走る物流マンの給水所

走る物流マンの給水所

2006開幕戦 in U.S.A.

2006開幕戦 in U.S.A. on 2nd,April by Hirai 

私とkuriさんのブログを読んでいただいております(by編者)

お二人に刺激をうけたので、僕の方も、ヒッソリ(?)と今期の開幕戦
を走って来ました。ここ半年間で20キロ以上走ったのは先日の荒川だ
け、体重も重くて仕方ない、という情けない状況ですが、とにかく体重
を減らすだけでも意義があるということで、Queens(国内線のハブ空港
であるラガーディア空港、リトル松井のいるNYメッツのスタジアムな
どがあります)のレースに出場してきました。

1周約6キロ(片道3キロのコースを往復)のコースを8周回(最初に
2キロだけ走る)という単純極まりない50キロレースでしたが、どう
やって探してくるのか、平坦なのはスタート・ゴール周辺のみで、あと
は見事に上りか下りというナイスな(?)なコース。1周回目の上りの
時に後半の周回時、この急坂は走れないだろうな。。と確信しました。
(苦笑)

レースは70人程度で半分以上は50マイル(80キロ)の人たち。
さすがに練習不足の状況で80キロを走りとおす、自信も体力もありま
せんので、迷わず、50キロの部を選びました。
朝8:50にスタート、気温は10℃程度で少し肌寒い感じ、長袖シャ
ツと手袋で走り始めました。
とにかく、完走せねばなりませんので、慎重なスタート、女性ランナー
2人にも置いていかれますが、焦らない、焦らない。。

それでも20キロあたりまでは、キロ5分台前半の良いペース。これま
での経験から、練習してなくてもここまではごまかしがきくことは分か
っていますので、気を引き締めながら、中間点を目指します。
中間点も2時間10分を切り、何故かまだ走れています。もしかしたら、
なんて色気も出始めますが、はやる気持ちを抑えつつ、トイレを済ませ、
ゼリーでエネルギー補給し、後半戦に備えます。途中から気温が上がり
始め、20℃を超えたので、長袖のシャツは脱ぎ捨て、ランシャツでの
走りに切り替えます。

しかーし、30キロ過ぎた5周回目の折り返しから、やって来ました疲
労感。。急に足がズッシリ重くなります。そうなるとすべての上りが辛
くなります。下りでも全くスピードがあがりません。そうか練習不足は
疲れてからの落差を大きくするのだな、と妙に納得しながらも、スピー
ドは落ちていくばかり。。久々に味わう、疲労感は辛いけれど、懐かし
い感覚でもあります。キロ6分近くまでペースダウンです。

普通、レースでは何でも食べ、のめるのですが、今日は前半から胸がム
カついており、食欲がありません。水とゼリーだけは欠かさず、摂りま
したが、ムカつきは収まりません。これも練習不足の表れなのかなー。
残り2周回の途中のところで、4時間30分切りは厳しくなり、何とな
くmotivationを失くしかけましたが、とにかくレースは投げない、上り
坂も歩かない、と心に決め、ゴールを目指しました。
最初のところで触れた強烈な上り坂も時速5キロ(?)で駆け抜け、歩
いている人達の応援を受けながら、頑張り通し、何とか完走しました。
4時間40分もかかりましたけど、今の自分にとっては最善は尽くせた
と思います。

ゴール後に襲ってくる筋肉痛(太ももの後ろ)が少なく、多分、体力不
足で追い込めてないのだろうな、と思いつつも、久し振りの気持ちよい
疲労感を味わうことが出来ました。バスと電車を乗り継いで自宅に帰り
ましたが、やっぱりレースにはコンスタントに出なければ、と道々思い
ました。

ということで内容はともかく、またレースに出てみよう、という気がお
きて来ました。こうなると多少は練習もしないと格好がつきませんよね。
次にお目にかかる頃には、「走れるヒライ」に戻って、何処かのトレイ
ルをご一緒させて下さいね!ではまた。

Met50m_Kstein_50kpics_2006_38.jpgMet50m_Kstein_50kpics_2006_9.jpg


ヒライ

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