おしゃれ手紙

2012.10.17
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カテゴリ: 映画
イラン式料理本:あらすじ

イランから届いた、とっておきの家庭の味。

新婚夫婦のキッチンから、ベテラン主婦の台所まで、さまざまなイラン人女性が披露する今晩の献立や、伝統的な家庭料理の作り方。
そこから浮かび上がるのは、男と女、嫁姑、家族というドラマ。
そしてイラン社会の“今と昔”。
さまざまな思い出とともに引き継がれる家庭料理は、笑いや涙というスパイスによって、味わい深く熟成されていく――。

主婦歴40年の監督の母、
14歳の時に40歳の夫のもとに嫁いだ母の友人、
現代女性代表の妻、
13歳で結婚した伯母、
9歳で結婚、もうすぐ100歳の友人の母親、
双子を育てながら大学に通う妹、
主婦歴35年、5人の子の母でもある義母・・・。

監督をめぐる7人の女性の料理を通して、イランの今の女性を描いている。

面白いのは、義母。


彼女が結婚をした当時は、今よりももっと封建的で、夫が妻の名前を呼ぶことも許されなかったという。
また、姑は、嫁に強く当たったようだ。

しかし今は、
「オレと母さんが2人がかりでも、おまえにはかなわない」と夫に言わしめるほど、無敵の女性となった。

そんな彼女も、なんだかんだ言いながらも、家族のために手の込んだ料理を作る。

義母の次の世代、つまり彼女の娘=監督の妻となると、また家事に対する考え方が全然違うのが面白い。

監督の妻は、家に来た海外からの客に、缶詰料理を食べさせたそうだ。
その上、そのことを堂々と客に言ったという。
バラサなくてもいいだろうと言う監督に、
「突然、夜、客を連れてくる方がどうかしてる」と反撃。


頭の中は、相変わらず、昔のまま」
と憤慨する。


ほとんどの女性が、黙々と料理を作り、のんびりとくつろぐ夫をしり目に、黙々と後片付けをしていた。


少し昔なら、食事の支度が少しでも遅れると、男は女を怒鳴ったり、叩いたりしたらしい。
しかし、自分の意見をはっきりと言う監督の妻や義母やを見る限り、確実にイランでの女性の地位は、上がっているのだろうと思う。

ちなみに、我が家でも、食事を作るのは、ほぼ100%私とイランなみ。

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昔
★2012年10月16日 *父の麦わら帽子:芋穴*
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Last updated  2012.10.17 12:00:29
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