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2022.03.21
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 文鮮明先生御言選集 19920827 - 「四大心情圏と三大王権」(その2)


   夫婦愛の実りとしての新しい生命の誕生

 女が男にすがり、男が女にすがるようになれば良いですか、悪いですか。(「良いです。」)結婚も、良いからするのですね。そのことをして落第することを好みますか、永遠に合格することを願いますか。落第した家は、がらがらと皆壊れて行くのです。お祖父さんお祖母さんも、お父さんお母さんも、皆さんも、そのことをしながら世の中を支えているのではありませんか。そのような相対がいなければ地上に存続する価値がないのです。それは暇乞いをしなければならないのです。ですから、この地に生まれて来たからには、何かを残して行かなければならないのです。
 娘や息子が結婚して何を残しておくのですか。金銀や宝物ではありません。知識でもありません。権力の基盤も皆流れて行くものです。愛の結実を残しておかなければならないのです。それが息子・娘です。それをたくさん残しておかなければなりません。ですから統一教会の皆さんは、生んで、生んで、生んで、しきりに生めというのです。
 その代わり、父母が責任を負わなければなりません。私が「生め」と言ったからといって、先生が食べさせてくれると思ってはいけません。野良犬でさえ、自分の小犬を育てていくし、鳥も自分のひなに皆食べさせて育てているのに、万物の霊長がそれを育てられませんか。私達のお母様も子供を十二人以上生みましたね。一周り回って残らなければならないのであって、達成することができなければ世話になるのです。皆さんは何ダース生むのですか。(笑い)たくさん生むことによって、愛に感動する細胞が多くなるのです。
 子供をたくさん生んで育てれば育てるほど悪くなる女性はいないのです。それだけ善化されていくのです。自分の生命のパイプとして残してあげられるではありませんか。男を育てる心と、女を育てる心が皆良いというのです。春夏秋冬、十二方位があれば、それに対するすべてのものを皆与えたとしても喜び、また与え、また与えたい心がありますから、一生苦労したとしても、息子・娘を従えて生きるのが幸福だというのです。才覚のある文先生ですから、息子・娘がたくさんできたのですね。お母様は子供をよく生むだろうか、生めないだろうかということを見て、私は結婚したのです。容貌を見て結婚したのではありません。女性のお尻と腰を見れば、その人は子供をたくさん生めるか、生めないかが分かるのです。私はその分野でも専門家です。
 ここから始めて、これは下って行き、これは入って行き、四方から入って行きますから、集って回らざるをえないのです。ですから縦的なすべての素質は核になり、東西は肉になるのです。父は天地を代身しているので骨になり、母は横的なものを代身しているので肉になって、新しい生命が生まれるのです。
 この四大愛が集約され、混ぜられて和合して、その中で愛と生命と血統の渦巻きが、音響の拍子を合わせて夫婦生活するところから再び上って来るようになるとき、新しい生命が生ずるというのです。しかし、堕落することによって、神様のこの四大心情圏が、縦的に位置を確保することができなかったのです。それで、今日、私の家庭でそれを復帰しなければなりません。
 妻とは何か。お母さんの代身です。その次には妹の代身です。故に、自分の妹よりもっと愛さなければなりません。その次に妻は何かというと、父母の血統を受け継いだ同じ息子・娘です。双児と同じです。「男と女の双児と同じように私達夫婦は生まれたのです」と言わなければなりません。そのように生まれて、回り回って相対として出会ったのです。多くの困難な環境を、四百兆個にもなる細胞の世界をくぐり抜けて来て出会ったのが夫婦だと考えてみなさい。いかばかり有り難く、いかばかりとてつもない因縁でしょうか。

  長子権復帰のための条件


 ですから、先生はアメリカに行っても、アメリカの女性達に、「私に反対する青い眼の女達め。どうして反対するのか」とは言いません。アメリカに行ったとしても同じ考えをしなければなりません。エバに対するように、自分の妹のように愛する心を持てば、アメリカのすべての心情圏を私から連結することができるのです。アメリカにそのようなものがあれば、私がチャンピオンになって、アメリカ人のための教材の役割をして、教えることができるのです。
 文総裁は神様の心情の願いを成就し、恨みを解いてあげた歴史のチャンピオンだというのです。(拍手)それが本来のアダムの位置です。その父母の心情にプラスして、兄弟の心情圏を成し、万民が通ずることができ、永遠の世界で兄弟達に対することのできる根本に合格させるために、兄弟の情を持った、神様の心情の中のすべてのものを完成したチャンピオンが完成したアダムです。それは再臨主がしなければならない使命です。
 また、世間の夫婦の中に、かわいそうな人がどれほど多いことでしょうか。結婚して二日もたたずに離婚するカップルもいるではありませんか。アメリカに行けば、一晩眠って来て、その日から離婚したカップルが多いのです。そこで、神様が、「夫とはこうでなければならない」というモデルとして、心情的夫婦の理想に通ずる実体夫婦の愛の完成者として送られたチャンピオンが文先生です。夫の中の夫の役割をしなければならないというのです。 ​真の父母​ とはそういうものです。
 その次には、子供達を愛することにおいても同じです。父親として、どのようにしなければならないかということを教えてあげなければなりません。統一教会の原理から見れば、カインとアベルがいるのですが、まずカインを先に愛してから、自分の息子を愛さなければなりません。そうでなければ復帰がなされません。先生は今まで上から四番目の息子・娘までは、どんなに忙しい時でも、夜遅く帰宅して十二時になっても、必ず行ってキスしてあげたのです。それだけは間違いないのです。
 世界の人類は皆庶子です。エバは堕落した天使長のところに嫁に行って、今は本然の夫のもとに嫁に来るのです。天使長のところに嫁に行って、堕落した子供達をたくさん生んできました。そして、再び一人の夫のもとに帰ってくれば、腹違いの子供をたくさん引き連れて嫁に来たのとそっくり似ているのです。
 アダムがその庶子に相続をしてあげるためには、そのまま庶子の扱いをしてはいけません。自分の息子以上に愛したという条件を立てなければ天使長は離れないのです。悪魔が始めたすべての心情圏を清算するためには、自分の息子以上に彼等を愛さなければならないというのです。それは、神様がアダム・エバを造られる前に天使長を愛したからです。そして、アダムが完成して天国に入って行くときは、天使長に、「私について来るな」と言わないで、「私と共に行こう」と言うのです。
 神様が天使長を先に愛されたために、アダムが完成したとすれば、アダムも、神様が天使長を愛したのと同じ位置で、天の国に連れて入って行くのが本然の基準です。神様が天使長を愛したように、アダム自身も天使長を愛して、連れて入って行かなければならないというのです。
 誰が先に天国に入るのかといえば、アダム・エバと共に天使長が入るのです。それでは、アダム・エバの結婚式を誰が準備するかというと、アダム・エバがするのではありません。下僕達が、新居も宴会の準備も全部してあげなければなりません。そのようにしてあげれば、嫁をもらったアダムはどれだけ有り難く思うことでしょうか。アダムは、自分の相対を捜し求めるのに協助してくれた天使長を愛するようになるのです。
 本来、堕落しなかったとすれば、長子を先に愛さなければならないのです。原理がそうなっているのです。長子が先に愛されなかったのが問題だというのです。長子権を復帰するためには、次子として完成したアダムが、息子・娘を中心として、息子・娘以上に愛したという条件を立てるのです。そうすることによって、義父の立場でも、長子の位置を捜し求めて入って行くことができるのです。それをはっきりと分からなければなりません。

 平和の基地は理想的家庭を成した夫婦から

 女が男にすがり、男が女にすがるのはどうしてかというのです。真なる男、真なる女の位置は、夫婦愛の完成の位置であり、兄弟愛の完成の位置であり、子女愛の完成の位置です。その上に互いに愛し合い、男の体と女の体が和解して一つになることによって、神様の体と心が一つになった御旨の中で天地を創造したのと同じく、その位置で、神様の身代わりに実体として君臨するのです。男、女が一つになって和することによって、子女が生まれるのです。そして、神様が創造して来られた喜びを私達に伝授してくれるのが子女の出産です。
 胎内の赤ん坊を見ると、それはちょうどアダム・エバが創造されたのと同じです。新郎新婦は、赤ん坊を持つようになれば立体的になります。男の子であれ、女の子であれ、胎内から関心を持つようになるのです。自分のことには関心がありません。赤ん坊を持てば御飯を食べるときも、自分のことは忘れて赤ん坊の方に関心が行きます。焦点がそこに合わされるのです。そこから自分の後継者が出て来るのです。
 上弦たる神様の前に、下弦が生ずるのです。神様が上弦の位置から、下弦にいる子供を愛して来たのと同じく、愛の継代を継ぐ基盤が生ずることによって、初めて三点基準を完成するのです。そうすることによって永遠の存在が始まります。
 何故赤ん坊が出て来るのか。三大愛が全部結びつけられ、和解して、男の愛と女の愛が交流することによって生ずるのです。そのようになれば、この側を取ってどこに持って行ってくっつけてもかまいません。
 ですから、真なる理想的家庭を成した夫婦というものは、妻であれば、その家にいる兄弟達や小姑達を、自分の夫以上に愛さなければなりません。そのようになれば、どこに行っても合格ですし、舅に対しても自分の父を愛する以上に愛そうとすれば、出て行ったのが回って入って来るのです。夫から受け、父母からもらいましたから、与えなければならないではありませんか。私が受けて、与えなければならないということは、彼等を自分の夫よりもっと愛さなければならないというのです。そうしてこそ、その家が円満になるのです。そのようにすれば、お祖父さんも喜ぶし、お祖母さんも喜ぶし、小姑達も喜ぶし、夫も喜ぶし、自分も皆喜ぶのです。そこから平和の基地が始まるのです。

