Dailypapas

Dailypapas

星空への招待



 星空の観察というと「天体望遠鏡」が必要なんじゃないかと思われる方も多いと思いますが、ここでは、夜空を直接ながめて、星座をさがしたり、月と惑星の接近を楽しんだり、または手軽な双眼鏡を使って見つけやすい星団や星さがしをするときに役立つ情報をお届けいたします。

★12月の星空★彡

12月になると、陽が暮れるのが早いので、18時頃から星空を楽しむことができます。木枯らしが吹くようになると、空気が澄んできて、星空がきれいになります。上空の気流の動きも激しくなるので、星のまたたきも多くなります。

 宵の空でひときわ目を引いているのは、天頂に輝く赤い火星と、東の空に姿を現わした土星です。南東の空に「オリオン座」が輝き、その周囲には明るい一等星の多い冬の星座が広がっています。北の空に目を転じれば、高いところに「カシオペヤ座」の星が「M」の字の形にならんでいるのがわかるでしょう。

 12月には、流星群が2つ見られます。14日の「ふたご座流星群」は毎年多くの流れ星があらわれるのですが、満月直前の月明かりがじゃまになるのが残念です。22日の「こぐま座流星群」は、宵の内は月明かりがないので、早めに夜空を見上げましょう。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: