Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

2022/05/31
XML
カテゴリ: ITTETSU GALLERY
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
 ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(561)~(580)

 バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。

 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。
※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。








(561)作品名不詳の挿絵<61>=4枚  1990年代半ば?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。今回は4枚まとめて。描かれている登場人物(スキンヘッドの大男)から見て、同じ小説のために制作された挿絵と思われる。





(562)作品名不詳の挿絵<62>  1990年代前半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。狂気を秘めたような、髭面の男。手には酒の入ったグラスを持つ。これから何か事件が起こるような予感を、たっぷり漂わせる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。





(563)作品名不詳の挿絵<63>  1990年代前半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。子どもに何やら声を荒げる男。それに反論するかのように詰め寄る野球帽の子ども(髪が長いので女の子か? いや、髪に見えるのはパーカーのフードで、男の子か?)。手にはバットのような棒状のものを握っている。少し不穏な空気が漂うシーン。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。







(564)作品名不詳の挿絵<64>  1990年代前半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の人物が絡み合う2枚の作品。見下ろしたり、見上げたりという、描き方が面白い。特徴的な登場人物からみて、同じ文学作品のための挿絵と思われる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。





(565)作品名不詳の挿絵<65>  1990年代半ば?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。派手な柄のスーツを着た背の大きな男と連れ添う小柄な女。なぜか1匹の猫もいる。そばには「招待者」という立て看板。これは一体どういう状況なのだろうか。おそらくは小説(または誰かのエッセイ)のための挿絵として制作されたと思われる。





(566)作品名不詳の挿絵<66>  1990年代前半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。暗い空間に中学生らしき3人。2人の男の子が向き合っていて、その間に女の子が。光は下から当たっている。さて、3人は何をしてるのか。どういう小説のための挿絵として制作されたのだろう。





(567)作品名不詳の挿絵<67>  1980年代後半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。リクライニングの椅子に座る老齢の女性。目は閉じていて、病と闘っているようにも見える。そして、手を握って、その女性に話しかける男性。「どうか、しっかり療養して元気になってください」とでも言っているのだろうか。それとも、「貴方を殺そうとした容疑者が浮かびましたよ」と伝えているのだろうか。落款からみると、プロデビュー(1988年)の頃の作品と思われる。これも、おそらくは海外のミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。





(568)作品名不詳の挿絵<68>  1990年代前半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。大量の札束を前にした、3人の怪しげな男たち。人相も限りなく悪い。見るからに犯罪の匂いがするシーン。これも、おそらくはミステリー系小説の挿絵として制作されたのだろう。





(569)作品名不詳の挿絵<69>  1990年代前半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の男が顔を寄せ合っている。向こうのドアにはもう1人の、シルエット姿の男が立っている。登場人物の格好からして、ミステリー小説というよりも、西洋の歴史小説の1シーンのような構図。さて、どういうストーリーなのだろうか。





(570)作品名不詳の挿絵<70>  1990年代前半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ベッドに横たわる遺体。それを検分する男がいる。彼は刑事か? その向こうでは、神父(or 牧師)とシスターが見つめている。神父は腕を骨折したのか首から包帯を吊っている。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたのだろう。





(571)作品名不詳の挿絵<71>  1980年代後半?
 ※何の媒体のための、何という小説のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。ソファ(or ベッド)に横たわり眠る男。側では女がタバコを燻らせ、ひと休みしている。どういうシーンなのか、あれこれと妄想が駆け巡る。落款からみてプロデビュー(1988年)の頃の初期作品。これも、おそらくは海外のミステリー系小説のための挿絵として制作されたと思われる。





(572)作品名不詳の挿絵<72>  1990年代半ば?
 ※何の媒体のための、何という小説(またはエッセイ)のための挿絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。正座をして向かい合い、頭を下げ合う男2人。何か謝礼の品を手渡そうとしている。壁には「義理」と書かれた掛け軸と「祭」と書かれた提灯が…。これは、何かの祭りの際、何か「義理」を果たそうとしている場面なのか(間違っても、賄賂を渡そうとしているのではないと信じるが…)。





