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2007/01/13
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カテゴリ: 株式投資
水曜日頃から、どうも楽天株がいけません。
こちら を参照)という予測が強まっているためのようです。

楽天は、昨年9月末時点で、6460億円の有利子負債を抱えているので、金利が上がるとなると、ここが問題視されてしまいます。
オリコに営業譲渡した分があって、今どういう風になっているのかわかりませんが、9月末時点で、債権と思われる額を足すと、4470億円くらい。
固定資産のうちの投資その他の資産が1720億で、これを入れたとしても、まだ少々不足。
この資産は、多分、ほとんどTBS株だと思われるので、私としては、楽天には握ったままにしておいて欲しい資産なので、だとすると、楽天さんは、2000億円くらい、これからの営業利益で返していく必要があるのでしょうかね?
金利が、0.25%上がると、単純に5億円の金利負担が増えることになります。
単純に株数で割ると、50円くらいなので、3日間で300円以上下げてしまうのは納得いきませんね。

TBSに敵対的TOBをかけるというのなら金利負担は痛いと思いますが、私は、TBSから配当を受取りながら、じっくりと業務提携の話しを進めるべきだと思います。

楽天の場合、有利子負債の絶対値ばかりが問題視されて、債権額の方はゼロとして株価が動いてしまうようですが、気前の良い日本人は、将来のメシの種のIT産業をM&Aでアメリカさんに貢ぐために、三角合併解禁前に叩き潰しておけ、ということなんでしょう。
残念なことです。

新年早々、三木谷社長、楽天の国際戦略をブチ上げていました。
楽天市場は、まだ特色あるブランド商品、地域の特産品が中心というイメージなので、これなら、世界に広げていく意味があるように思います。
将来的には、日本にいながら、世界各国のオンライン・ショップで、スコッチ・ウィスキーやフランス・ワイン、ドイツ産チーズ、イタリア産オリーブ油を買うなんてことができるようになると思います。
これはこれで、楽天の商圏拡大になるので頑張って頂きたいと思いますが、私としては、もっと大きいところ、日本人のライフ・スタイルそのものを転換してしまうようなところを目指して欲しいと思うんですね。

現状の楽天市場では、商店が自分でやっていたのでは知名度不足でブランド力が弱く販売戦略が立てられない部分を、楽天が楽天ブログなどをベースとする広報力、うまく行けばTBSなどのテレビ・メディアを通した広報力も期待できると思いますが、楽天のブランド力とシステム力でカバーして、流通の活性化を図って行くのが狙いになっていると思います。
ですが、既に、ブランドが確立したところであっても、電子商取引する意味のあるところがあります。
私は、スーパー業界だと思うんですね。

楽天-ジャスコ、ということにはならないと思いますが、ジャスコの流通システムに楽天が食い込む、ということは充分にできるはずです。

「ジャスコ supported by 楽天」くらいなら、ジャスコ、楽天、の双方にメリットがあると私は思います。
特に、私のような人間にとっては、これは良いトマトかどうか、この豆腐は大丈夫か、などと一々確認しているヒマはないので、ネット経由で、これとこれとこれ、とマウス・クリックして指定すれば、代金は口座から引き落とされて、商品は、その日のうちにクロネコヤマトが持ってきてくれる、というのであれば、とても有り難いですね。
スーパーに行くと、片隅に小さく掲示板があって、「犬を差し上げます」とか「家庭教師します」などと書いた紙切れが貼ってあります。
この掲示板に集客力はほとんど期待できませんが、これが、楽天ブログだったら、どうでしょうか?
スーパーの場合には地域密着性が強いので、楽天ブログがより効果を発揮できると思います。


今後、過疎地で郵便局がどんどん合併されていくでしょう。
年金を下ろすにも、停留所まで2キロ歩いて、1日に3本しか来ないバスを待ち、1日がかりで20キロ離れた町まで行かなくてはいけない、病気になろうものならお手上げ、というのが、高齢者がパソコンを通して必要なものを指定できるインターフェースさえ準備できれば、在宅のまま生活できるようになるのです。
民生委員が運送業を兼ねて、一軒、一軒、オンライン・スーパーで購入した生活必需品を持って高齢者の家を回るのでも良いと思います。

ヨドバシカメラのように、既にネット・ショップを確立しているところとは組めないと思いますが、電子化が遅れている既存店とタイ・アップするメリットは大きいと思うので、楽天には、国際化とともに、既存チャネルに食い込むことにもチャレンジして欲しいと思います。




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最終更新日  2007/01/13 10:35:47 AM
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