おしゃれ手紙

2012.10.27
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カテゴリ: 国内旅行
東京駅の天井


八角形ドームをのせたルネッサンス様式の赤レンガ駅舎は、威風堂々としている。
丸いドーム、干支の飾りなど、さすが辰野金吾の手によるものと、感じいった。

赤レンガ駅の後ろの高いビル群に、少しことさめて、このビルなからましかばと覚えしか

(赤レンガ駅の後ろの高いビル群に、少し興ざめし、このビルがなかったらなと思った。)
東京駅全景
10月24日(水)~25日(木)、千葉に住む友人宅に行った。
ついでに、新装なった東京駅を見た。

残してくれてありがとうと言いたいが、やはり廻りの高層ビルが目に入ってしまう。

それに比べて、去年行った■ ヨーロッパの駅


赤レンガ駅舎の復原

東京駅は、辰野金吾によって1914年(大正3)に建てられた。
その後、東京大空襲で焼失。
現在の建物は2階建てで、1947年(昭和22)に再建されたもの。
東京を代表する建物のひとつだ。
2006年度に復元工事を開始。
2012年10月1日完成。
神無月の頃:もと

神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入る事侍りしに、遥かなる苔の細道を踏み分けて、心ぼそく住みなしたる庵あり。
木の葉に埋もるる懸樋の雫ならでは、つゆおとなふものなし。
閼伽棚に菊・紅葉など折り散らしたる、さすがに、住む人のあればなるべし。
かくてもあられけるよとあはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが、まはりをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覚えしか。

「徒然草」吉田兼好
   <口語訳>
神無月の頃、栗栖野という所を通り過ぎてある山里にたずね入る事がありましたが、遥かな苔の細道を踏み分け、ひっそりと住みなしている庵があった。
木の葉に埋もれる懸け樋の雫の他には、少しも音をたてるものはなし。
閼伽棚に菊や紅葉などが折り散らしてある、さすがに住む人があるからなのだろう。
これでもいられるんだなと、あはれと見ているうちに、むこうの庭におおきな蜜柑の木が、枝もたわむほどになっているが、周りをきびしく囲っており、少し興ざめして、この木がないほうがましかもと思えた。

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年10月27日 **
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Last updated  2013.11.04 20:07:44
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