山猫の家

山猫の家

続き 1

私にとっての「ひきこもり」のきっかけは大切な友人の死です。


「ひきこもり」になるには、日々の生活がチリのように積もると言いましたが、私は確かにその「チリが積もれば山となる」タイプです。
ただ、中には一つの「きっかけ」でひきこもりになる人もいます。

いずれにせよ、「家族」の協力が無ければ「ひきこもり」はよくならない!
というのが私の経験上言えることです。

最近は、「ひきこもり」の社会的な認知度があがっていて、専門のカウンセラーや尽力を注ぐ方々が増えていますので積極的に力を借りてみるのも必要な事だと思います。人任せにするのではないですよ?あくまでも家族が主体で、力をかりると言う事です。

あなたの大切なご家族の誰かが「ひきこもり」になったとしたら、できるだけ早い解決をおすすめします。

「ひきこもり」になるとその時点で人間は「心の扉に鍵をかける」のです。
時間がたてば経つほど鍵は少しずつ大きくそして頑丈な物へと変化していきます。
ましてや、「ひきこもり」の間に家族とのトラブル、確執があればその度に最初の鍵とは別の小さな鍵が「心の扉」のあちこちについていってしまって、ますますドアは開けにくく、そして問題はこじれていくのです。


最後に

「ひきこもり」になっていて『このままでいい』と思っている人は少ないと思います。ほとんどの人は「もうこんな生活はイヤだ!」と思っているはずです。
でも、「ひきこもり」は「結果」なんです。
自分の力では、後戻りできない場所までみんな来てしまっている。
その苛立ちは、時に「暴力・暴言」と言う形で現れます。
私も、部屋のガラス割ってましたし・・・。

家族の方が
「いったいどうしちゃったの!?」
とか
「御願いだからもとの○○に戻ってよ」
などと言うと、言われた本人にしたら

「家族が自分を理解していない現実」

「自分の力ではどうしようもない場所へきてしまっている。自分でも元の自分にもどりたいのにどうしてよいか分からないことへの苛立ち」

そんな気持ちになり、おそらく「暴力・暴言・破壊」が始まると思います。
私はそうでしたがあなたのご家族はどうですか?

まるで腫れ物に触るようにする態度も苛立ちますし、優しすぎるのも厳しすぎるのも、いつもの家族とは違う事はすべてイヤになるかもしれません。

ごく普通にまずは接すると言うのは難しいかもしれませんが・・・。

「ひきこもり」は「結果」であり、必ず「原因」があります。
それを解決し、あたらたな楽しい家族の団欒を作るには家族の力が必要なのだということは是非わかっていただきたい事なのです。
「原因」は色々あります。ここで問題なのは、「ひきこもり」になった「原因」そのものではなく、とりまく家族が今までの自分達を見つめなおして変わる必要があるということなんです。

私自身の「ひきこもり」は高校受験の頃に改善しました。

ですが、母との確執はこの後も酷くなる一方で私は
「いつか必ずこの手で母親を殺してやる」
とずっと思っていました。

母親と和解ができたのはこの時から10年ほどあとの話になります。

私の「ひきこもり」が改善したのは、高校受験を迎えることで家族が変わったからです。母は、色々と進学の事を気にしてくれるようになりました。それだけでも、きちんと自分を見てくれている気持ちになれたのだと思います。

ただ、私の場合「根本的な原因」は解決されていません。
母親との関係は、ずっと最悪のままでした。
逆に言えば、
「根本的な問題が解決しなくてもひきこもりは、家族が変わればしなくなる可能性が充分にある」
ということだと思うのです。


最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
次回は、「ひきこもり」と同時になりました「摂食障害」についてお話できたらと思います


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