お空のあいちゃん

お空のあいちゃん

2000年1月1日



朝になっても私の足は、右側だけにしびれがのこっていました。 麻酔がまだとれていないようでした。 あいちゃんに会いに行く約束をしていたので、看護師さんに、車椅子を使わせてもらえるようにお願いしました。

お昼ご飯の前、看護師さんは、車椅子と母乳をしぼるための機械を持ってきてくれました。 普通だったら、あかちゃんに授乳の練習をするはずですが、あいちゃんは今はまだミルクを飲む事ができないので、機械でしぼっ冷凍保存するのだと、看護師さんは説明してくれました。

機械はすごいチカラで母乳をしぼろうとしましたが、私の母乳はなかなかでてきませんでした。 それでもなんとか、3mlほどしぼれたので、それをあいちゃんのともろにお土産にもっていくことにしました。 この、最初にでてくる母乳にはたくさんの栄養が含まれているとのことでした。 ゴールデンミルクと呼ぶんだよと、看護師さんは教えてくれました。

ランチを食べ終わって、私はカメラを片手に、主人に車椅子を押してもらって、あいちゃんの病院にむかいました。 主人は、写真をとってもいいということ、お花以外のものなら、ベットの隣にある棚に飾っていいということを、教えてくれました。 私はわくわくしていました。 やっと会えるんだ、やっと触る事ができるんだと思うと、自然に笑顔になりました。

でも、その笑顔はあいちゃんのみたとたん、涙にかわってしまいました。

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