 上を見ても良いし、下を見ても良いし、右側を見ても良いし、左側を見ても良いし、後ろを見ても良いし、前を見ても良いというのです。神様はどこにおられるのかといえば、愛に従った定着基地に、永遠に存在されるのです。その定着基地で、神様が共にする位置で生まれますから、永遠の生命を中心とした神様の息子・娘が生まれるのです。男であれ、女であれ皆同じです。ですから、体と心を中心として神様の側に立たなければならないのです。
 女の中には娘の心情、姉妹の心情、妻の心情、母の心情があるのです。そしてまた、男も個人的に、縦的に、そのような心情を受け継がなければならないのです。子女を愛することができない人は兄弟の愛の圏に行くことができません。
 私には完成した息子の愛と娘の愛があるし、私には完成した兄弟の愛があるし、私には完成した夫婦の愛があるし、私には、父、母の愛があるのです。夫婦は、男の四大心情、女の四大心情でもって完全に統一されるのです。その中に神様が臨在されるのです。

  私達の家庭の願い

 人は、何故に生まれましたか。(「愛故に生まれました。」)何の愛によってですか。(「真の愛によってです。」)しかし、そこに至る段階には、息子・娘の愛、兄弟の愛、夫婦の愛があるのです。神様の身代わりに創造して、喜びで抱く息子・娘を見るとき、真の愛によって抱かれた息子・娘は天地が皆好きになるのです。お母さんがそのような息子・娘を育てるのです。ですから、いかばかり福が多いことでしょうか。お母さんの体は、自分のために存在するものは一つもありません。乳房は、お母さん自身のために生じましたか。(「子供のためにです。」)又、お尻が大きいのは子宮を丈夫にするためです。それは子供のためにそうなっているのです。自分のために生じたものは一つもありません。
 男は種を持ち、女は種を受けて育てるので、女は畑です。ですから、吸収力が強い女になってこそ、子供に良いのです。夫に対して、一〇〇パーセント尽くし、肉を与えたとすれば骨までも与えたいのです。夫があちら側を貫いて出て行った後には行くところがありません。また、戻って来るのです。妻が貫いて出て行くようになれば、夫は私のお尻について来るというのです。妻が貫いて出て行けば、夫はぐるっと回ってお尻に付いて来るというのです。天地の道理がそうなのです。夫がお尻に付いて来るようになれば、私の言うことをよく聞く男ではありませんか。私が通過するとき、四百兆にもなる細胞が衝突することなく早く通過する力は愛しかありません。愛のみをもって早く来い、早く来いというのです。投入しようとしますから早く来いというのです。そうしてこそ通過できるというのです。
 縦的なものは、男にも、女にも皆同じです。それで「父なる神様」と言うのです。アダムとは何か。それも父です。人類の父にならなければなりません。一人(神様)は縦的な父であり、一人(アダム)は横的な父になるのです。ですから、縦的なすべてのものを横的に蕩減しなければなりません。そこで、父、母になった後には、お祖父さん・お祖母さんの位置に上って行かなければなりません。
 祖父母は歴史の代表者であり、過去の代表者です。父・母は、現代の代表者です。お祖父さんは昔を言うのであり、父・母は現在を言うのです。ですから、自分の父・母は、全世界の家庭の代表的な王です。アダム家庭を完成した基準において王の位置の家庭です。王たる父、女王たる母の位置です。そして、私は王の息子・娘ですから、王子・王女です。神様はお祖父さんの位置です。神様は孫を見ることができませんでした。アダム・エバを中心として孫まで見ることができたとすれば、神様は天の国を代表した王様の位置であり、アダム・エバは世の中の国を代表した王であり、アダム・エバの息子・娘は未来の世界を代表した王です。そのようにして三大王権が一つの家庭において成されるのです。祖父母、父母、息子・娘です。
 神様の恨みは何かというと、孫を見ることができなかったことです。ですから、私達の家庭にいるお祖父さん・お祖母さんは、天の国から私達の家庭に派遣された王の全権大使であり、又王です。それ故に、祖父母に対しては、どのように侍らなければならないかというと、王様に仕えるように侍らなければなりません。
 今回、祝福を受けた家庭も 、縦的な面で四大心情圏と、横的な面での三大王権を私達の家庭に花咲かせて、神様を永遠に私達の家にお迎えするのです。それが私達の家庭の願いです。
 アダム・エバが堕落しなければ王になったのですね。天上の国の王が神様であれば、アダム・エバは地上の国の王になって、生きて息子・娘を生むようになれば、すべてを譲り渡して入って行く所が、父が住む本郷の地、天国です。アダム・エバは堕落しなければ、神様の王子・王女となったのです。
 それでは、もしも堕落しなかったとすれば、神様が造られたアダム・エバの完成者と、数千代汚された堕落の血統圏にいたマリアを通じて生まれたひとり子イエス様と、どちらがもっと価値ありますか。神様が造られた本来の聖なるものと、堕落した血統から生まれたイエスとでは、どちらがもっと価値がありますか。(「アダム・エバです。」)聞くまでもありません。そのことを既成教会の牧師達に聞いてみなさい。三言だけ言えば口がぽかんと開くのです。
 泥棒の子供のように、野良犬の子供として祝福を受けますか。そのような心情圏を完全になして、継代を継承するための御旨があることを知らなければなりません。これがその心情の中ではっきりと輝かなければなりません。ですから、皆さんの家にお祖父さん・お祖母さんがいれば、訪ねて行って侍りなさい。もしもお父さん、お母さんがこの世にいなければ、義父なりとも作って仕えてみなさい。条件的心情を捜し求めて、天の国の囲いの外に出て行っても、王宮を眺めながら生きる息子・娘を作らなければなりません。そうでなければ地獄に行きます。

私の家庭は、天上・地上の王権を受け継ぐ訓練場

 このことをはっきりと知りなさい。はっきりと教えてあげなければなりません。先生はそのような標本です。先生がこのように生きなければならないというのです。ですから、先生は神様の心情の峠を踏み越えて行くとしても、皆オーケイできる何かがあるのです。ですから、それを全部なしてサタンに勝ったとすれば、サタンの国が滅亡しますから、ありとあらゆる垣根を作って妨害して、文総裁を殺そうとしたのです。しかし、今では峠を皆越えました。私達の時代です。
 縦的四大心情を立てなければなりません。これは、男であれ女であれ縦的です。これが一つにならなければなりません。ですから、私が最高に願う相対は、四大心情圏を完成した男性であり、女性です。それが一つに結ばれたのが理想的夫婦です。そして、ここから生まれた息子・娘が大きくなって、三代を経ながらその家に神様をお祖父さんとして迎え、この地上に自分のお父さん、お母さんを王として侍り、天の国の王権と地上の王権を受け継ぐのです。その二つの王権を受け継ぐために教育を受ける修練場が、私が生きる家庭です。愛の心情圏理想を完成させる教科書の実体者として完成するための訓練場が、私の家庭です。このように感じたすべてのことを、世界へと拡大させることができたとすれば、地上天国のどこに行っても生きることができるのです。
 皆さんを中心としてこの心情が出来れば、この心情が水平線にならなければなりませんか、このように下って行かなければなりませんか。これが遠くなれば遠くなるほど難しいのです。それ自体の重量があるので、しきりに下って行こうとします。手もそうではありませんか。この手に重量があるために、しきりに下って行こうとします。天上世界、つまりあの世はどれだけ膨大か知れません。ですから、これが水平線で、地の果てから地の果てまで永遠に伸びることができる心情的発射極を持つ私にならなければなりません。

