おとなカレッジ

気がつけば１１月・・・

気がつけば１１月・・・

最近、娘のあり余るパワーに翻弄されて、ヘロヘロになってきた。
ますます自己主張が激しくなってきたので、自分がかまって欲しい時に相手をしてあげないと怒り、同じ遊びを何度もせがまれて、気に入らないことをされても怒り、お腹が空いたら「まんま～」と泣き叫び、離乳食を作って食べさせて、オシッコさせてオムツ替えて・・・気がつけば日が暮れている。

夜早く寝かせようと散歩に連れ出したり、遅い時間に寝ないように気をつけても、バッチリ１０時過ぎまで目が冴えていて、何度も「遊んでくれ～」とせがまれる今日この頃。こんな小さい体のどこにそんなパワーが秘められているのか・・・。娘が寝ている間が、つかの間の自分の時間だけど、家事をやってる間に終わってしまう。

主人は帰ってくるなり「部屋が散らかってるよ、お風呂とご飯の用意はまだ？」と言う。「あのねぇ、私は１日中育児に明け暮れて疲れているのよ、部屋がちょっとくらい散らかってても文句言わないで欲しいんだけど。お風呂も自分でお湯張ればいいじゃん！」と怒る私に、「他のママ達はもっと上手に家事と育児をこなしてるんじゃないのぉ？きっと手際が悪いんだよ」などと追い討ちをかける。「私にこれ以上ストレスを与えないでよ。そのうちに爆発しちゃうから～」とクギをさして、これ以上の小言を言わせないようにしている私。きっと、同じような会話は、日本のあちこちで行われている事でしょう。

不思議なことに、これだけヘロヘロのストレス溜めまくりな毎日でも、布オムツは大変だと思わない。お風呂場で無心にオムツを洗っていると心が落ち着いてきて、少し前まで腹立たしく思っていた主人に対しても、オムツを干す頃には優しく笑顔で接することが出来る。そして、日に干したお日様の香りのするオムツを畳む時にもまた笑顔になっている。側には、いつものようにファジーを頭にかぶって遊んでいる娘がいて、そんな無邪気な娘の行動に、思いっきり笑って胸のモヤモヤも吹き飛んでしまう。

「布オムツって、ちょっとしたヒーリング効果があるんじゃないかな？」相次ぐ幼児虐待のニュースに、ふと、そんな事を考えてしまうのであった。

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