Hotel de la Bere をチェック・アウトして、お庭で写真を撮っていると、いかにも日本人っぽいカメラマンがやってきて、撮影を始めた。声をかけてみると、やはり日本の観光パンフ用の撮影であった。こんなところにも日本人観光客がやって来てしまうのかと思うとちょっと悲しい。でも、これでこのホテルも儲かり、少し改装投資できるかもね。だって、本当に床ぎしぎしのちょっと傾きかけたお屋敷だったから。従業員さんは一人何役もこなしていて、それでいて一つも嫌な顔をせずに楽しそうに仕事をしていた。(部屋にエクストラ・ベッドを頼んだら、フロント担当だというルーム係が今レストランの給仕をしていて、9時過ぎになってしまいます、申し訳ありませんと、今時の若者らしからぬ丁寧な言葉遣いで対応してくれたのだった。)