でかい木下で呟いた。


すとろべりぃきゃんでぃ


 俺は滝がすき。

 好きなところは可愛いから。

 性格だって可愛い。

 嫌いなところなんてない。

 でも、、、

 一つだけ嫌いなところがある。

 "なんで忍足なのか"

 なんで滝は忍足がすきなのか……。

 わかんないから嫌い。

 ムカツク……。


 ――――ガチッ

 「っ…!痛って…ぇ…」


 舐めていたイチゴ味の飴を噛み砕いた。

 間違って自分の頬まで噛んでしまった。

 血の味がする。


 「なんで滝は忍足が好きなんですかぁ~」


 大声で空に向かって叫んでみた。

 すると空ではなく違うところから返事がきた。


 「それは、なんとなく」

 「…?なんとなく?」


 滝が、答えた。


 「そぅ。なんとなく。忍足が好きになったの」

 「ふぅ~ん……そぅなんだぁ…」

 「だって恋なんてなんとなくで始まるじゃん」

 「…うん…」


 俺の隣に滝が座る。

 髪が風に靡いて乱れる。

 綺麗。


 「だからどこがスキってわけでもないんだ…」

 「じゃぁ、なんとなくでいいから俺のこと好きになって?」


 ムカツク…。

 なんで忍足なの…

 俺じゃ…ダメなの…?


 「…………どうだろ…」

 「え?」

 「何か俺がジローのこと好きになるような
   ハプニングがあれば、もしかしたら好きになるかも」

 「……本当?」

 「たぶん…ね…」


 俺と滝の間を夏の生ぬるい風が通る。

 よけいに…

 ムカツク。


 「ん?なぁに?ジロぉ…っ…!!!」

 「コレってハプニングに入る?」


 滝に口移しで飴をあげた。

 俺の口の中の甘ったるいイチゴ味の唾液が滝の口に入る。

 滝の喉が、ゴクンと鳴る。

 顔は真っ赤だ。

 ……やっぱり…可愛いなぁ…


 「…ばか…ハプニングに入るわけ…」

 ないでしょ。


 それが俺の思ってたこたえ。

 だけど…


 「……あるでしょ///」

 「えっ………はぁ?!」


 予想もしない答え。

 驚きのあまり新しく舐めようとしてだしたイチゴ味の飴を落としてしまった。


 「てゆーかさ、最初からジローが好きだったんだよ?」

 「な…嘘でしょ?」

 「違うって…ジローの気を引く為に忍足がスキって言ってたんだよ?」

 「……そぅなの?」

 「うん」


 可愛さあまって憎さ百倍。

 その言葉がぴったりだろう。


 「なら、俺にキスして」

 「へ…?」

 「好きならキスしてよ」

 「や…でも恥ずかしい…し…」

 滝の癖。

 恥ずかしいときかならず自分の髪をいじる。

 それをしていると言うことは本当に恥ずかしいのだろう。

 ―――クスッ

 「ん!もぅ!なんで笑うのっ!?」

 「滝が…可愛いから…」

 「///ばかっ!!」

 「キスして?」

 「ぇ…や…やだ」

 「なんで?」


 答えは分かるけど意地悪して滝に言わせた。


 「外だからぁ・・・」

 「ふぅ~ん…まぁ、いいじゃんv」

 「やだってぇ…まぁ、いいけど…」

 「じゃ、して?」

 「ん…。」



 ほんの少し唇が触れるだけのイチゴ味のキス。

 滝にしては上出来。

 それに、

 それだけで幸せだし。

 好き。

 滝だけが。

 本当に。

 大好き。



――――――後書き―――――――
うふっvV
初のジロ滝v
でもなんかジロが女の子っぽくてほんのり滝ジロになってきが…
ヤバイっちゃ。(何)
それから昨日は眠かった(ぇ)

2003.8.23


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: