GOTHIC ZONE

GOTHIC ZONE

題:AKUMA



かと言って神と言うには少しおこがましい。

だから…。

僕は悪魔だ!!

そう、我こそはカルカブリーナ(calcabrina)「恩寵を嘲笑う者」なり。

我が熱と暴力で全てを打ち滅ぼすのだ!!

そんな使命に気付いたのは2~3年前の話。

自分の力だけで精一杯運命に逆らってやる。

そう、毎日思っていた。

しかし、実際は自分の力では何もできなかった。

結局、僕も神に踊らされていたのだ。

ならば…。

最後まで道化として生きよう。

そして、道化の極み貫き通す。

誰かが笑おうとも…。

命に代えて我が使命を達成する。

それが、僕の運命であり、生き方である。

結局、皆神に踊らされているのだ。

それに、いち早く気付いたものが勝者であり、

気付かず毎日を無駄に過ごしているものが敗者である。

しかし僕はそのどちらでもない。

僕は、つねにこの世界の運命と言う名の物語の傍観者であり読者であり紡ぎ手である。

偽者の本物の本物の偽者たる由縁

そして、人間の性

終わる事のない輪廻

自然界の掟

消えぬ炎と溶けぬ氷

生きて死ぬ物と者を引き寄せ合う力

万有引力

全てと共有していて、独立しているもの…。

その全てを知りながら、見てみぬふりをする。

時が来るまで。

その前に息絶えてしまうかもしれないが、その時はその時だろう。

こうして、運命はまわり続ける。

我を止めることは何人たりともできるわけがない。

そう、あの時の流れを止める事ができないのと同じ。

それができるのは神だけである。

しかし、それは万物の死を意味するものであり、

宇宙の崩壊を示すものである。

しかし、まだこれを予知できる者この意味を汲み取り他人に伝える事のできる者はいないだろう。

そして、これからもずっと。

物語の終焉を知る事ができるのはその寸前だけである。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: