26日の国会で今年度第3次補正予算案が衆議院本会議で可決した。

日本はガタガタである。

19兆円の予算のうちコロナ関連の予算は4兆3000億円に過ぎない。
今回、野党はがんばった！
もう、今の危機的な状況に対応してないじゃないかと言って、コロナ集中対策してくれと。
医療従事者、医療機関、生活困窮者に支給するように組み替えたらどうだ。

みんなそう思ってるよ。

しかし、与党などが反対して否決してしまいました。

自民党や公明党の議員の人たちは、この考え方に反対なんですか？
平気で否決してしまうという感覚はまったく理解しがたいものである。

苦しんでいる事業者や企業などに対して、持続化給付金や家賃の支援給付金を延長してくれと言っても 首相は応じない 。

国民に一律に定額給付金だしたらどうかについても 考えない 。

なんと冷たいことかな。

それでは首相は何を考えているかと言えば

オリンピックは予定通りやります。
ワクチンなんとかしましょう。
GoToやりまーす。

こんなことばかりに関心がいってるようで、こういった感覚のズレをご本人がまったく意識していないというのなら重症である。

さらに驚くことに、

もう菅首相はワクチン頼みなわけだが、そのワクチンについて政府が全体スケジュールを示せないのは未確定のものが多すぎるからのようだ。
３種類のワクチンの契約を結んだが一番先行しているファイザー製についても2月の承認に関しては、データが不足なく揃ったという条件付きだという。データの提出が遅れると２月下旬の接種開始はできない。
承認されたとしてもワクチンの供給量の問題もある。ワクチンの供給量は２月上旬に決定の 見込み。
供給量はファイザー側が決めるらしい。ちなみに、ファイザー社のワクチンは生産体制を強化するために 工場改修中（笑）
４月以降徐々に生産能力が強化されて、それに見合った形で日本に供給がなされる 見込み。
ですから、スケジュールなど言ってもまったく意味がない。

医療従事者400万人への接種を2月下旬に始める予定とか、3600万人の高齢者に3月下旬から始めるというのは、思惑だけであってスケジュールとして決まっているわけではない。
すべてファイザーがどうするかによって決まること。

それなのに、河野氏は何を言っているかというと、マイナンバーを活用してやろう！（笑）
今度は厚生労働省が飛び上がる事態に！
現場はこんなことをいきなり言われても今更できないと混乱の極致。

あとになったら、実はこんなに曖昧なことだったと、怖い、怖い、日本はガタガタです。この政権はヤバすぎる！

・（社説）ＧｏＴｏ事業　予算ありきの再開懸念
https://www.asahi.com/articles/DA3S14783582.html

・GoToに1.1兆円予算の一方、菅首相がコロナ困窮者支援を拒否し「生活保護がある」 しかも申請しづらい生活保護の問題点に知らんぷり
https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_litera_11511/

・河野大臣「ワクチン接種にマイナンバー使わない」投稿で論議 「受けなかった履歴は残して」の声も
https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_200091319/

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