  合同結婚・合同生活・合同伝道は定められた道理

 先生にとって、一番難しいことは何か。西洋人は頭の毛も黄色く眼も青く皆大きく、東洋人とは全く違います。ところで彼等をどのようにして自分の父母や祖父母以上に愛するのかというのです。それ以上愛さなければなりません。そうしてこそ均衡になり、水平になるのです。そのためには、自分を中心として三国を経なければなりません。自分が東であれば、その一方を中心として三つの国を経なければなりません。
 この頃、コンドミニアムができましたね。今後はそのように住むのです。韓国人と日本人は怨讐です。その次にアメリカ人と日本人が怨讐であり、ドイツ人とアメリカ人が全部怨讐です。この四か国の家庭が一つのコンドミニアムに住んで、父母達が統一されたという手本を見せて、子供達に教育しなければなりません。そのような歴史的使命が残っていることを知らなければなりません。そのことをしますか? (「はい。」)今後は国境がありません。それで私は、本当にコンドミニアムを造ろうと考えているのです。合同結婚をしましたから合同生活は定められた道理であり、合同した家庭は合同伝道するのが定められた道理です。
統一教会の組織の定着地は面
 今から、すべての統一教会の組織が行って定着する所は面です。今まで教域長が郡にいるからと言って彼が代表ではありません。郡の教域長が一つの面の責任者のようにしなければならないのです。一つの面に責任を負わなければならないのです。そして、自分の故郷に戻って行くのです。これは、氏族的です。蘇生、長成、完成です。これが一つになってこそ、これが完成してこそ、先程語ったように対応的な関係をもって、もっと大きいものを捜し求めて行くことができます。
 創造原則において、環境にはプラスとマイナス、主体と対象が一つになってこそ、対応関係でもって、もっと大きいものを捜し求めて行くのです。アダム・エバも、カイン・アベルが一つになってこそ、対応関係でもって母を捜し求めて行きます。母とカイン・アベルの三人が一つになって、もっと大きい対応関係の父を捜し求めて行くし、アダム・エバの家族が一つになって、神様を捜し求めて行くのが発展の原則です。
 ですから、面を中心として一つになってこそ、もっと大きい郡へ行くことができるのです。そうしてこそ、もっと大きい中心へ行くことができるのです。それで、郡の責任者達が出て来るのです。今は郡がありません。国もないではありませんか。今、逆になりました。中央機構、その次に道機構、郡機構、面機構へと下って行く組織は堕落した結果の世界です。今からは逆に上って来なければなりません。家庭的基準から面基準、統一圏を中心として郡全体に影響を及ぼさなければなりません。一つの郡に面が十あれば、十面自体が互いに早く影響を及ぼし合うようにするのです。それで、郡全体が一つの新しい体系になるのです。郡を中心として道を経て、中央まで連結されるのです。政府まで七段階ですね。
 郡にいるからといって、郡の責任者だと思ってはいけません。自分の出身地の教区長、教域長達が郡の責任者としていたのに、この人達はどこへ行くのですか。自分の出身の故郷の地のある面とかある洞に属するのです。その洞とか面の責任者がいなければ、優秀な人を立てて、それを中心として発展させて行くのです。自分達同士が競争です。そのようにして郡を編成するのです。

 天の国・地上の王権が私達の家庭から出発

 縦的な面では四大心情圏、横的な面では三大王権です。このようになれば天の国の皇族になるのです。息子・娘を王子・王女のように育てなければなりません。気持ち良いですか。
 今までは、人の欲望は、達成することができないと思われていたのです。しかしそうではありません。人の欲望は皆、達成されるように与えられたものなのです。自分のお祖父さん、お祖母さんは天の国の王様です。自分のお父さん、お母さんはこの世の王です。そして、自分は、天の国と、この世の国の二つの王権を受け継ぐことのできる王孫であり、王子・王女です。皆そうですね。皆さんのお祖父さんが王になれば良いし、皆さんのお父さんが王になれば良いし、私が王子・王女になりたいのではありませんか。それ以上です。宇宙が愛をもって所有するすべてのものが生きているというのです。そのような欲望が今まで心中で活動するのは、本然的な天の富裕なる原則的な出発の根源地になっているので可能なのです。
 先生は、今や欲望がありません。神様からいただく物がありません。皆、私の内にあるからです。こうして、ここからカイン・アベルを復帰するので、カイン・アベル側が天側になるのです。アダムも天側になり、この中で相対ができましたから、愛を中心として神様も私のものになるのです。それで家庭を中心として四大心情圏、三大王権の基盤を確立するのです。そこで天の国が私達の家庭から、地上の王権も私達から始まるのです。

  世界的に清算し、統一がなされる時

 それでは、歴史的に今の時がどんな時かということを考えてみなさい。堕落することによって世界が二つに分かれました。歴史は、兄弟げんかでもって連結されるのです。サタンを中心として、エバ、カイン、アベルであり、神側も、エバを中心としてカイン・アベルが一つにならなければなりません。(以下、図①参照)これが一つになってこそ、サタンが一つになって出て行くのです。神様がこのような位置に立てなかったというのです。堕落することによって失ってしまったので、このように植えたのです。サタン側もこのようになり、神様も復帰路程でアダム・エバを中心としてこのように植えようとしたのです。サタンが奪って行ったものを捜し求めて、そのように植えなければなりません。そして、歴史は、このように植えられたものが世界的に実を結んで、世界的に清算することのできる時が来なければなりません。
 それを誰が来て清算しなければならないかというと、主が来て清算しなければなりません。主は、真の父ですから、偽りの父が植えた根を皆抜いて、サタンを清算しておき、真の愛と真の生命の種を再び投入してこそ可能なのです。そうしようとすれば、サタン側のすべての要素を否定する役事が現れなければなりません。
 ですから、キリスト教国家は神様が選んだ国であり、主を迎える新婦国家です。それは新婦の宗教です。そのことを知らなければなりません。失ってしまいましたから、宗教を通じて捜し求めなければなりません。それに加えて、エバが堕落することによってアダムも堕落しましたし、天使長も堕落しました。それ故に、アダムも復帰しなければならないし、エバも復帰しなければならないし、天使世界も復帰しなければなりません。ですから、新婦が出て来る前に、アダムが出て来る前に天使長を造ったので、天使長の宗教が東洋に出て来たのです。
 東洋を中心として儒教とか仏教が出て来ました。しかし、それらは神様がはっきりしていません。人格的神が分かりません。主人がよく分かりません。仏教もそうです。仏教も万法の公法を活用するのですが、神様が分かりません。
 四大宗教圏の中でも、新婦宗教がキリスト教であるので、キリスト教以外の宗教は全部天使長の宗教です。それで、キリスト教よりも先に出て来たのです。霊的復帰基準で三大天使長宗教を中心として新婦宗教が出て来なければならないのです。キリスト教以外の宗教は、天使長格宗教です。これが個人的天使長、家庭的天使長、氏族的天使長等、数多く連結されるのです。これがイエス時代になって、三大天使長宗教を中心としてキリスト教と食い違いが出てきます。一つになれないのです。今後、新郎新婦が完成してこそ統一されるのです。
 先生の時代に来て初めて、新郎新婦が一つになることができる位置に入って来たので、宗教圏を統一するために「世界平和連合」と「世界平和宗教連合」を作ったのです。体の政治圏と心の宗教圏に分かれたのですが、これを統一するために「世界平和連合」と「世界平和宗教連合」を作ったのです。心と体を結びつけなければなりません。それが昨年八月二十七、二十八日でした。きょうが一周年になったのですね。一周年に同じ話をするようになりましたね。体と心が分かれていたのが先生の時代に一つになるのです。民主世界と共産世界、無神論と有神論に分かれたのも、先生の時代に一つになるのです。
 堕落することによって、神様を中心として個人的左右、家庭的左右、氏族的左右、民族的左右が生じました。それで、これが怨讐と争って出て来てイエス様の時代、主が来てローマを左右の位置で屈伏させなければならないのに、国家的基礎を成せずに行ったのです。死ぬことによって右側の強盗と左側の強盗とバラバ圏が残されたのです。この闘いは、今後来られる再臨の時代、世界舞台まで展開され、だんだん大きくなって行くのです。
 右翼を代表したのが右側の強盗です。原罪はあるけれども右側の強盗はイエス様を支援したのです。左側の強盗は完全に神様を無視したのです。それで、左翼は無神論です。そして、バラバは罪人であって、十字架で死ぬはずであったにもかかわらず、イエスが死ぬことによって、身代わりとして命拾いする恵みを受けました。その後孫が回教圏です。これは、宗教の中でもサタン側の霊的宗教です。コーランと剣は一緒に持つことができません。それが死ぬ時、生じましたから、再び来られる時は生きて来られる時です。イエス様が再び来られる時は、十字架を越えて来られ、これらを生かさなければなりません。
 この三つを統一させて、百八十度方向を転換しなければなりません。その仕事を今しているのです。それで共産世界も私の手に、民主世界も私の手に、回教も私の手に入ったのです。回教も四月十日に、八か国の司祭を連れて来て祝福してあげたのです。そうすることによって皆統一されるのです。世界が統一圏に入って行くのです。こうして今年に三万双を祝福することになったのです。結婚は一生で一番重要なことです。世界でこのような事をするのを見ましたか。国家を超越し、人種を超越したというのです。このようにすることによって、国家的闘いはもちろん、人種の争いが終わるのです。
 今後、残された恐ろしい戦争は人種戦争です。宗教戦争は必ず人種戦争へと戻って行くのです。モスレムは黒人であり、キリスト教は白人です。黒人、白人、中間の人々が全部怨讐です。人種戦争が起こったとすれば、白人達は七十パーセントが殺されてしまうのです。「イエロー・パワー」と言うではありませんか。だから、レバレンド・ムーンが出て来て、アジアを動かして、それを防止しようというのです。そして世界全体を救わなければなりません。そうでなくては平和の世界を捜し求められません。
 それで今回強調したことも世界平和です。「世界平和連合」、「世界平和宗教連合」、「世界平和女性連合」、「世界平和教授アカデミー」です。そこには全部、「平和」が入っています。神様の目的がそれだからです。それらを皆、オリンピック大会のようにするのです。従来のオリンピックの目的は体育であり、サタンの舞台となり、神様がいません。そこで、すべての文化の中心が宗教ですから、宗教を中心としてするのです。オリンピックは精神を強くすることによって、健全な体を成すことができるのです。そうであってこそ世界的な運動が起こり、新しい文化創造が出て来るのです。キリスト教は新婦の宗教ですから、新婦の宗教として世界的な天使長に勝たなければなりません。このように新婦となるべき者が堕落してカイン・アベルを抱くようになったために、新婦が現れて、カイン・アベルを一つに作った位置で新郎を迎えなければなりません。
 これが来られる主です。この方が 真の父母 です。このように植えました。植えられたこれを中心として、個人が家庭的環境を中心として戦い、勝つ役事をしてきました。。先程語ったように、良心が道を築いて越えて行かなければならないのと同様に、植えられた環境を中心として個人的な家庭の闘いを通じて、サタン世界の家庭を打ち破れば、神側だけの個人的家庭基盤を通じて大きくなって行くことができるのです。それを育てて、プラス・マイナスが一つになり、カイン・アベルが一つになれば、そこに一つになって対応関係で大きくなって行くのと同じです。カイン・アベルを復帰してエバを復帰し、アダムを復帰し、神様を復帰して行くのと同じことです。これと同じ道理です。
 このように植えましたから、このような結果を中心として家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙まで蕩減して来るのです。こうして全世界的に清算することのできる世界大戦時代が来て、このような原則的基盤を通じて復帰しなければなりません。個人としてそのようなものを植えましたから、個人として大きくなって、国家的基準で実を結んで、サタン的エバと、サタン側のカイン・アベルと、天側のエバと天側のカイン・アベルが出動して、世界的に清算して、統一がなされる時、初めて主が来るのです。

