GOTHIC ZONE

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修羅道


手に持つ刃キラリと光る。
二人は空間を隔て対峙する。
憎悪に歪んだその顔はまるで三つの面のよう。
腕の振りは凄まじく幾重もの残像が交錯する。

死闘を繰り広げた亡骸の山。
それが一面に広がっている。
カタカタと風に吹かれ、頭骸をならす。
自分もこの様になるのではないかという恐怖に急き立てられながら戦うしかない。
殺らねば殺られる。
勝負は一瞬で決まる。

刹那。

閃光が身体を貫く。
血の雨が降った。
そしてまた一つ亡骸の山に躯が加わる。

俺が死ぬのは明日か明後日か。
恐怖に耐え、憎悪を膨らませ戦う。
悲しみはどこへやら。

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