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2003年3月、日歯連の座談会に橋本派の幹部、野中、青木、古賀が顔をそろえた。歯科医師の初診料を請求しやすく便宜を図ってもらい、歯科医師会は300億円も収入が増えた。「このたびは本当に良かったですね」 古賀が述べた。「おかげさまでプラスになりました。」と、お返しのお礼を述べた男がいる。今回、賄賂を渡したとして逮捕された臼田会長である。橋本竜太郎は金を渡せば厚生省に顔を利かしてくれる元厚生大臣。橋本派総ぐるみの受託収賄の計画が練られた。実行犯は、橋本派の幹部野中の腰巾着、古賀。勉強会と称して厚生省に働きかけた。政務次官を巻き込んで臼田への便宜を図った。金をもらって、特定のの依頼どおり、便宜を図るのが受託収賄罪。その臼田会長が、1億円を橋本、野中、青木に渡したと供述した。1億円が密かに橋本派に渡されていた。元厚生省政務官にも500万円が渡された。これはいずれも犯罪である。受託収賄を恐れた橋本は、野中、青木の幹部会で秘密に処理するように密議を謀った。それが今回の誰もが知っている真相。1億円の証拠も明らかになり贈賄側も自白して逮捕されている。「橋本、野中、青木、古賀を受託収賄罪で逮捕!」「橋本派総ぐるみの受託収賄罪確定!」こんな記事がいずれ新聞にのる日がまもなくくるだろう。先日、地方の市長が、50万円賄賂をもらっても逮捕される。1億円も受託収賄を行って逮捕されぬわけはない。田中角栄という現職の首相すら、アメリカのロッキードの社長の3億円渡したと言う証言で逮捕されたのだから。さて、どんな刑罰が妥当だろうか。年金さえ食いつぶされた長期自民党政権の悪、経世会への恨みは深い。フランス革命の頃なら、4人とも間違いなく断頭台で首をはねられただろう。江戸時代なら、1億円は千両ぐらいか。そうなら、獄門さらし首。現在の日本は、執行猶予とかで刑が甘いから、こういう「屑」のような政治家が蔓延している。みな獄門さらし首にして、国会議事堂の前に晒したらいい。一罰百戒、政治家はもっと真面目に生きてもらわねば困る!この闘牛士のように、政治に命を掛けてもらわねが困る。 政治家はよく「政治生命を掛けて」とよく言うけど、たしかに、賄賂の取立てにその秘書たちは命を賭けて東奔西走している。公共工事を受注すると、自民党政治家の秘書が賄賂の取立てにやってくると友人が言っていた。北海道でロシアとの蟹の取引をすると、賄賂の取り立てに来たのは、あの鈴木宗男。今年、こういう政治家に、政策補助費として自民党だけで135億円がわたった。どら息子に悪事を働く小遣いまで与えている愚かな国民がいる。さて話を元に戻そう。検察がこれだけ証拠が揃っていて逮捕しないなら・・巷で言われる検察の腐敗が始まっている証拠だろう。惰眠をむさぼる老害のような法務官僚が要職をしめつつあると言われる検察庁。国民、みな検察がどう動くか監視しよう。賄賂を金の延べ棒にしていた金丸信を逮捕しなかったので、怠慢な検察は、黄色いペンキで泥を塗られた「実績」がある。野中の敵で今回の便宜に無関係な村岡を逮捕してお茶を濁す検察なら、自民党の悪と手を組むほど検察が堕落した証拠だろう。腹黒い検察の法務官僚に検察が牛耳られているなら黄色いペンキはもったいない。掛けるなら黒いペンキが妥当だろう。最近は塗料は結構高い。中世の城攻めには「糞尿弾」とか言うのが効果的だったとか。最近は水洗で入手しにくくなったのが問題ではあるが・・・。臭いものに蓋をしようとする法務官僚や体の芯まで汚れた政治家にかけるには、妥当な「素材」かもしれない。国会議事堂の議員席に、嘘を言ったり、賄賂をもらったら途端に上からその「素材」が降ってくるような仕掛けを作ったらどうだろう。臭い首領には、人が近づかず、派閥解消にもなると思うのだが。「秘書がやりました。」「その日の事は覚えていません。」「今思い出しました。」しらじらしい嘘を言う橋本竜太郎など、どうなるだろうか。
2004/11/30