  四十年前に四大心情圏と三大王権が樹立されていた

 よく聞きなさい。今から、私達の仕事をどのようにしなければならないのか、教えてあげようと思います。
 それでは、何を世界的に清算するのですか。第二次世界大戦で勝利することによって、キリスト教文化圏がサタン文化圏を統一するのです。歴史以来初めて、宗教文化圏を中心として統一した世界を得るのです。そのようなことが第二次世界大戦の直後に起こったのです。それが新婦文化圏の勝利です。堕落するとき、アダム・エバを抱いて地獄へ行ったことと反対に、新婦文化圏を中心としてカイン・アベル文化圏を抱いたのです。天側のカイン・アベル、サタン側のカイン・アベルを全部抱かなければなりません。エバでもって統一されなければならないのではありませんか。これが聖書で言うハルマゲドンの戦争です。
 このような公式が世界的に発展して、サタン側、神側、右側、左側があります。(以下、図②参照)これは、サタンを中心としてもまさしく同じです。サタンを中心としてエバ、カイン、アベルがいます。ここも神様を中心としてエバ、カイン、アベルがいます。個人としてそれを蒔きましたから、二つに分けなければなりません。全部清算することによって一つだけ挙げなければならないのではありません。そのような道理から見るとき、世界的に展開したのが第二次大戦の結果です。ここで神側は連合国です。サタン側は枢軸国家です。
 島国日本はエバ国です。アベル国はドイツです。イタリアは天使長国家で、カインです。ここもエバが島国イギリスです。アベルがアメリカであり、フランスが天使長国家です。同じです。アメリカはイギリスが生んだのですね。一番極悪なのが日本とドイツです。天使長は行ったり来たりするのです。フランスも、イタリアも極悪ではありません。それでいつでも行ったり来たりするのです。
 島国はエバを象徴するのです。ドイツは、サタン世界のアベル国家であるためにキリスト教抹殺主義政策を立て、キリスト教とユダヤ教を無くそうとしたのです。それでヒットラーは六百万人のユダヤ人を虐殺しました。ナチスとムッソリーニがヨーロッパでどれほど多くのクリスチャンを虐殺しましたか。日本も同じです。八・一五解放が遅くなり、解放が四日遅れた場合には、キリスト教徒を虐殺する計画でした。韓国の地でエバが血を流すようにしてはいけないのです。それをすることができずに日本は亡びました。
 正に、このようになって闘って連合国が勝利したために、サタン側のものは丸ごと持って来るのです。これをアベル圏、カイン圏として一つに作らなければなりません。そのためにはサタンを追放しなければなりません。それで、共産主義と無神論は許すことができないのです。
 第二次世界大戦後に統一されたはずですから、その時、共産主義があるはずがありません。では、この世界的統一圏がどこに行かなければならないのか。これは、キリスト教の完成です。エバを中心としてカイン・アベルに分けることなく、完全に抱くことのできる位置に入って来たということです。エデンの園で失ったものを、ここから母を中心としてすべてのものが一つにならなければならないというのです。そして、新郎と一つになって、愛して 真の父母 の位置に行くのです。
 その時に先生を中心としてイギリスとフランスとアメリカが一つになれば、日本とドイツは尻にくっついて来るのです。その時、先生に侍ったとすれば、今このような事をしていません。四十年前に皆成したはずだったのです。四十年前に 真の父母 の宣布と共に、先程語った四大心情圏と三大王権が直接、樹立されたのです。統一された世界から下って行くのです。その国は自分のものではありません。主の国です。ですから願い通りに行って天の国の皇族の基準である、堕落せず、完成して繁殖したのと同じ世界版図を接木しておくのです。
 このようになったとすれば、すべてのことが四十年前に終わったはずです。文総裁が再臨主を宣布する必要がありません。再臨主を宣布する前に皆、成したのです。直ちに家庭を編成して、一九四五年から七年間あれば、世界を完全に組織編成して、四十歳未満で天下を握り、振りまわすことができたのです。そうなれば、韓国は世界の主体の国の王国になったはずです。それを失ってしまいました。六千年かかってこれを成したのですが、イギリス、アメリカ、フランスが先生に侍ったとすれば、このすべてのことが終わったはずでした。
 ところが先生に反対しました。反対することによって、六千年かかって成した全部を皆失ってしまいました。サタンが皆持って行きました。旧約時代、新約時代全部が成約時代のために作られており、成約時代の基盤がキリスト教でなければならないのに、そのキリスト教が統一教会に反対したのです。

   祝福家庭を氏族的メシヤとして世界に派遣

 今回もそうではありませんか。韓国では十月二十八日に主が雲に乗って来ると大騒ぎです。ところが、今まで大騒ぎしたのに、雲に乗って来ないことが明らかになったので、それは社会問題になりますから逃げて行ったという話があるではありませんか。雲に乗って来ると今まで信じていたのですが、社会が否定し、キリスト教自身が否定するようになれば、雲に乗って来ないという話ではありませんか。人として来るのであれば、誰がなるのですか。文総裁しかいないというのです。既に来ているというのです。(拍手)
 この時にメシヤ宣布をし、真の父母宣布をし、救世主宣布を皆したのです。再臨主宣布を皆したのです。そうしたのに、言うことを聞かなかった人は皆、地獄に行くのです。逆にほうり込むのです。そのような時が来たのです。今からは、反対されて歩き回ってはいけません。今までは長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、皇族権復帰はなされませんでした。今は出しておいて世の中に皇族権復帰まで全部宣布したこの時になって呪ってはいけないのです。どこに行っても再臨主に侍る統一教会です。
 今では私がこのような話をしても既成教会は理論的に勝てません。蕩減復帰というものを、世界歴史を前にして、抱いているではありませんか。植えた通りに刈り入れると語りましたから、毒麦は毒麦として、穀物は穀物として刈り入れるのです。「ご主人様、私達が植えた穀物の畑に毒麦が生えましたから抜き取りましょうか」と言いますと「終わりの日まで待ちなさい。終わりの日に抜き取って、消えることのない火に入れなさい」と言うのと同じです。今、乞食の群れの種を全部清算しなければなりません。正しいものを見ることができ、測定できる専門家になっているのに、偽りのものを倉庫に入れますか。とんでもないことです。
 反対したので失ってしまったのです。それで、先生の故に成された六千年の基盤すべてがサタンに戻って行きました。ですから、先生が何をしなければならなかったかというと、仕方無しに、失ってしまったエバ圏を再び作らなければなりませんでした。
 新婦教会であるキリスト教ができなかったので、私が新婦教会の代わりに統一教会を作り、ここですべてのことを準備して、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界まで越えて行って、反対するサタン勢力圏を一掃して、家庭を祝福してあげるのです。家庭救援です。家庭を祝福してあげて、家庭復活をさせるための運動を白昼に宣布できる立場に入って来ました。今からは違って来るのです。
 ですから、今から家庭に宣布して伝道することができる時になったのです。その氏族的メシヤは何かというとイエス様の代身です。自分の父、母はアダムの代身であり、先生は国家を代表した完成したアダムです。横的に、アダム完成、イエス完成、再臨主完成です。これは家庭の主人、これは氏族の主人、これは国の主人です。この国を中心として、世界を代表した個人の中心と通ずるし、世界を代表した氏族圏が、統一教会を中心とした三十六家庭、七十二家庭、百二十家庭です。その主流を中心として、個人から家庭、氏族、民族を中心として世界版図を開き、先生が祝福した一族を世界に広げて、氏族的メシヤとして派遣しました。
 これを絵で描けば、統一教会という根が無数にあります。ここから幹がこのように出て来て、一番最後の芽があります。統一教会は既に根になることのできる復帰基準を皆、整えました。これが先生の前に皆、生きています。今まで幹を中心として、世界的基準である芽まで皆、結びつけておきました。それで春が来たのです。反対がありません。春が来ましたから根の大きいものが育つ時が来ました。それでここに枝が多いというのです。その枝が何かというと氏族的メシヤです。
 ですから、一番の中心的根も統一教会にあるのです。神様の心情を中心として歴史的起源の最高の位置にいるのが統一教会です。それが神様を代表して、幹もこのように皆、出て来ているのです。これを全世界の氏族に連結させるのです。そのようになれば葉が出ますね。葉が出るようになれば花が咲くのです。息子・娘が家庭から出て来るのですね。同じです。今がその時です。

