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昨日8月15日は、62年目の終戦記念日でした。1945年8月6日午前8時15分、広島に世界初の原爆投下。1945年8月9日午前11時2分、長崎に2度目の原爆投下。8月のお盆が過ぎると、夜の風が少しだけ涼しくなって、原爆ドームのすぐ側を流れる元安川沿いを夜歩くのが、私はすごく好きでした。昨日、私が今住んでいるスイスの街では、日中の暑さと雨の前兆で蒸し暑く、夜になると生暖かい風が吹きました。夜、散歩しながら、広島が懐かしくてたまらなくなりました。私の知っている広島は、焼け野原なんかではなくて、水も緑も豊かな街。おじいちゃんもおばあちゃんもいて、家族、友達がいて。数年前に亡くなった大好きだったおじいちゃんは、戦争経験者。いつもニコニコ笑ってたけど、戦争のことは話してくれなかったし、モクレンの花を見ると戦争を思い出すから、あの花は好きじゃない。と聞いたことがあります。広島にいたころ、8月6日の朝、平和公園に足を運んだことが何度かありますが、遺族の方々がお祈りする姿にはいつも心打たれます。8月6日だけではなくて、毎日お祈りされているんだろうな、と。傷って消えてないんだな、と感じずにいられません。現在も、あちこちで争いが絶えません。つい先日もイラクのテロで200名以上が亡くなったというニュース映像を目にしましたが、本当に惨たらしいものです。私達は、自分たちの手で、色んな事を可能にしてきたけれど、自分の手で自分たちをも破壊しているな、とぞっとして恐くなります。私は、戦後広島で生まれ育った自分のちっぽけな気持ちをここで表すことしか出来ないけれど、今日ここで元気でいられることに感謝しながら、少しでも何か伝えることが出来れば、と思います。2007年平和宣言 広島 長崎
Aug 16, 2007

Bonjour!昨日は8月1日、スイスの建国記念日。近くで夜、ドーンドーンと花火がたくさん上がって綺麗でした最近の私は、なかなか充実した日々を送り、矢のように毎日が過ぎていっています。7月中旬には、ドイツ語圏にお住まいの ももも。さんが、朝早くから電車に乗って、こちらまで遊びに来てくださいました。ブログを通じての出逢い、今年1月の初対面。今回お会いするのが2度目だったとは、不思議で仕方がないくらい、楽しい時間を過ごしました。前日用意してくださった手作りのクリームパンとあんぱんを持ってきてくださり、翌朝まるぼぁ氏と競争食い状態でした!楽しい1日でしたね!ダンケ~!またお会いできるの、楽しみにしていまーす♪****************************************さてさて、女心と秋の空。なんて女心の変わりやすさを表す言葉がありますが、女心とスイスの空!なんて言いたくなります。この夏のスイスのお天気、とっても変わりやすいですね。日本のみなさん、蒸し暑い夏本番。夏バテせず、ウナギ食べたり(書きながら食べたくなった… お母さぁ~ん・笑)、元気出してますか?短い夏を満喫せねば!、という気持ちと、スイス人ダンナが山を恋しがっているので、最近アルプス三昧でした。第1弾 ユングフラウヨッホとグリンデルワルト第2弾 ル・シャトラール第3弾 セントバーナードこれ10日間のうちに行ったんです。行き過ぎ。お陰で本日なぁーんにもやる気が出ませんでした。今回は、第1弾 ユングフラウヨッホとグリンデルワルト!2001年にユネスコ登録されたアルプスの明峰アイガー・メンヒ・ユングフラウが存在するベルン州南部・ベルナーオーバーラント地方。ふたつの綺麗な湖の間に位置するインターラーケンから登山電車でグリンデルワルトを経由し、ユングフラウヨッホまで上がることが出来ます。グリンデルワルトは長野県松本市の姉妹都市。日本語観光案内所もあるし、日本人観光客の方々もたくさんいらっしゃいました。今回、私達はグリンデルワルトに1泊。グリンデルワルトまでは、車で行きました。