水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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ヨーロッパ世界の裏の恐ろしさ



パリジェンヌ


絵は、パリの公園にのんびり憩うパリジェンヌですが、ヨーロッパの裏側では信じられないことが進行しています。

イタリアのある有名終身議員がマフィアの一員として裁判にかけられた。しかし、告発した県知事も三人の判事も殺害される。証言しようとしたマフィアの改心者500人には全員に暗殺指令。そのために国外に逃亡し、帰国できず。

英国企業が、フランスのある市長と地域開発の契約を結んだ時、この市長とつながるマフィアから800万ドルの裏金を要求される。

このようなフランスの地方政治家とマフィアのつながりを糾弾しようとした44歳の女性市長候補は選挙事務所に爆弾が投げ込まれる。そして、オートバイにのったふたりの男から5発の銃弾をうけて選挙中に殺害される。私が死んだらこの人が犯人と名指しされた県議会議長や下院議員は、結局、証拠不十分で釈放。

あるマフィアの一員は、終身刑になって全てを告白するといった裁判の前に、食べ物に毒を混ぜられて収容所で死亡。

仏、独、伊の政財界、司法人がひそかに加入しているフリーメーソンという結社がマフィアとつながっている。そのために、自らマフィアの組織犯罪の隠蔽を行う。EC本部すらも汚染されているという。


臓器移植

ECの議員であり、外科医であるある博士の議会報告による戦慄すべき事実は、ブラジルから4000人、ペルーから3000人の子供が、里子とか養子とかの名目で売られて臓器移植に片側の腎臓や目を奪われたり、殺害されたりしているという。

臓器移植のために精神薄弱児の病院が買収される。貧しいアジアには腎臓や目が片方しかない子供がたくさんいるという。
ロシアの孤児院に米国の某組織から申し入れあり。「30人の里子を受け入れたい。どんな病気でも構わない。心臓さえ問題なければ。」と。

テロに用いられる核の恐怖

スイス国境で、ドイツで、そしてウイーンで、放射性物質を密閉せずに運ぼうとしたりした「無知な運び屋」が致死量の放射能で苦しんでいるところなどを何度も逮捕される。

旧ソ連邦の多量の核物質が盗まれ、1万個以上あるといわれている核弾頭が1個数千万ドルで取引されているとか。
それらは、ソ連経済の40%を牛耳るというソ連マフィアから、リビヤ、イランイラクへ密売されているもよう。

ソ連の核技術者は15000人。彼らの週給50ドルだった。彼らが3000ドルの高給で、これらの国々へ核兵器の開発のために雇われており、少なくとも、イラクに50人、イランに250人いると推計されている。

武器商人達

欧州各国では武器商人が暗躍し、さまざまな武器がゆきかう。
イギリスの港で、ハンガリーの荷物が情報機関に没収され、アイルランド向けの52万ドル相当の武器と判明。

一方で、イギリスから2000丁のミサイルを購入しようとしたアゼルバイジャンの兄弟は、敵対するアルメニアの情報機関に察知され銃弾で暗殺される。犯人は裁判中に自殺。
武器を取り締まるサッチャー首相自身も、マレーシゃには27億ドルの武器を販売。

詳しく知りたい方は、あるジャーナリストが数年にわたって調べあげた、ECやヨーロッパの政財界に巣くう組織犯罪を述べた「ユーロマフィア」という新潮社の分厚い本などを参照ください。ソ連も、崩壊後の闇経済でのし上がった経済マフィアに経済の40%を支配され、糾弾しようとした人を含めて、25,000人が一年で殺害され、同数が行方不明。

世界の武器の取引は、18兆ドル。米国の予算と同じとか。
米国の武器産業やペンタゴンは、ソ連との冷戦がなくなって危機感を強めた。
失業せぬようにブッシュを支援して必死に戦争を勃発させようと躍起になっている。
大学で劣等生だったと言う、主義も信念もないブッシュは、これらの武器産業に踊らされる人形。
ヨーロッパでは、どこでも言われる「愚かなブッシュ」。
その愚かな行動で世界を混乱させてようとしている。
海外の報道を読むと背筋が寒くなる。

追い詰められたイラクやリビアや北朝鮮の独裁者が、長崎の数百倍の核弾頭をミサイルに搭載して主要都市を攻撃し、米国が核ミサイルで反撃したなら・・・。

ノストラダムスの言う、「空を火の玉が飛び交う世界の終焉」が現実となる。

それは明日起こっても不思議ではないよう。

そして、ソビエト連邦の恐ろしい現実

あるマフィアがギリシャ人を殺害して逮捕されて自供。

ある男に頼まれてやったと「ある男」の名を自供。

彼は、少なくとも50人の人の殺害に関与していると。

その男は、かってはやくざなボクサー。

その後、ジムの体操教師。

そしてなぜか、今は、ソ連の巨大なアルミ企業の名の社長。

かつ国会議員にもなっっている。

しかし、警察は彼を逮捕しようとはしない。

彼は、ソ連の経済界の40%を牛耳ると言われるモスクワマフィアの一角のリーダだから。

彼が任命されたと言うことは、ソ連の政府内にマフィアが深く浸透している証拠でもある。


もう一例。

あるソ連の若い青年将校はかって秘密警察の一員として東独でスパイ活動に従事。

その後、市長になった恩師のつてで、その二の腕として市の経済の建て直しに辣腕をふるう。

その後、恩師とともに失職。

モスクワで、ある経済問題の解決を依頼されて有能さを証明、頭角を現す。

ちょうど、その頃、ソ連のエリティン大統領は、身内の不正問題で検察官に激しい追及を受けていた。

そんな頃、国営企業のテレビに突然、画像が流れる。

隠し撮りされた映像。

検察官が、娼婦に金を払っている光景だった。

検察官は失職。追求は止まった。

盗み撮りを仕掛けたのは、元秘密警察のその青年将校。

この敏腕さを買われて、アル中の大統領は、後任にこの将校を指名。

それが今のプーチン大統領。

政府の要職に、かっての秘密警察の将校達をつぎつぎに抜擢し、権力を固めている。

仮に、次期大統領選挙で、政敵が現れても、彼は容易に、その秘密警察の情報網で、

かっての検察官に対したと同じようにプライバシーを暴き、失脚させることが可能である。

あるいは、すでにマフィアの手にゆだねられて、暗殺されているかもしれない。

今、ソ連は、旧秘密警察出身の不気味な一団とマフィアとに支配されつつある無法国家。

1年に要人を含めて25,000人が殺害され、同数が行方不明になっているのに、

ほとんど逮捕できない。

警察すら、時に強盗に変わる。ある日本人青年は、移動中に、ソ連の警官に

暴行を受けて、持ち物を強奪された。

警官すら、信用できない。

独立した、かっての属国の人たちがモスクワで殺されても平然と警官は言う。

「俺達の知ったことじゃない。犯人は自分達で勝手に探しな」と。

アゼルバイジャンの人は言う。

「ソ連?アンビリーバブルな国だ!」



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