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憧れの美大へ入学した!と言っても、古典絵画技法の公開講座。武蔵野美術大学のキャンパスは、紅葉のただなか。広いキャンパスは、ひなたぼっこする学生たちにあふれていた。ナチスドイツ時代に白バラ通信と言う反ナチの書簡を出してついには捕らえられた学生たちがいた。処刑された学生達が好きだった言葉がある。「教えるとは夢を語ること。学ぶとは誠実を胸にきざむこと。」世界でもっとも、無心な夢と生きる喜びとひたむきさが混在する場所。それが大学キャンパス。過ぎ去った日々がよみがえり、旅だって時を経た者には、胸をえぐるようなものを感じさせる場所。もうそこへ戻れないということが辛く胸につきささってくる。かならずしも学生時代が夢にあふれ喜びにあふれているわけではないにせよ。来し方行く末が無明の闇につながっているように感じられようとも、虚無の煩悶の時ですら、時がたてば、甘くよみがえってくる場所。バーバラストライザンドの「追憶」と言う美しい歌がそれを的確に捉えている。”Memories light the corner of our mind・・・♪”「霧の中に、水彩絵の具で描かれた淡いかっての情景がよみがえる。その情景にちりばめられているのは、いつも皆の笑顔ばかり・・・・・今思い出すほど、そんなに単純ではなかったはずなのに。時がすべての行を書き換えたのだろうか・・・」そんなことを考えながら、憧れの美大キャンパスを歩いた。まずは白髪の教授より絵画の講義。知ってるつもりでも、初めて聞いてなるほどと言うことが多い。「油絵の日本画や水彩画との違いは何か?」それは顔料に混ぜる接着剤によってきまるという。絵画の特徴もその接着剤によって左右される。油絵・・・酸化してゆっくり固まる油を用いる⇒時間をかけて描ける。日本画・・にかわが顔料の接着剤。⇒顔料を覆う膜が薄いので色が鮮やか。水彩画・・アラビアゴムのりが接着剤⇒早く乾燥するので、一気呵成に印象を捉えて描かねばならない。フレスコ画・・卵の黄身が接着剤。⇒石膏の乾かぬうちに一気に描く。と言った講義のあと、早速自画像にとりかかった。古典的技法を実感。白と黒だけで、モノクロームの自画像を描いた。来週は、薄く溶かした油で幾層にも色を乗せていく。そうやってレンブラント等は、艶のある深みのある絵を描いていたという。
2004/11/23
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スペイン巡礼路800kmを毎日ゆっくりと25kmづつ描きながら旅する楽しみは、予測できない事が待ち構えていること。ツアーだと、今日、どんなとこに行って何があるかおおよそ予測して旅することができるが巡礼路のよさは、今日、次の町で何があり何が待っているか?まったく予測できないこと。思いがけないことがいつも待ち構えていた。それだけに拾い物をしたような感動があった。地平まで麦畑の乾いた一本道が続いたあとに、やがてオアシスのような緑の濃い町に入っていく。貧しくてもスペインの田舎町は日本やソ連圏のくすんだ色彩の乏しい田舎と違って国民性の故か、はるかに豊かな色彩がある。清潔で、窓辺に花があふれ、いつ人々は生き生きとしている。ある日、森の向こうからフラメンコの曲が聞こえてきた。何かありそうだと、足を早める時のときめき。やがて広い牧場の馬場を囲んでたくさんの人だかり。黒いハット黒い乗馬服に身を固めた男が白い美しい馬を自在に操っている。そこに着飾ったスペインの踊り子が現れた。馬を操る騎士と踊り子が対になってフラメンコを踊り始めた。いななきながら後ろ足で棒立ちになった白馬がスペイン娘と、やがては絡み合うように身近に踊った。 窮屈な日本の管理体制なら、馬のひずめに蹴られたらと責任を負いたくない主催者が認可しそうにない危険な踊り。日曜日の学校の運動場すら税金を払っている国民から隔離されていく日本。スペインはそういう思慮とは無縁な国。人々の心が自在で豊かで拘束がない。熟練した馬術と美しいスペイン娘の勇気がそれを可能にしていた。いや、ふたりは、若者でも娘でもない。壮年と言って良い年柄だった。海外に行って良く思うこと。海外では、40代、50代の格好良い男と女がまだ恋と人生の只中といった風情で生きている。日本人は、かっこいい絵になる大人ほんとうにが少ない。ヨーロッパの橋の上を歩く男を何度か描いた。トルコのイスタンブールですら、みな絵になった。日本では・・・・みな、農協職員のような方々ばかり。恋や情熱とは無縁でくたびれてて絵にならない。ともあれ本題。そんな馬術祭りの屋台に、まなざし鋭く絵になる娘を見つけた!赤い帽子を斜めに構えてなかなか様になっている。猛然と絵心が勃発!早速、売っているソーセージとビールを注文して描く。描いていると、次は私を描いてくれと人だかり。赤い帽子の娘のそばから覗き込んでいたデブがやけになれなれしい。誰?と聞いたら旦那だとうれしそうに答えた。