去年車を売っちゃったので、久々のレンタカーで、道中のドライブも楽しかったです♪雲がかかって今回よく見えませんでしたが、グリンデルワルトから見えるアイガー(3,970m)1日目はグリンデルワルトから登山列車でヨーロッパ最高地点の鉄道駅ユングフラウヨッホへ。グリンデルワルト~クライネ・シャイデック(アイガー北壁の麓)~乗換~ユングフラウヨッホ。ヨーロッパ最高地点ってことで、「Top of Europe」がかなり強調されてました。 左:グリンデルワルト駅を出てすぐ。右:グリンデルワルト~クライネ・シャイデック間普通に上ってますけど、最終地点のユングフラウヨッホ駅は標高3,454m。富士山てっぺん近くの高さまで登る登山列車。って相当な偉業だと思いました。この列車1912年より運転開始でもうすぐ100年。スイス人、やるなぁ~。と思ったのです。そりゃ、「Top of Europe」も強調するわ~、と共感したのでした。この列車、アイガーとメンヒの内側に作られた7kmに渡るトンネルを通ります。クライネ・シャイデックから途中で停車駅が2駅あって、アイガー北壁などが眺められるパノラマ窓がありました。はい、一駅目。えっ!どこ? 霧でね、なーんにも見えませんでした。お天気怪しめな週末だったので、「う~む」という気持ちを抑え、自然には敵わんのぅ~。と次へ期待。2駅目。 「写真、向きが違う!90度回転しなきゃ。」この写真を見る度にこう思うのですが、これぞアイガーの北壁です。断崖絶壁。とはこのことですね。一体自分がどの山にいて、どの山を見ているのか分らない状態でしたが、この山々を目の前に見る感動は、日本では経験したことのないものでした。グリンデルワルトからおよそ1時間半かけて、Top of Europeへ到着しました。下の写真右上、ユングフラウヨッホ駅です。Top of Europeには日本のポストも設置されていました。富士山にある簡易郵便局との姉妹提携記念だそうです。(左上)展望台からちょっと外に出ると、下から吹き上げる風がさぶいさぶい。鳥さんも、毛が逆立ってました。(左下)氷河をおよそ20mの深さまで彫って作った氷の宮殿には色んな氷の彫刻(右下)がありました。足元も氷で、おじさんもおばさんも子供も、みんなペンギンのようにちょこちょこと歩いてて、可笑しかったです。展望台から見える、ヨーロッパ最長のアレッチ氷河(24km)上る途中で下山する列車とすれ違ったのですが、下山する人々、大勢の皆さんがぐったり眠っていました。みなさん、長旅でえらい疲れてるのね~、と思ってましたが、さすがにこんな高い山に登ると、酸素も薄く、眠くなるんですね。私達も下山の際は、爆睡でした。この夜から翌日の朝にかけて、随分と雨が降りました。翌朝、予定のハイキングを諦めようと思うくらい悲しいお天気でしたが「でもここまで来たんだし、一応行ってみようよ」と、グリンデルワルトからロープウェイで30分ほど上るところにあるフィルストへ向かいました。上り際、前のロープウェイが見えないほどの霧で凹みましたが、アルプスに咲く小さなお花を楽しみながら、歩きました。片道およそ1時間かけてバッハアルプゼー(湖)に到着。ここの眺めをかなり前から期待していたのですが、あいにくの曇りで、周りのアルプスがほとんど見えず残念でした。結構、残念でした…でも、こんな可愛らしいお花が慰めてくれるわ~♪ロープウェイで少し下り、途中駅からtrottibike(トロッティバイク)と呼ばれる、サドルはなく、前輪と後輪の間にある足置き場に立ち乗りする自転車でグリンデルワルトまで下りました。この頃から、さーーーーっと霧が引き、太陽が出てくれました。 相当楽しみながら下る私達。最初はバランスを取るのに結構ビクビクしてブレーキを引きまくりでしたが、慣れるとすーごく気持ちが良くて、オススメです!「ビクビク」なんて知らないまるぼぁ氏は、勢いよく下り、勢いよくサイドの草むらに突っ込んでましたが(爆)あ~、気持ちよかった。
Aug 2, 2007
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