   世界の家庭の連合が始まらなければならない

 それでは、歴史的に見ると、どのような時ですか。第二次世界大戦前後と同じく、全世界は統一教会の文先生を中心として動いて越えて行きます。新婦宗教圏であるキリスト教文化圏時代は過ぎ去るのです。長子権復帰時代、エバ権復帰時代からアダム権復帰時代へ入って来たので、新婦全盛時代は過ぎ去るのです。ここで新婦になることのできるキリスト教が統一教会に入って来なければ皆亡びます。ですから、既成教会の二世達は全部亡びていくようになるのです。彼等の世界には国家観念がありません。全部、ヒッピーやイッピーになって個人主義に陥るのです。天の国に個人主義がありますか。完全に滅亡圏にいるのです。この全体が先生にすがらなければ生きられない時に入って来ました。それに代わって私達は、全世界の退廃した思想圏内で教育し、世界的な国家と社会の再編成を論じています。
 一九四五年から五二年までの七年間、文先生を受け入れなかったので、四千年の準備したイスラエル圏のすべての闘いの勝利の覇権を中心として、歴史以来のキリスト教文化圏、統一文化圏を失ってしまいました。これをサタンが奪って行きましたから、再び捜し求めて来なければなりません。故に統一教会を通して先生は、全世界から迫害されて来ました。
 個人圏、家庭圏、氏族圏、民族圏、国家圏、世界圏まで迫害されました。アダムとエバの時に家庭で失われたように、このような世界版図を全部、経て行かなければなりません。この世界版図の中には、このような家庭圏、氏族圏、民族圏、国家圏、世界圏が入って行きます。ですから、個人圏、家庭圏、氏族圏、民族圏、国家圏、世界圏まで失ってしまったものを再び捜し求めて来なければなりません。
 統一教会の人達がこの峠を越えましたから、今から何をしなければならないのか。キリスト教を中心としてキリスト教国家吸収時代へ越えて行くのです。個人を伝道する時代は過ぎ去りました。今、主が来て捜し求めるのは、新郎新婦になって勝利したその基台の上では、サタン世界の家庭を吸収するのです。真の父母の伝統はこうだという内容を教えてあげれば、その家庭は皆同じようにするのです。そして、今後、文総裁を全部眺めるのです。他に行く所がありません。
 南北統一をする人は文総裁しかいません。南北を統一できる人は文総裁ですから、文総裁の教えを中心として大韓民国の人達は全部一つになるようになっています。文総裁の教えは、青少年の堕落を防止し、家庭の破綻を防止し、南北が破壊されるのを防止することです。そして、世界が亡びないように全部救ってあげるのです。
 事実そうだというのです。ですから救世主であり、偽りの父母がまいておいたものを全部清算し、分けておいたものを全部統一させる真の父母だというのです。この時代に先生が作ったものが「世界平和統一堂」というものです。今から何をしようとして、これを作ったのか。はっきりと知らなければなりません。
 蕩減原則において、第二次大戦以後勝利することによってすべてのことが整えられたならば、その時先生がすることは、統一堂を作って一時に世界を一つにすることでした。先生は、個人勝利、世界勝利の主人として来ました。エバの代表が、キリスト教を中心として勝利したすべてのことを伝授されなければならないのです。そうしておいて何をするのかと言えば、世界の家庭を連合して世界の国を作らなければなりません。国家を超越した世界家庭の連合が始まらなければなりません。それを象徴するのが、今回八月二十五日の世界的な祝福式だったのです。
先生の前には反対圏がない
 それはまた、世界家庭復活式です。この復活式を日本やアメリカや世界がすべて反対しました。家庭を引きずって思い通りにしても、全く反対がなく歓迎される時代を作ったというとき、皆さんの家庭は無事通過なのです。そのような時代になります。摂理から見るとき、反対していては雷に打たれるというのです。恐怖を感ずるのです。ですから、主体の力量を担当することのできる実証的な主体になれというのです。
 ですから、イスラエル氏族がカナンの福地に上陸するようになったとき、カレブとヨシュアに「強く大胆であれ」と語ったのです。今はそれと同じです。個人が迫害を受け、家庭が迫害を受ける環境であったのを、社会、国家全部を先生が克服して戻って来ました。先生が荒野に追い出され、個人的な世界の十字架の版図で私を抹殺しようとしました。世界的な家庭の代表者達が全部、私を追い詰めようとしました。それに打ち勝って来たのです。その次に氏族世界代表、国家世界代表、すべてを連合した世界代表が私を打ち砕き、共産圏まですべてが先生を追放しようとしたけれども、結局は、先生に対してひざまずきました。
 それで世界的、すべての奪われた国々に行き、皆首を打ってしまい勝利して、今戻って来たのです。天宙から世界を越え、世界から国家を越え、民族を越え、氏族を越えて家庭まで入って行きました。そのようにして世界的版図のすべての垣を皆崩してしまいました。
 五十億人類の家庭ができています。(黒板に書きながら語られる。)これらの家庭は、個人的峠、氏族的峠、民族的峠、国家的峠、世界的峠、天宙的峠があって、皆神様の障壁になっています。これを誰が崩すのですか。
 ここから人類を代表して個人的峠を崩し、家庭的峠を崩し、国家的峠、世界的峠、天宙的峠を全部、闘って勝たなければなりません。全体がレバレンド・ムーンを殺そうとしました。その闘いで結局は私に屈伏したのです。民主世界も私に屈伏したし、左翼も屈伏したのです。
 イエスが死ぬ時、統一できなかったことにより右翼が生じたのですが、その右翼を統一しました。また、左翼と闘ってきたのを統一してしまい、バラバ圏を統一して戻って、一つの世界へ直行できる時が訪れました。ですから、先生の前には反対圏がなくなりました。
メシヤ的責任を果たしなさい
 もはや、統一教会で殉教の血を流す時代は過ぎ去ったというのです。ですから、このようなすべての道を、 真の父母 自身が責任を負って築いたすべての基盤を相続しなければなりません。
 キリスト教が反対することによって、統一教会がこのような受難の中で、六千年間に失ってしまったものを四十年間で再び捜し求め、第二次世界大戦の勝利圏を代表したその位置で、家庭を捜し求めて行くのです。その時、イギリス、アメリカ、フランスが先生に侍ったとしても家庭を捜し求めなければなりません。
 そのことをするために千辛万苦、行く所が監獄でした。そして、その国の主権者と闘わなければなりません。
 そうして今日、四十年前にイエス様が七年路程で捜し求めようとしたその道を、追いかけて成就する基盤を捜し求めたのが家庭基盤です。国家と世界を基盤として家庭を救わなければならないその基盤、世界とすべてが反対しない立場で、私が新しい分野で今、家庭を訪問することのできる基台を準備しています。
 それで、家庭の後ろのこぶが皆落ちて行きました。だから今回、祝福をしたのです。三日間だけ教育を受ければ、誰であっても祝福を受けなさいというのです。家庭の後ろに氏族的こぶがくっついているし、そのようなものをどのように祝福してやりますか。 真の父母 の家庭の前に、これがカインの家庭として全部残っています。これに教えさえすれば皆越えて来るのです。
 ですから、 真の父母 になったことをどのように知るのか。一九五二年から一九九二年までの四十年の蕩減期間に、全世界の反対に全部勝って、世界的反対圏を越えて全世界が歓迎する時代を迎えました。それ故、全世界の家庭を吸収しなければなりませんから、お母様を解放しなければなりません。お父様が先頭に立って来ましたが、同じ位置でお母様を解放してこそ、エバ圏がェることができるようになるのです。それで、お母様解放、女性解放の宣布と共に、すべての女性はお母様の分身になって、二世を吸収しなければなりません。イスラエル民族がカナンの地に入って、その二世達が定着した時、カナン七族の二世を皆、吸収しなければなりませんでした。それと同じ御旨に従って、サタン側で生んだエバの息子・娘を天が受け入れられる時になったというのです。
 また、それはちょうど嫁ぎ先を出て来るのと同じことです。昔、堕落した夫との間に子供を生んだのですが、今や死ぬようになりましたから、救ってくれる夫に出会って、その夫を真の父として、また新婦の位置に立って、その息子・娘を自分の息子・娘以上に愛することによって、その女性も解放が始まるのです。自分の息子・娘以上に愛するようになれば、エバの心に雲がなくなります。しかし、そうしないで庶子扱いするようになれば、そこから抜け出る道がありません。肥やしを持ったそのような女性を、自分の生きている間に抱くことができないというのです。それでお母様を表に立たせましたから、お母様の代身、分身になって、歴史を代身したすべての息子・娘を、先生がカインのために犠牲になってきた伝統に従って、その全体の代表的なカインの息子・娘として愛しなさいというのです。
 それは長くかかりません。何か月かです。父母を一つにすることができれば、その次には、先生の家庭に初めて入って来て、一緒に天国に向かうことができるのです。それが蕩減なのです。ですから、先生が教える、今語ったすべてのことは、皆さんが家庭を率いることのできるメシヤ的責任を果たすためです。そのような責任を果たせと教えているのです。 真の父母 がしたように、皆さんが全部そのようにしなさいというのです。