おい、もっといい男を見つけろと言いたかったけど。何も言わずに、ひたすら黙々と描いた。話してみると気の良い旦那。ぜひ売ってくれという。けど、酔っ払って心地よく描いた絵は二度と描けない。僕の絵は楽天の本職の画家JUCOU氏のように緻密な絵とはわけが違う。その場の雰囲気と居合わせた人との片言の会話で生まれる絵。いつも二度と同じものが描けない。やむをえず、もう一枚、より美人に描いてあげた。旦那は至極喜んでいたけど、僕が気に入ったのは、この鋭い気丈なまなざしの不美人の一枚。 忘れえぬ人の一人となった一枚。今ごろ、どうしているだろう?あの優しい旦那の子供が生まれて幸せ一杯か。もう一度、あの巡礼路を歩いても、出会う可能性はほとんどない。そのことがなぜか切ない。そんな感じの「忘れえぬ人」の一人。
2004/11/18
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掲示板にこられた夢子さんのホームページの『不老に効くクスリ』を読みました。 次の「か、き、く、け、こ」を生活の5か条とすると老けないそう。か:感動 き:興味 く:工夫 け:健康 こ:恋心 自己採点しました。か:感動 週末は山の風景に感動!週日は街の美女に感動!き:興味 絵画、登山、テニス、料理、探検記・・・うん。大丈夫!く:工夫 人と違うことをするようにいつも工夫してるかな。 あと、毎水曜日に裸婦デッサンを描いてる時。 毎日、仕事をしてる時もかなあ。け:健康 仕事で睡眠不足なのに、ここ半年風邪もひかない!こ:恋心 これは大丈夫。 幼稚園の年少組以来、恋をしつづけています。 しかし、上の五箇条が猛然と活躍を活性化するのは海外を旅している時かな。 やはり、今の仕事が一段落したら、 楽天仲間の画家のJUCOUさんとの約束どおり、 スペインに滞在して絵を描こう!以下はスペインで描いた好きな絵「スペイン巡礼路の丘」 「スペインの美しい川べりの家」
2004/11/13
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小さい頃からあった、画家になりたいと言う夢。東京芸術大学、武蔵野美大と聞いただけで羨望の的。今月、ちょっぴり、その夢がかなう。合格した!とは少し大げさでしたが、武蔵野美術大学の油絵の公開講座に行けることになった!父を高校時代になくして母子家庭だったから、とても競争率30倍とか言う芸大を受けるわけにはいかなかった。競争率1.7倍という入りやすい九大工学部を選んだ。理科は大好きだったけど、工学部の授業は味気なかった。天文学や地学のような真理を扱う感動もなく、温度や力の計算ばかり。医学部に変わろうとしたけど、生物を高校で習ってなかった。しかし、人間万事塞翁が馬。エンジニアになったおかげで、技術開発や調査の仕事で海外に行く自由な機会がふんだんにあったし、絵を描く時間にも仲間にも恵まれた。独身の頃は、火曜日に会社の美術部で人物画を描き、土曜日には、倉敷の美観地区で四期会という絵の仲間と、静物、人物、風景を油絵で描いた。先生は三宅幹一郎という倉敷文化勲章をもらった素敵な方だった。ある時、油絵をしばらくやめて石膏デッサンばかりやった。そして、久しぶりに油絵を描いたら、不思議なことに、迷うこともなく油絵の筆が自分で走った。今までうまくいかなかった立体でとらえると言うことが苦もなくできた。絵を描いてよかったことが、もうひとつ。絵の会のモデルにと誘った美人?のかみさんと巡り合えたこと。これは、新婚時代のかみさんを描いた一枚。おなかのなかには長男が宿っていた。絵の題は「もうすぐ生まれる」なにもかも順調で幸せだった頃の思い出の一枚。 さて、今月、美大に行きたかった夢が、ちょっぴりかなう。武蔵野美術大学の公開油絵講座に応募したら抽選に当たった!芸大のキャンパスに足を踏み入れれるだけで胸がわくわくしている。習うのは古典画法で描く人物画。描きたい人の写真を用意するようにとのこと。亡くなったかみさんを描こうか。娘を描こうか。ひさしぶりに油絵を描く喜びにひたれそう。
2004/11/06
