春日井市高蔵寺の整体院「空」

春日井市高蔵寺の整体院「空」

2010年12月02日
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カテゴリ: 人間論
【前回までのあらすじ】
大事な選択を間違えないためには
「本能で選ぶ」 ことが大切だった!

そして本能で選ぶコツは、
「シンプルに考えて、頭を空っぽにする」こと。

では、「シンプルに考える秘策」とは?


=======キリトリ線==========

シンプルに考える ってなんだろう」って考えたとき、


「馬鹿になる」

ことなんです。


人は、頭が良すぎるから迷う。

頭を使いすぎるから、余計なことを考える。



馬鹿になれば、迷いません。

馬鹿になれば、 シンプルにしか考えることができない。


馬鹿になって考えるには、
馬鹿になること・馬鹿であることを 怖れない ことです。


馬鹿になるとは、
自分の愚かさに静かに気がつくことです。

自慢も嘆きもしないで淡々と、
自分が馬鹿であることを受け入れる



がありありとビビッドに見えてきます。


「ほしいものがほしい」
「やりたいことがやりたい」



単純明快、シンプルな馬鹿です。


でも、現実にはそうならない。
それは見栄とか体裁とか、
「見せたい心」があるからなんです。


「本当はあの仕事がしたい。けど給料が安い」

「本当はあれがほしい。けどみんなから笑われる」


シンプルに考えるというのは
「本当は○○。」で終わらせてしまうことなんです。



「けど」のあとの部分を切り捨ててしまう ことなんです。


ぼくらは 勇気がないから、言い訳が大好きです。

「勇気がない」と言う勇気すらない人もいる。
一生懸命、言い訳ばかり繰り返している。


やりたいことがあったら、「けど」を捨ててしまえばいいんです。


「やりたいから、やる」
「ほしいものは、手に入れる」
「好きな人に、好きと伝える」



それがシンプルということです。


「けど」と言い訳ばかり繰り返す人を「バカ」と言います。

欲しいもの・やりたいことを単純明快に追い求める人を馬鹿と言います。


やりたくないことやって後悔しているのは
どっちの「ばか」でしょう?

シンプルに楽しく、ラクでスッキリ生きているのは
どっちの「ばか」でしょう?


あなたは、どっちの「ばか」になりたいですか?

そりゃあ「馬鹿」になりたいですよね。

「本当は○○」だけの本能で愉しく生きれたら、
どんなにか気持ちいいことでしょう?



けれどもなかなか現代ではそうはいかない。

見栄や体裁はもちろん、
感情や理性をゼロにするなんてことは、
人間にはできっこないのです。


「じゃあ、どうすればいいの?」
と思うかもしれません。


けれども面白いことに、
ここに「馬鹿に生きる」ことの凄さがあるのです。


「馬鹿である」ということは、
感情や理性に振り回されることも含んでいるのです。


だから「馬鹿」なのです。
「それでいい」 のです。


馬鹿なんだから、
ちょっとくらい感情や理性に振り回されることもあります。

馬鹿なんだから、感情や理性をゼロにはできません。


でも、それでいいんです。

だって・・・    ・・・ 馬鹿だもの。



大切なのは、
「感情や理性に振り回されている」
という 気づき なのですね。

はい、また出てきました、
ぼくの大好きな 「気づき」


感情や理性にとらわれてもいい。
むしろ、それが人間なのです。


けれども、
ぼくらは感情や理性にとらわれる存在なのだ
という事実を忘れてはいけないよ、
ということなのです。


それはまさに 「自分と他人をゆるす」 という発想です。

それが「俺は頭がいい。すくなくとも馬鹿ではない」と
思ってしまうと、どうしても人を責める発想がなくなりません。

「あの人のこれを直したい」
「あの人たちが変わればいい」

自分は完璧ではないにせよ、
まあ「正しい側にいるのだ、
という思想が根底にある限り、
他人を変えようという考え方は変わりません。


そうではなくて、
自分を馬鹿だと認めてしまう。

馬鹿な自分をゆるしてしまう。

馬鹿に生きるということを受け入れる。



「ぼくは馬鹿だ。感情や理性にとらわれる人間だ。
 だからあなたをゆるそう。あなたも同じ人間だから」



それが心の平安なのです。


間違ったっていい。
つまづいたっていい。

だってぼくは馬鹿だから。

あなたがつまづいたときには、
手を差し伸べよう。

ぼくは馬鹿だけど、
できることならなんでもするよ。



そういうスタンスが、
自分と他人の心の平和をつむいでゆきます。


そうすると、 不思議と間違うことが少なくなる のですね。


それは 心がリラックス しているからです。

見栄や体裁の「鎧」を脱いで、
本能がむき出しになってくる。

「やりたいこと」「ほしいもの」が
明確になってくる。

だから、間違えにくい。

よい選択ができる。


「馬鹿に生きる」というのは
そういった構造になっているのです。


どうです、すごいでしょう?


「馬鹿に生きる」 ということは、
自動的に幸せになるシステム なのです。


シンプルでいいんです。
「好きな人と一緒にいたい。ひとつになりたい」
「あれがほしい。これがほしい」
「あれがやりたい」

そんな欲望をなくさないで、隠さないで、
本能に素直になっていいんです。


どんなに立派と言われる人間も
最終的には「ばか」なんです。

人間は「ばか」からは逃れられない。


そのことへの気づき。


「自分は馬鹿なのだ。それでいいのだ」


そこに集約していくのが、シンプルなんだと思うのです。




超長くなってしまいました。

最後まで読んでくれたあなた、ありがとうございました。


今回の参考文献


親鸞「イヤな自分」を克服する本

般若心経入門 2010年 12月号 [雑誌]






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最終更新日  2010年12月03日 07時33分55秒
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