  氏族的メシヤは宿命的使命

 皆さん(女性達)の背後には氏族がいます。嫁ぎ先の家があるし、実家があります。だからと言って泥棒してはいけません。それは、自分の物ではありません。血統復帰するときは、所有権復帰は既になされていなければならないし、心情復帰は皆、なされていなければなりません。自分の父、母の物をそのまま置いていてはいけません。父母が持っている物すべてを復帰歴史に使わなければなりません。そうしてこそ福を受けます。父、母のお金を鞭打たれながらも持って来て使って、教会をいくつか建てるようになれば福を受けるのです。長子権復帰をして、自分の姉がいれば妹がその位置を握らなければならないのです。「姉さん、私と行きましょう」と言って、一週間の修練を受けるようにするのです。お父さん、お母さんをそのようにできませんか。自分の息子・娘がそう言えば、父親がすがって行って、修練費を出して一週間寝食を共にしながら修練を受けるのです。もし受けないと言えば、手にすがり、他の所に行けないようにしてでも受けるようにするのです。
 家庭を伝道して祝福を受けるようにすれば、親戚関係は無事通過です。他の人を伝道してはいけません。今まで路傍で伝道したのですね。今からはそのように伝道する必要がありません。電車の中や、どこででもしてはなりません。もし、電車の中で伝道したくなれば、自分の故郷に行ってその十倍伝道しなさい。一族を全部伝道しなければなりません。
 氏族的メシヤは宿命的使命です。その仕事をやり遂げることができなければ、戻って来ることができません。そうせずに先生が戻って来ることができるのであれば、何故この仕事をしますか。一生涯休む時間がありますか。男として、若い頃、青年らしく生きてみたことがありますか。青春時代に監獄生活をしたりして、どれほど複雑であり、悲惨な境地を歩んだことでしょうか。けれども、この道は、死んでも行かなければならないのです。
 十二家庭と七十二家庭を合わせて八十四家庭さえ一つになれば、イエスは死にませんでした。皆さんを守護することのできる家庭を作らなければなりません。十二家庭、七十二家庭として、八十四家庭です。七年間、毎月一人ずつ伝道すれば八十四名になります。私がアメリカに行って教えたことがそれです。一か月に一名ずつ伝道する七年路程を行かなければなりません。
 今からは、七年もかかりません。七か月あれば、そのことを全部することができる時が来ました。先生が一生をかけてしてきたことを、皆さんは四年もかからずにできるのです。四か月以内に皆する時が来ました。そのような材料を皆作ってやりました。ですから、ビデオを活用して、先生が成してきたすべてのことを説明しなさい。

  今からは家庭を伝道しなければならない

 文総裁が 真の父母 であるという事実、四十年前にキリスト教が反対することによって、キリスト教の天地が全部サタンのものになって、民主世界が滅亡の途上に立つようになったし、息子・娘が全部サタンの僕になったし、キリスト教の基盤が皆、共産党の活動基地になって文総裁を打ち捕らえようとしたのです。しかし、その版図に皆、勝って戻って来て、新しい統一教会を中心として世界家庭解放運動を巻き起こして、平和の世界へ前進させている事実を、テレビや放送を通じて、全メディアを通じて伝達すれば、たちまちの内に世界を同化させることができるのです。
 それで、「世界平和統一堂」を提唱するのです。「堂」という字は、書堂とか言って、文字を教えてくれる所を意味する字であり、「教会堂」というときは、集まった人々に教えるとき使う言葉です。全世界的に先生が「統一堂」を発表したのです。今回の集まりに来ていたすべての、科学者大会、女性連合、世界平和連合、世界宗教議会等の団体に属する人々は女性を皆持っています。女性から復帰しなければなりません。男性から祝福するのではありません。天使長がエバにひそひそ話をしましたね。それで堕落しましたから蕩減復帰をするのです。それで女性からひそひそ話をするのです。
 氏族的メシヤはその国の二世なのですね。それで世の中で一番憎まれてきた人々です。サタン世界が一番憎み、神様が一番愛する人々が、カイン的立場でなくて、アベル的立場に立って長子権復帰をなし、カインを治め、統治しなければなりません。ですから、行動で教えてあげなければなりません。
「修身斉家治国平天下」という言葉があるではありませんか。私達の家庭は、自分の一族の前に、教えることのできる模範的家庭であり、生きた灯台だというのです。ですから、私達の家に来てみなさいというのです。「その家では、一年十二か月、三百六十五日、何年が過ぎてもけんかをしている姿を見たことがなかった。その夫婦はとても神経質に見えるのに、けんか一つもせず、本当に楽しく生きている。変ですね。けんかの仕方を知らないのか」と言うというのです。
 それで、皆さん、けんかをしましたか。愛することは知っていますが、けんかすることを知りません。与えることは知っていても、もらって食べることは知りません。夜になれば、知り合いの所や、町内に行って良い話をしてあげるのです。たとえば、夫が浮気をしない、息子・娘が酒を飲んだりタバコを吸ったりしない等、すべての話が出て来るのです。これが地でのみ起こるのではなくして霊魂の世界に関係しているならば、霊界があることを知るようになるのです。そのようになって霊界に対して関心をもつようになれば、皆さんが現れて教えてあげるというのです。そのように教えてあげれば、「あんたのところの奥さんが昨晩ここに来て、このように教えてくれたのですが、そのようになった」と言うようになっています。そのようにして頻繁に会うのです。それで皆さんの息子・娘と同じ位置、直系の血族的因縁を結んでくれるのをその村人の祖先達が来て後援してくれるのです。先祖達は天使長です。
 天使長世界の失敗を復帰するために、皆さんが氏族的メシヤの使命をするにあたって、その一族達、カインの連中を指導する時に協助するのが、解放を受けることのできる天使長、善なる霊的先祖達です。今からは、家庭を伝道しなければなりません。大学を出た嫁を五人程集めて、「高校を卒業したお祖母さんたち、来なさい。」「何をするのですか?」「大学で学んだ女性達が面白いことを教えてあげますから」と言って教えるのです。統一教会の原理以外に話すことが何がありますか? ビデオから見せてあげるのです。その次には、根本を解いて話してあげるのです。統一教会が持っているこの武器がどれだけ恐ろしいことでしょうか。共産党員も四泊五日の修練会を受ければ溶けてしまうというのです。ですから問題ありません。
 それでは、祝福を受けた家庭として一年間に何家庭をそのようにするのですか。明日からするのです。祝福の時は過ぎたとしても、三日後には祝福式があるという心をもって、そのようにもどかしい思いをもって一年だけしてみなさい。その一族が、自分の町内がどのようになると思いますか。完全に溶けてしまうのです。