(573)作品名不詳の挿絵<73>  1990年代後半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。夜、ホテルかビルの玄関口のような場所に、誰かを待っているような2人の男と1人の女がいる。3人の視線の先は、それぞれ違う方向にある。タバコをふかしサングラス姿の男には、少し怪しげな雰囲気が漂う。一徹氏にしては珍しく、白い紙を多用し、白と黒のコントラストを巧く生かしている。これもおそらくは、ミステリー系小説(or ハードボイルド系小説?)のための挿絵として作られたのだろう。







(574)作品名不詳の挿絵<74>  1990年代前半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。着ているTシャツの色は違うが、人相・風体から見て、この2枚の絵に描かれた人物は同じではないかと思われる。これもおそらくは、ミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。





(575)作品名不詳の挿絵<75>  1990年代前半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。バー空間で、飲みながら談笑する男たち。しかしよく見ると、手前の椅子の男はカジュアルなセーター姿、そばで立っている連れの男はスーツにネクタイ姿と、少しアンバランスである。灰皿には2本の吸い殻が…。さて、どういうシーンなのだろうか。いずれにしても、これもミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。





(576)作品名不詳の挿絵<76>  1990年代前半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。電話をかけているシーンは何度か登場したが、これはほぼ真横からアップでとらえた構図。制作時期は、作画の手法(黒紙がすべてつながるようにカッティングされている)からして、デビュー間もない頃かと思われる。おそらく、これもミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。





(577)作品名不詳の挿絵<77>  1990年代前半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。二人の男。二人の関係はよく分からないが、光は下から当たって、異様な雰囲気も漂う。おそらく、これも海外のミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。
 初期の作品だが、手前の男の無精髭の部分は白い紙を使ってカッティングしている。この時期の作品に見られるスクリーントーンの使用について、当時の一徹氏は「締め切りが短い仕事が多く来るようになって、本当はあまり使いたくないんだけれど、やむを得ず使ってるんだよね…」と語っていた。その後、90年代後半になると、スクリーントーンはほぼ使わず、黒い紙と白い紙だけでの「究極の表現」を目指すように変わる。





(578)作品名不詳の挿絵<78>  1990年代前半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。かなり横長の図柄である。バーらしき空間で飲む二人の男(カウンターに座っているのか、立ち飲みなのかはよく分からない)。おそらく、これも海外のミステリー系小説のための挿絵として作られたのだろう。





(579)作品名不詳の挿絵<79>  1990年代前半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。3人の男性が絡む場面。握手する2人の間に、挨拶に立ち会う男がもう1人。下から見上げる構図が画面に動的な印象を与えている。このあとこの3人の関係がどうなったかは分からない。これもおそらく、ミステリー系小説のための挿絵として作られたと思われる。





(580)作品名不詳の挿絵<80>  1980年代後半?
 ※何のために制作された絵なのか不明な作品を紹介するシリーズ。昨日に続き3人の男性が絡む場面だが、制作時期はカッティングのタッチからプロデビュー直後の頃。表情から見る限り、この3人は口論しているのではなく、何か前向きの議論をしているか、単なる世間話をしているのか、それとも何か悪巧みの相談をしているように思える。これもおそらく、ミステリー系小説のための挿絵として作られたと思われる。



【お願い】もし何の作品(小説またはエッセイ等)の挿絵として制作されたのか、ご存知の方(または何か手掛かりをお持ちの方)はご教示くださいませ。→ arkwez@gmail.com まで。


◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします (著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。

※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、 こちらへ

★過去の総集編ページをご覧になりたい方は、 こちらへ。

【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。


・こちらもクリックして見てねー! 【人気ブログランキング】







PR

Profile

うらんかんろ

うらんかんろ

Comments

kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

Free Space

▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

神戸の残り香 [ 成田一徹 ]
価格:1980円(税込、送料無料) (2021/5/29時点)


▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

Favorite Blog

「続^2・ちゃんちゃ… はなだんなさん

74歳になりました。 きんちゃん1690さん

LADY BIRD の こんな… Lady Birdさん
きのこ徒然日誌  … aracashiさん
猫じゃらしの猫まんま 武則天さん
久里風のホームページ 久里風さん
閑話休題 ~今日を… 汪(ワン)さん
BARで描く絵日記 パブデ・ピカソさん
ブログ版 南堀江法… やまうち27さん
イタリアワインと音… yoda3さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: