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私たちが○○文明や○△文化と言うとき、その文明や文化だけでなく歴史・地域・生活や言語、民族や宗教なども同時に連想する。
韓国大衆文化の流行を指す「韓流ブーム」もまた、例外でない。韓国ドラマ一つをとってもそのストーリーだけでなく、そこには韓国の歴史があり、生活、その考え方がある。私たちはそれをも見ているのだ、と意識して観ているだろうか? 韓流グルメにしても食べ物だけでなく、食べ方にも礼儀があるのを知っておられるのだろうか?
韓国の北側には38度線が存在する。当然、歴史や地域性から韓国の人々の願いとしての民族の統一や強い平和への願いをも「韓流」はくみ取って行かなければならないだろう。
また、昔に韓国の文化を「 恨(ハン)の文化 」として紹介した著書があったが、 韓流(ハンリュウ)ではなく恨流(ハンリュウ)の表記 がより真意を突いているのでは、と考える。
「韓流スター」という言葉も耳にする。それも文化の一つなのだが、そればかりを強調しているとすれば、商業的に造られた(偽装された)「韓流」として聞こえてくるのは私ひとりではあるまい。
「韓流ブーム」のプレ・ヒストリーとして 李秀賢 (イ・スヒョン)氏を取り上げてきた。その実話を映画「あなたを忘れない」がこの30日に韓国で封切され、話題となっている。
李秀賢氏の母は『息子は大人っぽくて胸が暖かい子供であった。 初めて事故がおきた時、息子を他の人らのように利己的に育てないのが後悔した』や『息子が大きい業績を残して行ったことではないが息子によって韓日関係が変わったと考える。 スヒョンの夢をみな広げるができなくなって行ったが韓国と日本の間の交流に尽くしたいというその夢を死を通じて成し遂げていると考える』と話した。
韓流ファンの方々、日韓の架け橋となった李秀賢氏を決して忘れないで欲しい。
さらに、「韓流ブーム」のプレ・ヒストリー、日韓の架け橋となっているのは彼一人だけではないことを明記しておかなければならない。それは、 日韓・韓日の国際カップル
である。
韓国のニュースからは、以前にも紹介したのど自慢大会で4度も優勝した夫人、施設を回ったりとかの奉仕活動もしているとか。また、義父を看病してその病気が回復に向かわせたとして優秀な嫁として表彰された日本人妻の話もある。
関連記事: 韓国感動させた日本人嫁の孝心 (2008.10.14,韓国日報掲載)
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