2011年01月の記事
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販売再開しました
大変お待たせしました。品切れになっていたModel288の茶革版、A～Dタイプの販売を再開しました。手帳制作に使用する「トスカーナ革」はイタリアから輸入品なのですが、アイスランド火山爆発での混乱が影響で革屋さんに注文を入れてもなかなか手元にやってこない日が続いていましたが、やっと去年の年末に数枚手に入れました。販売再開をお待ちになさっていた皆さん、大変申し訳ありませんでした。
2011/01/31
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Pen of the Year 2011
詳細は不明ですが、ファーバーカステルの「Pen of the Year 2011」は、どうやら翡翠がはめ込まれているようです。販売価格は3,039USドルと表示されているので、日本では25万円ぐらいでしょうか。英語ですがこちらに記事が出ています。
2011/01/24
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カミングアウト
カミングアウトというほどの事もありませんが、実は私はスター・トレックのファンです。とは言ってもあまり詳しくなく、トレッキーな方々の足元にも及びません。登場する宇宙人や地球人、アンドロイドなどの奥深い確執や因縁なども描かれますが、ほとんど理解できていません。それでもこのシリーズが好きなのは、1話完結で次回や前回のストーリー設定の持ち込みや持ち越しが無い展開が多いのと、CGや迫力のあるシーンにはあまり重点を置かずに、ストーリー展開や設定、登場人物の苦悩や行動をメインにしているからでしょう。写真はピカード艦長が最後に乗ったエンタープライズ号のプラモ。半分作って2年ぐらい放って置いたのですが、先日なんとか完成しました。
2011/01/23
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謎の荷物
アメリカからUSPSで荷物が届いていました。送り主は見覚えのない外国の方。いや、どこかで見たような…なんだろう？中にはアンティークの紙製の箱、手紙が2通、名刺が1枚。1通の手紙には美しいカリグラフィで書かれていて、私の名前で始まっていました。どうやら私宛の手紙には違いないようです。もう1通にはブロック体で同じ文面がプリントされていました。箱を開けてみると、日本ではあまり見かけないようなチーズ型やかまぼこ型のシーリングワックスがぎっしり入っており、使いかけの物も混じっているようでした。送り主は、去年の暮れに手帳のオーダーをいただいた方で、シーリングワックスで包装した私の手帳がお気に召されたらしく、「私もシーリングワックスを使う少数派の一人です。アリガトウ」で文章は終わっていました。今日、早速返事を出しましたがもちろん私は英語がペラペラ（の知識）なので、今回もレッドのコッカーさんにノーギャラで翻訳、外国人の方へ手紙を出す時のルールなどを御指南してもらいました。ありがとうございました。
2011/01/14
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トシオ・オーダテ
手帳制作に役立つのではと、正月休みに本を1冊読みました。「古書修復の愉しみ」と言う本です。著者のアイオワ大学英文学博士アニー・トレメル・ウィルコックスさん（女性）は同大学で高名な製本・書籍修復家のウィリアム・アンソニーさんと出会い、製本や古書修復に興味を持ち始め、女性で初めて彼の弟子となった方です。文中には古書修復に関する専門的な用語や具体的な作業風景の描写が頻繁に出てきますが、解りやすい説明も丁寧に書かれているので疑問を抱くことなく読み進められました。それより驚いたのは、頻繁に「日本」という単語が出てくることです。「糊は日本の正麩糊が一番いい」「砥石は日本の物が繊細に研げる」「日本の和紙は世界一」などなど。そして「トシオ・オーダテ」という、アメリカに渡った日本の木工職人が書いた本の一部がたびたび引用され、日本製の材料や道具、日本の職人や師弟関係をとても尊敬されているようです。「トシオ・オーダテ（大館年男）」さんと言う方、私は全く存じ上げないのですが、アメリカではかなり有名な方のようです。英語をしゃべり、英語で本を書く職人というのを初めて知りました。すごいなぁ。あとがきによると、この本の翻訳をされている市川恵理さんという方、この本を訳すために自ら製本教室へ1年半ほど通い、製本への造詣を深めたそうです。そう言えば以前に手に入れた「西洋製本図鑑」も市川さんの訳による力作でした。この方もすごいなぁ。Youtubeでトシオ・オーダテさんの動画を見つけました。
2011/01/08
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今年もよろしくお願いします
旧年中に当工房の手帳をご購入いただいた方々、当ブログをご笑覧いただいた方々、ありがとうございました。今年も奢ることなく品質向上と安定供給を肝に銘じ、コツコツと手帳を作ってまいりますので、よろしくお願いします。長い間品切れになっておりました茶色トスカーナ革の「Model288」A～Dタイプ、ご迷惑をおかけしました。品質の良い革を入手しましたので、今月中には販売を再開させていただきます。こちらも何卒よろしくお願いします。
2011/01/03
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