×YOME日記

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イーさんの場合 2



一晩陣痛と戦ったので、いくらなんでも
子宮口は開いているだろうと、いざ内診!

先生「ん~1センチくらい…」
ぇぇええ…一晩で1センチて…
全開の10センチまでどんだけよ?!!
微弱陣痛の診断を受けて、子宮口が柔らかくなる薬を点滴する。
この薬は、陣痛促進剤ではなく、柔らかくする薬で痛くはならないらしい。

午後の内診で4~5センチ。
薬が効いたみたい。

この調子だと産まれるのは夜中ごろかな。。。
一応立会い出産の予定だったので、
車で4~5時間の距離にいる旦那さんに連絡する。
夕方ごろに「出発したよ」と連絡があり、
あとは産むだけ!…である。
陣痛室がいっぱいらしいので、病室で待機。

さてさて、出産前に本とか出産体験まんがとかでいろいろと
勉強(?)していたのだけれど、そのなかで、
すごく気がかりなことがひとつ…

それは、グリセリン浣腸 1200ml!!!

1200て…腸内洗浄レベルじゃあないのさ…
おそろしや~トイレで赤ちゃん出てきちゃわないかしら…

いつ助産師さんに浣腸されるかとおどおどしながら、
死ぬほど痛くなるのを待つ。
さて、そろそろいい塩梅に開いてきたところで分娩室へ。
トイレを済まして…て、グリ浣はいつでてくるのやら?
助産師さんにおずおずときいてみると、
「あら!もう遅いわよ。産まれちゃうもの。
 希望だったら早めに言ってもらわないと!」
なんだ。希望ってわけじゃないけど、産むときに出ちゃったらどうしよ…
ほっとすると一緒に新たな不安が沸いてくる。

まだまだ…まだまだ…と思っていたら、いつの間にやら9.5センチ!
急いでといっても、陣痛の間隔はもう2~3分よろよろと徒歩で分娩台へGO!
赤ちゃんも下がってきて、肛門括約筋が出したいサインを出すけれども
後5ミリ我慢!我慢!

めでたく10センチ!
陣痛1分間隔!!
「いきんでもいいよ!…でも、旦那さんがまだね。
 まってる?」
「…無理です。。。産ませてください!!!ふ~~~ん!!!」

さあ産むぞ!



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