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日本道路公団のNHK特集を昨夜見た。歴代の総裁のやった行為は犯罪に近い。通行料の予測も不自然なら、その不自然な交通量予測で計画した予算も、まったく無視して予算を超過。それを知りながら、非常識な建設を遂行していった。ずさんなというより、政治家や天下り先となるゼネコンにふんだんに金を与える建設を重ねてきた。その結果、借金は1年の国家予算の70%近く巨額にふくらんだ。この借金を返すのは我々の子供たち。汗水ながして返済しなければならない。ずさんさの一例をあげるなら土地の購入額。静岡市の購入する価格の倍近い価格で土地を購入。土地の鑑定士協会が、道路公団の非常識な鑑定を断ってもかまわないと通達を出すほど。国がどうせ負担してくれるのだからと、採算など毛頭頭からなくて、ゼネコンや自分たちを利するために税金を湯水のように使い込んできたと言ってよい。歴代の道路公団の総裁は国民に対してそんな背任行為を行ってきた。その額は、新聞をにぎわす金庫泥棒とはわけがちがう。100万円賄賂をもらっても地方の市長が逮捕されている。これらの総裁は30兆円もの税金を国の金庫から勝手に持ち出した犯罪者といえる。奪った金額、他人にお与えた損害額に比例するなら、歴代の公団総裁の懲役は1000年以上となるだろう。年金や福祉に回るべきお金が彼らの勝手な裁量と、不自然な使途や使い込みでなくなった。なぜ検察はこれらの背任行為を行った道路公団総裁を逮捕しないのか。土地の取得が不自然なでけだはない。ゼネコンの言うままに追加予算を認め、その見返りに天下りや政治献金という賄賂が古賀や野中などの屑のような道路族の政治家に流れたはず。検察は無能なのか.橋本、野中を逮捕しないから、やっぱりグルなのか。こんな国に住むのが最近つくづく嫌になってきた。あまりに、最近の日本は異常である・金利0.1%の時代に、サラ金金利20%。それを政治家が規制しようと誰も言わない。取り締まるどころか大手銀行までがサラ金と提携を始める無節操さ。毎年、税金収入の倍の予算をたてる非常識な官僚たち。12年先の税金までそうやって使い込んでしまった。それを問題にする政治家すらいない。国の行く末を憂う政治家など、どこにもいない。みな、どこかが狂っている。日本は、政財界が一致協力して熱心に国を滅ぼそうとしている。いっそ、日本の国の政治も民営化して、競争させたらいい。どのグループがいい政治をするか、国をなくして県ごとに競争させたらどうだろう。そしたら借金だらけなのに、他国の争いに国民の税金で海外に兵を派遣したり、国連の常任理事国入りのために、世界二位もの巨額の金を国連に浪費するような愚行はやめるだろう。国が自由に選べるようになったら、こんなに金遣いの荒い政治家や官僚のいる国には国民が一人もいなくなるだろう。働かない政治家は解雇するか定員削減する法律を早く作ろう。いっそ、日産同様、赤字の少ないフランスに政治をまかせたらどうだろうか。写真は、アメリカの爆撃で、両手をなくしたイラクの子供。この子はまだ知らない。両親がもうこの世にいないことを。日本の政治家が防衛産業からの政治献金欲しさに行っている海外派遣先の、アメリカの戦争の現実です。
2004/11/03
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長くそんな風景との出会いを心の中に描き、求めていたので、それは、ほとんどデジャブに似た光景だった先週、大学の山仲間と九州、九重高原の山を下っていた折に出会った一面に広がる秋の草原に逆光の秋の柔らかい光が散乱しすすきの穂先に、細やかな秋の日が光っていた。遠くに山仲間の人影が、消えていくその人影も、輪郭だけが光に縁取られて美しいシルエットとして浮かび上がっていた息を呑むほどに秋の光があふれていたすすき野に 潜望鏡となる わらべ 坊がづるという四周を山に囲まれた草原いつかもう一度、訪れて、この草原にテントをはってゆっくりすごそう ところで、もうひとつ楽しみが増えた。買ったばかりのディジタルカメラのこと。軽くて山に持っていけて、望遠レンズがついているのを調べた。キャノン、ニコンは、ピントあわせがあまりに遅い。ソニーもいいけど、でっかくて重い。結局、コニカミノルタのデマージュA2を選んだ。9万円ほどだが、小型で軽くてピントが瞬時で高機能。一番気に入ったのは、彩度調整。曇天の灰色の風景も、鮮やかな好みの色彩に絵画のように自在に彩度をあげれるから表現範囲が拡大。参考)買ったのは、インターネットの「価格コム」情報。日本中の電気屋の最低価格が掲示され、秋葉原の量販店よりさらに一万近く安く手に入る店を教えてくれます。
2004/11/01
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