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2015/11/15
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カテゴリ: 成田一徹


 そのツアー企画の中の「成田一徹の『神戸の残り香』の風景をさがして」で、旅行企画会社の担当者が、場所を提供してもらうお店に事前に日程や時間、料金など何の相談もなく勝手に企画を進め、印刷物(パンフレット)までつくり、会社もWEBでツアー企画の宣伝までしてしまうというトラブルが発生しました。

 今回のツアー企画は3回目です。今年の初夏に2回目が行われ、この時は1回目と同じ担当者で、切り絵作家の故•成田一徹さん(2012年10月に急逝)が作品にした海員制服店のアリマや、明石焼の名店「蛸の壺」など数軒のお店、そしてバー「パパ・ヘミングウェイ」を案内するコース(半日のツアー)でした。過去2回のツアーはとても人気を集め、いずれも発売即日完売だったそうです。

 今回のツアーでは、成田一徹さんゆかりの神戸のバーのなかから、メインモルト、サボイ北野坂という2軒を巡るという企画です。12月と1月のそれぞれ2回実施される予定で、すでに出来上がったパンフレットや「おとな・旅神戸」の 公式HP によれば、「定員15名、料金も2軒を回って、ドリンク2杯で5500円」となっています。申し込み開始日は11月16日です。

 しかし、この企画は、当日の会場であるメインモルト、サボイ北野坂の両店とも、事前に日程や料金について全く相談せず進められ、了解を得ることもなく、パンフレットが印刷され、WEBでツアー案内がされたそうです。いきなりパンフレットを送り付けられたメインモルトのGマスターは怒って、一切の協力を断わられました。当然のことだと思います。

 初回の企画では、一徹さんの著作権を管理している「Office Ittetsu」代表の奥様・素子様も、訪問先の選定や先方への連絡など協力し、他の関係者の皆さんとも連絡を取り合っていました。企画に成田一徹の名前を使用することや、パンフレットへの切り絵画像データの提供などでも全面的に協力されました。しかし2回目からは、今回(3回目)と同様、内容がすべて決定してから奥様に初めて連絡があり、パンフレットに使用されていたパパ・ヘミングウェイの切り絵は、転写による無断使用だったそうです。

 今回の企画は、前回とは別の担当者でした。過去のツアーでは3人の方が案内人を務めましたが、今回の案内人は1人です。この会社の担当者は、ツアー企画のアイデアを提案したAさんという方が「2軒のバーとの相談・交渉をやってくれると思っていた」そうです。しかし、担当者の話では、「Aさんは、企画会社の担当者が交渉をしてくれるものと思っていた」そうです。

 Aさんに「2軒のバーとの日程調整はうまくいったのでしょうか?」と確認もせず、パンフの印刷までしてしまった担当者にも、あきれてものが言えません。担当者はサボイ北野坂へは1人でお詫びに行ったそうです。そして、Kマスターに事後承諾ですが、なんとか了解を取り付けたらしいです。しかし一方のメインモルトへは、15日現在、まだお詫び&事情説明にも行っていないそうです(通常なら、直ちに担当者とAさんの2人で、両店へ直接お詫びに行くのが最低限の礼儀だと思いますが…)。

 担当者とAさんはその後、断わられたメインモルトの代わりに、老舗バー「ヤナガセ」を会場にしようとAさんと一緒にお願いに行ったそうです。ヤナガセのNマスターは了承されたようですが、担当者は「メインモルトの事情で会場として使えなくなったので」という、事実と異なる説明を伝えたそうです。

 今回もパンフ用に切り絵の画像データを提供した奥様・素子様は、担当者に対して「こういうことをされるなら、今後、企画に一切協力できない」「今後も同様のツアーを企画するなら、成田一徹の名前は使ってほしくない」と伝えました。無礼な企画会社(&担当者ら)の対応に怒らず、ツアーに協力してくださるというサボイ北野坂のKマスターには、本当に頭が下がります。事情をあまり知らずに、引き受けてくださるヤナガセのNマスターには、(うらんかんろは当事者ではありませんが)本当に申し訳ないような気持ちになります。

 ただ一方で、このようないい加減な手続きで企画されたツアーが実施されようとしていることには、個人的に、強い違和感を覚えます。この会社は、ツアーを企画(実施)する資格はないとさえ思います。成田さんの奥様は「今回このようなことになり、非常に残念です。タイミングをみて、何らかの独自の対応をとることを考えています」と話しておられます。





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Last updated  2015/11/15 11:59:16 PM
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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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