山猫の家

山猫の家

愛猫との出会い~巴(ともえ)~

巴とヌイグルミ


彼女との出会いは、学生時代にさかのぼります。
当時、大阪のぺピィ動物看護専門学校に通っていた時のこと。
ちょうど今ごろだったと思います。学校の前をうろうろしている1匹の猫ちゃんを発見。非常に車の通りが多いので、危険だ!と思いあわてて保護しました。首輪もなく、しかし非常に人に慣れていたこの子が巴ちゃんです。

私は、京都から通学中でしかもマンション暮らし。ペットは禁止!!です。
学校の目の前ということもあり、貰い手を見つけるまで学校で保護してもらう事にしました。
しかし、犬と違って猫はなかなか貰い手がつかないんですね・・。かわいそうだけど、また野良として放してあげるしかないかなあ、という結論に達しようとしていましたので拾った責任として
「私が一生この子の面倒をみよう!!」と決意しました。
猫はずっと昔から飼っていましたので、全く抵抗はありませんでしたが・・。問題はマンションですよ~。飼うのは禁止ですから、ばれないようにうまく飼えるかどうかそれだけが心配でした。(大家さんごめんなさい!)

彼女との生活はもう私にとっては、救いそのものでした。親元を離れてこのときでもう7年ほど。一人でいるのにも飽きていました。孤独は嫌いではなかったので、苦痛とは思いませんでしたが全く誰とも口をきかない休日はさすがに淋しいものです・・・。
人間ってわがままですよね。話をしたい時だけ人に側にいてほしい。だけど基本的に同じ空間に人がいるのは気を使って嫌だから、常にいてほしくはない。

動物は与えるだけの愛ですよね。見返りもなにも求めない。ただただ、ひたすら愛す存在です。

ずいぶんと巴のおかげで私は癒されました。老後は彼女と二人でのんびりすごせたらいいなあ、と。そのためにも、一戸建てかマンション(ペット可)をいつかは購入する人生設計を考えはじめたのもこの時期です(笑)

巴は、我が家に来て2年目の春。学校の実習にて「避妊」の手術をして貰いました。実習なので費用はただ!そう無料!!もう大好きな響き!!

これがきっかけで、大の注射嫌いへとなるわけですが・・・(^^;

私たちの絆は主人よりも強いです。(笑)
2年目の春に巴は命を落としそうになりました。原因はもともと持っていた病気『猫ウイルス性鼻気管炎』です。野良猫のほとんどは持っている病気ですね。くしゃみや鼻水がその症状の特徴です。
巴は他の病気は検査してもらってまして、一番恐れていた「エイズ」等には感染していませんでした。予防注射もきちんとしてもらっていたので、症状が軽くすむことをいのっていたのですが・・・。

体力が弱っていると、この病気は本当に怖いです。何しろ、鼻が詰まってしまい食欲が全くなくなってしますのです。

その日、巴は全く元気がなくじっとしていました。すぐに、元気がないことに気づき「おしっこ」のにおいがするのに気づきました。
いつもいる場所で、動けないまま「おしっこ」していたのです。
私は、ものすごく気が動転しました。経験上、トイレにも動けない状態は危ない!!と思ったからです。すぐに私は、彼女を連れて病院に行きました。
この日、偶然わたしがアルバイトに行く日でそこは動物病院でした。
すぐに先生にみてもらいました。やはり、良くない状態です。ICUに入れられて、鳴く元気も無い巴。「高いお薬だけどどうする?」ときかれましたが二つ返事で「インターフェロン」の注射を打っていただきました。
彼女は一晩病院で預かっていただくことになり、その日私は後ろ髪をひかれる思いで家路につきました。

次の日も私はアルバイトでしたので、朝祈るような思いで病院にむかいました。巴は昨日より元気そうで、ほっとしました。結局、食欲も戻りその日に退院できました。

早期発見、早期治療がどんな病気でも一番大切なんだと本当に痛感した事件でした・・・。

この事件以来、寒い日は絶対に暖房は欠かさずしています。調子が悪くなった日は部屋が寒かったんです!(ごめんね巴・・・。)寒くなると「クシュッ」とくしゃみをしだすので、どきっとしてしまいますぅ・・・。

今もう4年目ですが、調子もくずさず元気に今年の冬も越えてくれました!
これからも、出来る限りの愛情を注いであげたい。「元気に長生きしてね」
と寝顔をながめながら、なでなでと愛撫する毎日です(*^_^*)

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