●かぼ初めての歯医者(2/25new)


そこで歯医者に連れて行くことになったのだが、これがものすごく大変だった。
とにかく「嫌だ、嫌だ!」の一点張り。
気持ちはものすごく分かるのだが、歯茎から血が出ているので連れて行かない訳にもいかない。
最終的には物でつることになった。
かぼちゃんが以前から欲しがっていた、トミカのバイクを買ってあげることにしたのだ。
それでもなかなか納得しなかったが、パパが何とか説得した。
行きの車の中でかぼちゃんは
「ビューンって行かないで、ゆっくり行って。ゆっくり。」と何度も繰り返す。
それでも行くのは来るまで5分くらいのところ。あっという間についてしまった。
車の中で少し機嫌が良くなったのか、
「かぼちゃん頑張ってバイクを買ってもらう。最初トイザらスいこっか?」などと言う。
「だめだよ。歯医者さん頑張ったらだよ」と言って歯医者さんに家族みんなで向かった。
中に入ってもかぼちゃんはご機嫌。キッズコーナーで夢中になって遊んでいたが、自分の名前を呼ばれたら、真っ先に私にしがみついてきて
「やだあ、もう痛くない、帰る~、帰る~」と大泣き。
「でもお医者さんに見てもらわないと、バイク買えないよ」と言っても
「いらない~。もう痛くないよ~」
とりあえず、診察室に入るといっそう泣き方がひどくなったが、診察してもらわないわけにはいかない。
無理やりわたしから引き剥がし、寝台の上に座らせた。
先生が来て、
「こんにちは、お名前は何ていうんですか?」と聞いても
「もう痛くありません。もう大丈夫です」と大泣きでいうばかり。
「お名前を教えて下さい」と先生は辛抱強く何度も聞く。
「かぼちゃんです。かいとくんです」とやっと答えるかぼちゃん。
「じゃあ、いくつですか?」と年齢を聞くと、いつものようにOKサインで親指、人差し指以外を立てて”3”を示す。
「3才ですか。いいですか。先生のお話聞いてくださいね。ちょっとお口を見せて下さい」と言うと
「嫌です。もう痛くありませんから」と今だに拒否。
「言う事を聞かないと、先生ママに出て行ってもらいますよ」と脅されると
「嫌です。ママにいて欲しいです。ママにあっこ(抱っこの意味)して欲しいです」
「だめですよ。それじゃあ、お口が見れませんから。泣き止んでお口見せて下さい」

こういった会話の繰り返し。先生って大変だなあ、とつくづく感心してしまった。
この後、かぼちゃんは
動く寝台に「ぎゃあ~」と更に泣き叫び、
押さえられれば「止めてください、ぎゅうっとしないで下さい」とわめき、
レントゲンを取ると言えば、「ママと一緒にお写真をとりたい」と駄々をこね、
そりゃあ、大変だった。

とりあえず、歯は折れていなくてちょっと脱臼したような状態になっているとのことで一安心。
ただ1,2週間は前歯を使わないように、と言われた。
そんで、1週間後にかけた部分を削ることになったのだが、それを聞いただけど暗い気分になってしまった。
口の中を見せるだけであんなに泣き叫ぶのに、歯を削ったら気が狂ってしまうのではないだろうか?

帰り、かぼちゃんはトイサらスで約束どおり、トミカのバイクを買ってもらい、おまけにパパから
「今日は頑張ったから、パパからもう一台プレゼントしてあげる」と言われ、
さらに中華そばの屋台のトミカを選んで大満足だった。
(それにしても変な趣味。中華そばの屋台を「かっくいい~」と言って選んでいた)

ひとこと言うならば、かぼちゃんは何故か病院で診察してもらう時、言葉遣いが敬語になる。
家ではこんなに礼儀正しい言葉を使ったことが無いのになぜだろう?



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