  妻をお母様と思い、崇拝する運動

 女性達は全部、この国の為政者達を消化しなければなりません。女性が結束する運動をしなければなりません。皆さんも一緒に住んでいる妻を女性と思ってはいけません。「お母様」と思い、今から女性を崇拝する運動をしなければなりません。今まで統一教会では、結婚する時、自分の妻を三年間、お母様として崇めなさいと言いましたが、今までそうしてきませんでした。しかし、今や時が来ました。皆さんからしなければなりません。三年間、朝から敬拝してみなさい。妻が戻って来れば、先に敬拝してみなさい。そうすれば、「ああ、そうしないでください。御旨がこうなのに」と言うのです。
 皆さん、男性が女性のほおを一発なぐれば離婚なのです。もし、そのようなことがあれば、私のところに連れて来て報告しなさい。新しい観でもって出発しなければなりません。大学出身者達を今回、世界的基準で祝福したのは、皆さんから伝統を正しなさいという意味でしてあげたのです。皆さんが正さなければなりません。伝統を二世を通じて正さなければなりません。先生は祝福家庭の中に、乞食の連中や野良犬の子供達や泥棒の子供達をたくさん見ました。このような者を正すためには、皆さんが伝統を正さなければなりません。そうするためには、天が提示する原則的な基準で、間違いなく行くことを見せてあげることができなければならないというのです。
 皆さんは、二世として大学を皆出ましたね。夢がふくらんでいる中で、このような祝福を受けたという事実は驚くべきことです。中高等学校も出られなかった統一教会の人達を、教会や郡の責任者にしてきたという事実が私の胸に釘づけられています。ですから、三千三百名を大学出身でもって早く交替しなければなりません。
 皆さんの一族の中で大学に通った人を連れて来て伝道しなさい。はとこまで祝福を受けるようにしなければなりません。その闘いです。親戚達がいますね。お兄さんがいる人、手を挙げてみなさい。お姉さんがいる人、手を挙げてみなさい。弟、妹がいる人、手を挙げてみなさい。一人もいない人はいませんね。今からは、下のほうをけとばしてでも伝道をするのです。私がすれば、私の一族のはとこまで何百名も伝道することができます。私はそのように考えます。何故できませんか。できないことは何もありません。
 明日から故郷に行って、お祖父さん、お祖母さんを訪ねて、良い贈物、服などを買ってよくしてあげ、「私がお祖父さん、お祖母さんを失ってしまったのですが、天道によるお祖父さん、お祖母さんとして侍りに来ました。一週間だけ聞いてみてください」と言ってお連れして行くのです。
 私も、孫や孫娘がどれほどかわいいか分かりません。息子や娘が私にキスしても有難いと思わなかったのですが、頭が白くなり、髭が伸びたお祖父さんの手を握り、このようにしてキスするときは、昔、息子・娘がキスするのとは比べものになりません。老いるようになれば、孫や孫娘と住まなければなりません。
「舅や姑、小姑と一緒に暮らしたくない。私は夫と二人で住むのです」と言うような女は、腹を引き裂いてしまわなければなりません。そんなことであれば、私は一生涯、何故このように苦労しますか。世の中のおじいさんやおばあさん、そして、ありとあらゆる烏合の衆に皆侍り、耐え忍んで来たのは、解放の一日を待ってそうしたのです。解放は、自分ですることができません。彼等を通してするというのです。神様も一人ですることができないのですね。知っている人を通じて、私を通じてすることができるのと同様、原理を知り、御言を知ったとすれば、彼等を通じてしなければならないのです。それが伝統の伝授であり、未来の発展的原則です。
 それで、皆さんがその御旨を願うならば、力の限りを尽くしてしたことと、そのお祖父さん、お祖母さんの愛の力がプラスされて、お祖父さん、お祖母さんの一族が、自然にその家庭の中心になるのは厳然とした道理です。きょうから新しい出発です。

   模範的祝福家庭に

 夫は、妻から不信任されるような、つまらない男になってはいけません。立てておいて、はっきりと訓示するのです。絶対に目下の人に使う言葉で言ってはいけません。目下の人に使う言葉で従わせるようなことをどうかしないでください。自分の妻に対して一度聞いてみなさい。「あなたを私がどのように呼べばよいでしょうか。あなたの願う通りに皆してあげます。私は[妻に対して、お母様以上、女王として侍りなさい]という重要な教えを受けたのですから、今からそのようにしましょう」と言ってみなさい。決して逃げて行きません。
 聖日に皆さんは、合拝(注:夫婦が同時に互いに向って敬礼すること)しますね。聖日になれば、先生は天の前に挨拶を申し上げてから、お母様が私の前に挨拶をします。これは縦的です。皆さんは横的です。祝福家庭は横的に挨拶するようになっています。縦的な基準がなければなりませんから、お母様も仕方がありません。どこかに行って来れば、挨拶をして報告しなければなりません。そのような家法がなければならないではありませんか。約束した通りにするのです。「私がこのように幸いになるようにこの道を行きますけれども、涙を流し、骨が溶けるほどの恨みがあるとしても、耐え忍んで行かなければならない峠があります。この道が早く来なければならないですね。神様が願うのであり、私も願うのです。危険を顧みず、私達はこの道を直行しなければなりません。妥協がありません」と、このように語りました。
 自分の息子や娘達が、「うちのお父さんとお母さんは、神様よりももっと立派な方です」と言うようにならなければなりません。そのように教えてあげなければなりません。また、「自分の夫は、妻である私には神様です」と言われるように、全部、立派な夫や妻にならなければなりません。
 嫁に行くようになれば、舅や姑がどこかに出掛けて行くときは、町外れまで出て行って待つことができる嫁にならなければなりません。先生もそうしたのです。五十里(注:約二十キロメートル)の道を一緒に行って、連れて来てあげたりしました。二人が会うために、二十五里の道を月夜を徹して行って会ってすがり、涙で祈祷しました。私が涙を流して歩んだ足跡には天の宝石がばらまかれ、私達の町に関係のあったその地方全体が、万国の解怨成事の基台になります。ここから、そのような天が記憶する勇士達が生まれるのです。そのように十年祈祷したとすれば、死ぬ前に一度そこに行ってみなさい。その町が亡びますか。
 私は、そのようにして一日中祈祷しました。しかし、亡びませんでした。亡びませんでしたから、私が自分達に比べて苦労したことを知っているので、彼等がひざまずくのです。ですから、為に生きなければなりません。妻とけんかしていてはいけないのです。
 そのように生きて、どのようになるのか見なさい。町内では祝福家庭が立派だというのです。一つの祝福家庭がその町内に入って行き、その後孫達がこの道に従って出で立つ時、千年万年の功労に替えることのできない名前が、皆さんの一生涯につき従うという事実、万国を代表した息子・娘が出世の起源に連結されることを知らなければなりません。ですから、絶対に堕落した家庭があってはいけません。今から私が愛の独裁者になるのです。今からはそのような時が来ます。
 先生が語ったその理想的家庭を完全に設定すると同時に、今まで祝福受けた未成就の家庭の前に模範になることを宣誓するという人、両手をあげて誓いましょう。降ろしなさい。

  真なる家庭の内容を教える統一堂

 道端にある花々も挨拶してくれるようにしなければなりません。事実がそうです。私達が母の名前をもって、姉の名前をもって、私がお姉さんを連れて来る時は、称賛をしてあげなければなりません。喜んであげなければなりません。そうすれば、その花達が返事するというのです。霊界に行くようになれば、天上世界で歓迎の声で叫んでくれるのです。そのように素敵に生きることができるのです。
 それを知ることのできない、草ぶきの家に住む貧しい人々はどれほどかわいそうですか。他の人々は皆良い暮らしをしているのに、一日三食の御飯も食べられずに、息子・娘を愛さなければならない、その父母の心と同じ立場ではありませんか。そのような人に明日の希望を話してみなさい。
 前よりきょうが二倍困難であるとしても、その半分の幸福でもって二倍の困難なことを消化させ、堂々と生きて行くことができるというのです。どこに行っても自分の姿勢を整えて、天の公義を立てますと誓って生きる生活的基台は重要なものです。直ちに現れるのです。
 目の前に家庭が見えますね。あのかわいそうな家庭を間違いなく統一教会の信徒にしなければなりません。四季折々、誕生日になれば、餅の一包みなりとも持って行ってあげたりするのです。それが父母の心情ですね。先生は今まで、世界の数多くの人達に洋服も数十万着買ってあげたのです。御飯も数万名に与えました。そうしたからといって亡びません。かわいそうな人々に服を買ってあげたからといってその家は亡びません。そのような人が行くときは長寿を祈って行きます。その声は、天が聞いてあげなければならないというのです。
「世界平和統一堂」の堂は家という意味です。世界平和と言って、そのまま放っておいてもいけません。一つにならなければならないのです。世界平和統一をすることのできる人達の家、家庭を教えてあげる家だというのです。
 皆さん、共和党という時は、群という意味の党という字です。群という意味の黨(党)という字は、高めるという意味の尚という字に黒という字をつけたものです。それは、サタンを高めるものだというわけです。第二次大戦以後に独裁体制をつくって、あの黨を作りました。それが、このような党に変わりました。この党は兄弟時代を言います。そこで、独裁者の兄弟から復帰して来るのですね。ここで何を教えてくれるのかと言えば、真なる父母として、真なる子供、真なる家庭の内容を教えてくれるのです。それが統一堂です。統一することのできる父、母です。この堂という字は土を高めるという意味ですね。土地を高めますから、土地は母の象徴ですから母を高めるのです。それでこの堂という字は、お母様を中心として教える家だというのです。
「世界平和女性連合」を代表する名前が家庭に戻って来て、教える位置に定着するようになる時に「世界平和統一堂」になったのです。お母さんを中心として先ず息子・娘に教えてあげなければなりません。息子・娘まで一つになって、その次には自分の夫に教えてあげなければなりません。酒を飲む夫や浮気する夫、快楽的な夫の前に、お母さんと息子・娘が一つになって、涙を流して、神様の心情をもって祈りながら夫を復帰しなければなりません。
 父がいなければ息子・娘がいないのですね。その父がいなければ夫がいないのですね。その夫が地獄の悪魔の巣窟に行くとかわいそうではありませんか。それで先生が南北統一を祈願するのです。すべての男性達が願うことは南北統一です。女性は、南北統一がされようがされまいがあまり関心がありません。しかし、今は反対です。女性達が南北統一を願うようになりました。北側の男性と南側の男性が会えば、けんかしかしないようになっています。自分の党派だけを中心として、全部こぶをくっつけようとする乞食の連中や泥棒の連中ではありませんか。
 そのような夫達が今まで女性を蹂躙してきました。彼等は皆天使長なので、正しい道を行く夫がいません。二号をこっそり横に抱いてきたのに、妻に嘘をついてだまして生きているのです。先生はそのようなことが皆分かるのです。男性達が蹂躙したすべてのことを、お母様を通じて解放してあげることによって、先生が天の夫として、父として、すべてのことを整えることができるのです

