林マラソン(2005.09.25)

第9回高尾山さわやか森林マラソン 2005.09.25

都心に最も近くて手頃な山岳マラソン、高尾山さわやか森林マラソン大会は予想通りの雨の中、正午にスタート。陸上部からは女子2名を含む6人が参加した。コースは、大垂水峠にほど近い城山の山懐にある「ふれあい森林館」をスタートし、大平林道と登山道を城山までのぼり、NTT林道を一気に300m下って、日影沢用水場まで駆け下りる。そこから作業林道に入り、高尾山西の大見晴台下まで上り東海自然歩道に合流、あとは一丁平経由、城山へ上り、折り返して防火線の斜面を転がるように駆け下りて大平林道に出て、スタート地点の100m手前でゴール。300m登って、300m下りて、また300m登って、最後に300m下りる、全長15kmのタフなコースだ。

前の方からスタートした私と川田くん、kuriさんがリードしたが、まず川田くんがペースダウン、逆にkuriさんが私の10m前を先行する形で城山まで登る。下りの得意な私だったがkuriさんがしぶとく逃げるのでなかなか追い抜けない。kuriさんの靴ひもが解けたことで私が先頭に出たが、日影沢用水場で追い付かれた。kuriさん、最近ホントに強くなったなあ。

作業林道は狭いので追い越すのは難しい。私が先行しkuriさんが追い抜くチャンスを窺いながら私のすぐ後に付けたまま大見晴台下へ出る。さあここからいつも走り慣れているコースだ、とばかり私が引き離しにかかる。しかし一丁平で追い付かれ、デッドヒートを繰り広げる。とその横を楽天仲間のBarmyさんが追い越してゆく。初めまして、Barmyさん、と思うまもなく引き離されてゆく。

上りになるとkuriさんが強いので、私は抜かれまいと必死に登った。そしてほどなく2回目の城山。わずかに私の方がリードしている。今度は折返しのためゼッケンにマジックでチェック。水を2杯飲み込む。そのあとは得意の下りだけだ。一丁平まで下りてくる間に尾畑くん、図師くんとすれ違った。2人とも元気そうだが、川田くんは見かけなかった。

防火線の急斜面では得意のトレイルランで滑ることもなく一気に駆け下りてランナーをごぼう抜き。派手に転んで3m位滑り台を滑っているような人もいれば、背中が泥だらけで汚い女の人もいて、田植えのあとのような状態だが、私は見事に転ばずに済んだ。

最後の大平林道も余力を残した身体でラストスパート。ここでも沢山のランナーを抜いた。あっという間にゴールが見えてきて余裕でゴール。時計は1時間26分59秒だったので、昨年より8分早かった。順位も昨年よりかなり上げ95位と陸上部でトップのタイムだった。

それから3分後、kuriさんの悲鳴にもにた歓声が聞こえたので、コースに目をやると、尾畑くん、図師くんとkuriさんがゴール前のデッドヒートを繰り広げていた。ゴール手前まで先頭だったkuriさんを、尾畑、図師と一気に抜き去ったのであった!久々に見ている方も興奮した。そのあと5分ほどで川田くん、トレイル初参加の青木さんはみごと1時間47分ほどで完走。全員が2時間を切るタイムで怪我もなくゴールできた。

天気は悪かったが、私にとっては最適なコンディション。お陰で楽しくトレイルランが出来た。さて来週はハセツネ前の練習でまた奥多摩を走ろう!みなさんお疲れさまでした。



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