おしゃれ手紙

2012.02.26
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カテゴリ: 父の麦わら帽子
 季節がいつだったか覚えていないが、子どもの頃、筆軸を作る手伝いをしていた。

農業の合間に現金を得るための副業に村の大人はやっていた。

筆軸というのは、筆の持つ部分の竹のことだ。

私たちがオナゴダケとよぶ筆軸用の細い竹を父が採ってきた。
それを、家に持って帰り、専用の台に乗せ、決まった寸法に切り揃えるのだ。
専用のノコもあった。

私も手伝ったが案外簡単に切れる。

竹が沢山切れたら、それを束ねる。
竹軸を買う人が置いて行った、決まった大きさの針金の輪に切り揃えた竹を通した。

しかし、数年前に新聞で、集められて竹軸は、冬の間、吉井川の川原で干すということを知った。

その後は、筆作りの盛んな広島に持って行かれることも・・・。

私の故郷では、もう誰も筆軸作りをする人はいない。
それどころか、若い人は、そんな仕事があったことすら知らないだろう。

筆軸のためのオナゴダケを採りに行っていた■ 父が死んで10年がたった。


岡山県赤磐(あかいわ)市の吉井川河川敷で、筆軸の原料となる竹の天日干しが行われている。
全体を均一に乾燥させるため、熊手で竹を転がす「天地返し」が週に1度あり、一帯に「カラン、カラン」と乾いた音が響く。

少子化のほか、竹以外の材質や外国産の輸入増加の影響を受けて竹筆軸の生産高は減少しており、業者は全国で3軒のみ。
赤磐市の「南部千代松商店」では、岡山、熊本両県産の竹を長さ22~25センチに切り、釜で煮沸して油分や汚れを落とし、河原で約70日間乾燥させる。
筆軸は広島県熊野町などの筆の産地に出荷する。

最盛期だった1960年代後半には年間1億本を生産したが、今年は約100万本を予定している。
同社の南部千代徳専務(48)は「今年は雨が少なく、寒さも厳しいので引き締まったいい竹筆軸ができそう」と話している。
毎日新聞

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年2月26日 *父の麦わら帽子:目次*
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Last updated  2012.02.27 20:17:03 コメントを書く
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天地はるな@ Re[1]:9月のおしゃれ手紙:連歌と茶道(09/30) ミリオンさんへ 京都は観光客が多すぎて最…
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