   今からは家庭伝道時代

 皆さんはどこに行っても、今後、自分の家は教会としていつも教育する場です。真の父母様の心情圏を中心として、その町内の食口達が集まって祈祷し、絶えず教えてあげなさい。親族を動かして頻繁に集まり、霊界の実在を教えてあげ、霊界と共に生きることがどれほど楽しいことであるかを説明してあげ、そうすることによって、自分の生命が理想世界で永住することを教えてあげるのです。自分の故郷の嫁入り道具をそろえて、お嫁に行くのと同じように、そこへ行くことが重要なのです。地上で死んだままでは満身創いなのです。そのようなことを知っているので、先生は生涯を捧げてこの道を歩んできたのです。
 ですから、一生は貴いものです。一生はいつも同じではありません。愛する妻と二人で生きるとしても、いつもそのように生きることができません。時間が惜しいのです。眠っていてもはっと起きて、眠り続けることができないのです。一生の航路は、いかに忙しいことでしょうか。
 皆さんの家門の名前によってどこに行くかといえば、学校に行くのです。二、三人集まっても堂を捜し求めなければなりません。そして自分が感動を受けたことがあれば、それを自分の町で話し討論し、全部教えてあげるのです。本当に発展できる話を二十四時間色々としなければなりません。先生がそうでした。
 先生は、人々に会えばしきりに教えてあげるでしょう? 私もそのようにしたではありませんか。皆さんもそうしなければなりません。たくさん教えてあげ、たくさん勉強し、こうして家庭を伝道しなさい。今からは家庭伝道時代です。女性だけ何とかすれば、息子・娘をさっと引っ張って集められるのです。十二軒するのは問題ではありません。皆さんが、出て行って十二軒伝道するのは難しいとしても、自分のお母さんの家に行ってすれば、お兄さんのところでもどこでも、入って行くことができるではありませんか。昔は強制的にすれば引っ掛かりましたが、今からは、引っ張って行って祝福を受けさせなさい。そのような時が来たのです。今からは、長子権復帰、父母権復帰、王権復帰、皇族権復帰をすることのできる時になったので、霊的に彼等が歓喜し、歓迎するようになっているので、心でもっぱら良いと感じるのです。
 昔はそうではありませんでした。蕩減の道を行かなければなりませんでした。自分の分ではなかったのです。ですから、たくさん奪われたのです。しかし、私達統一教会の信徒は、他人の分をたくさんしてあげたので、今すぐは難しいけれども、息子・娘達はその福を受けるのです。そして、皆さん自身が福を受ける時が来るというのです。
 教会長とか、教区長になって、人が訪ねて来るのを待てばよいのですか。若い者が捜し求めて回ることができるではありませんか。町内のどこかに行っても、おばあさんとかおばさんにでも果物をいくつか買って行って、皮をむいて食べながら話をすることができるではありませんか。先祖の代わりに買って行って伝道することができるのです。とにかく伝道をたくさんしなければなりません。伝道したことが、あの世に行けば皆さんの財産になるのです。天国の国民を誰がたくさん作ったのか、重い責任を負うのです。
 ですから、親戚がいれば親戚まで訪ねて行って、夜を徹しながら教育するのです。それが今や完全に生きることのできる基盤となるのです。そこで努力をきちんとしていけば、世界に道を築いておいたので、皆さんがこの基盤を通じて女性の大統領も出て来る時が来るのです。
 今回はどんな体制になるかと言えば、世界平和統一堂です。これが中心です。ですからお母様を中心とした女性連合を中心として、男であれば、カインとアベルのように活用しなければなりません。そのような所に天運が訪れて来て渦が巻き、風が打つので、人が押し寄せてくるというのです。
 体の大きい男が小さい女性に、神様のように、女王のように侍ってみなさい。今からそうしなければなりません。それで勝共連合に関係のあるすべての男達を再教育し、女性を解放することができる教育をしなければなりません。それは、私しかやる人がいません。世界的に基盤を築き、女性連合を中心として組織を作って、将来皆さんに責任を任せる人も私なのです。
 天の側から見るとき、天の国を代表した天的男性がいませんでした。全部がサタン側の男性です。私は皆さんを利用しようという考えは全くありません。女性を利用しようという男を何に使いますか。私は皆さんを全部生かしてあげようとしました。全部、妹として見ているのです。女性が家で泣いて暮らしている姿を私は見るに耐えられません。お兄さんであればそうでなければなりません。
 ですから、女性解放は、お母様を通じてなすのです。そのことをはっきりと知りなさい。どこにでも行って教育しなければなりません。息子や娘がどこかに行って姦夫と遊んでいるのに、父や母がじっとしていますか。捜し求めて、お母さんは小言を言わなければならないのです。ですから、女性達が小言を言いなさいというのです。教育資料は、私が皆与えました。
 すべての男性は全部、一人のお母様の新郎になるのですが、全世界の女性達を分身として侍らなければなりません。女性は本来、アダムの相対でした。ですから、一人のお母様の分身となって家庭に送るのです。それは橋なのです。橋をかけてお母様と一つにならなければなりません。これはレアとラケルと同じです。
 昔、レアとラケルが夫を中心として争ったでしょう? 二人はもともと姉妹の立場にあるのですから、敵愾心をもってはいけなかったのです。全部、世界の女性達がお母様に乗って上って来るようになる時、お母様の協助を受けなければなりません。そうしてお母様から再び生まれたという条件を通過してこそ、初めて昔の自分の家庭を再び捜し求めて、天の国に入籍することができるのです。
 そのような大変革時代が訪れたということを知らなければなりません。ですから、ここに歩調を合わせなければならないのです。冬が過ぎ、春が来る時は、いつその春の日が峠を乗り越えて来るのか分からないというのです。また、夏と春の交差路も分からないのです。そして、いつ夏が去り、秋が来るのかも分からないというのです。秋が来て、他の人々は準備しており、もう既に収穫しているのに、自分は分からないままでいてはいけないというのです。前もって分かって、準備することができてこそ、自分が正常に行くのであって、準備しなかった人は全部脱落します。
故郷に戻り、伝道しなさい
 今回祝福を受けた者は、先生が持っている内的な特権を与えたのです。祝福がどれほど恐ろしいことであることか。 真の父母 を宣布してこのようにしておいた後には、一般の既成家庭は先生が祝福してあげられないというのです。真の父母という、完成した父母の基準を宣布した後には、その真の父母の前に、堕落した姿で立つことができないのです。また、男と女が勝手に一緒に住み、男女関係があった人も祝福をしてあげられません。ただ、処女と未婚の男性だけを祝福するようになっています。ですから、純真な処女と未婚の男性は、統一教会の中でしか求めることができないのです。
 天から受け継いだその血族が、血筋がいかばかり貴いかを知らなければなりません。これは、自分の生命よりもっと貴いのです。歴史上の数千万代の生命が橋になってェってきているのです。それが汚れるようなことがあれば、ここから数千万代の後孫の生命の綱が切れるというのです。これは一人の愛といった問題ではないのです。深刻な問題です。ですから、皆さんが祝福を受けてから、その血統をどれだけきれいに保ち、数千万代の後孫にまで残すかということが、これから血族が誇ることのできる問題になります。絶対に血筋を汚してはなりません。
 今からの伝道方法は何ですか。(「家庭伝道です。」)明日から祝福家庭は皆、伝道をするのです。皆さんが手帳を作ってでも、三年間にすることを一年以内にしたとすればどうでしょうか。六か月以内にもすることができるのです。それで、皆さんがしなければならないことは、十二家庭を伝道して、イエス様の恨みを解いてあげなければなりません。氏族的メシヤは、イエス様の恨みを解いてあげることなのです。イエス様が十二弟子を集めたのは十二家庭を作るためだったのです。イエス様が祝福を受けると同時に、その弟子達を祝福してあげられなかったことが恨みとなっているのです。また七十人門徒も七十家庭を作らなければならなかったのです。本来、十二家庭と七十人門徒を合わせて、八十四家庭が一つになったとすれば、イエスは十字架にかからなかったのです。それで、皆さんが氏族的メシヤですから、百二十家庭までも乗り越えなければならないのです。ですから、他のところで伝道せずに、故郷に戻って行って、夜であれ昼であれ伝道するのです。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

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Last updated  2022.03.21 05:00:04
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