2008/01/21
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カテゴリ: クロ歴史!
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フロイラインリボルテック 綾波レイ レビュー



■発売元:海洋堂 (販売元:オーガニック)
■価格:2,000円 (税込)
■フィギュアサイズ:全高約15センチ
>> このアイテムをさがす


手軽に楽しめるアクションフィギュアとしてすっかり定着した感のあるリボルテックですが、その新ジャンルとして、新感覚の可動美少女フィギュア、“フロイラインリボルテック”が誕生しました。

第一弾であるプラグスーツ姿の綾波レイは、そのキャラクターや知名度からも、これ以上ない素材ではありますが、いったいどんなフィギュアに仕上がっているのでしょうか。


■FRONT & REAR


【スタイリングについて】
グラマラスではありませんが、メリハリが利いており、中学生らしいハツラツとしたボディラインが表現されています。
素立ち時にはリボルバージョイントもほとんど露出せず、この処理にはさすがに手が掛かっているなあという印象。
しかし、肘膝関節の切れ込みはちょっと気になるポイントでしょうか。

表面はパールとかではなくソリッドホワイトの光沢仕上げ。
細部の塗り分けはよくよく見ると粗い部分もありますが、このサイズのフィギュアとしては一応及第点に思います。

■BUST UP


顔はユルいっていうか丸いっていうのが第一印象です。
また、機械的というよりは扇情的。

クールな部分はぼやかされていますが、健気で気丈そうなところは垣間見える微妙な表情です。ちょっと平板ですが、愛嬌があり、多くの人に受け入れられる顔立ちではないでしょうか。

髪は別パーツで、グラデーション処理、肌もほの白く、きめ細かく、質感高く仕上がっていると思います。


【可動について】
新開発の汎用女性型素体=“E.L.F.”システムが導入され、新しい発想の可動が盛り込まれているとのこと。
基本的にはリボルバージョイントやモノシャフトドライブなどの技術を活用しながら、可動部位のシームレス化を徹底し、極力自然なポージングを目指すというもののようです。

可動部位とジョイント位置は以下の通りです。



人に近い動きに近づけるためか、リボルバージョイントの使い方に従来のロボットなどとは違ったアイデアが見られます。



肩は前後に分割され、背中側からリボルバージョイントを接続。
股関節はいわゆるパンツラインで脚部と臀部をカットされ、リボルバージョイントの露出を極力、避けています。



ただ、フルに曲げて後ろから見ると、内部構造がすっかり見えてしまい
ちょっと興ざめ。



肘膝は切れ込みがあり、曲げた時に自然に見える構造です。
腕自体の構造はリボルテックの“レヴィ”に似ています。



首は6ミリジョイントで可動。
固定の首がジョイントを覆う構造ですが、上下方向にも意外によく動きます。



上腕の軸を調整すれば、地面と水平まで上がります。
肘は軸で約90度可動。



胸は内蔵8ミリジョイントで美しく反らすことができます。



開脚は60度弱、前後の可動範囲も狭く、あまり動く方ではありません。
膝は約120度曲がります。


■パーツ一覧


ロンギヌスの槍/オプションハンド×6/ディスプレイベース


>> リボルテックフロイライン 綾波レイ アクションポーズ画像


【評】~その新たなイメージが、人の形も変えていくわ・・

概して中途半端。

人間らしいシームレスな外観を目指して胸や股関節に手を掛けたのなら、切れ込みが露出している肘膝関節の採用は疑問であり、今ある技術を全部注ぎ込んでいかにも海洋堂らしい美少女アクションフィギュアを作ったという印象です。

『多彩でなまめかしい、まるで「生きているような」繊細な動き』を実現するのであれば かすたまP のように、単純にリボルバージョイントをより自然に見せる工夫に徹したらよかったように思ってしまいます。

アクションにしても、私を含め、「リボルテックの美少女版」とか「ミクロマンの大きい人」とかのようなイメージを持っていた人はすっかり肩すかしを食らった心境ではないでしょうか。

まあ、確かにスタンダードではありますが、決定版とまでは言い切れるか?


綾波はこれでよいかもしれませんが、どちらかといえばアクティブなアスカはどうなるのか。次以降の展開も楽しみではあります。

肩や股関節の構造は確かに苦心の跡が見えますので、うまく熟成させ、さすがは“フロイライン”と思わせるようなフィギュアに進めて欲しいと思います。


<補足>
付属のディスプレイスタンドは腰にまわして取り付けるようですが、やり方が悪いのか、サイズが合っていないのか、本体に跡が付いてしまいました。(泣)
ご使用の際は充分お気をつけください。










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