とある遊食主婦のありがちな(ピアノ)日記 ☆ぴあ空☆
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3月31日、都内にて家族で父の十三回忌の法要を営んだ。私たち家族は電車でお寺まで行き、母は妹夫婦に頼んで車で都内まで運んでもらうことに。妹の車は大きいので、私たちも乗ることはできたのだが、自分で運転できないと車に酔いやすい私は、本を読みながら行きたい家族とともに電車に揺られることにした。(@@)月末とあって、交通量が多かったせいか、車チームはお寺との約束の時間の十分前になっても、なかなか現れない。たびたびメールが届き、車の現在地が知らされた。幸いに時間間際に到着し、せわしく仏殿の方に移動した母たち。几帳面で時間厳守な父はきっと舞い戻って、やきもきしていたことと思う。しかも、今日の妹夫婦はなんとなくカジュアルな服装で、義弟にいたっては、オレンジのトレーナーもどきを着ていたので、一緒にいた母がよく何も言わないでいるな。。。と関心したり。十三回忌、しかも家族だけともなれば、ラフにもなるのかしら。私たち家族は、黒のフォーマルを着ていたものの、父が生きていたら、それでも「その指輪はダメだろ」とか、「靴が光りすぎている」「余分な荷物が多い」なんて言われたかもしれない。ある意味、父は我が家の風紀委員だったのだ。わが母も身体が弱ってから、あまり娘たちに強い言動をしないようになったのだが、それでも・・・今回の妹のカジュアルさを見ると、他界してから十三年の時の長さを痛感せずにはいられない。お坊さんには、初めて弟子らしき息子がついて、デュオでお経を唱えていた。若いお坊さん(子)は、発音も明瞭で今までのお坊さん(父)が「ニーギニーギ・ニーギニーギ・ニーギニーギ」と不明瞭な部分も、「如来寿量品我得仏来所経諸劫数無量百千万」と、くっきりはっきり発音。何を言っていたかが初めてわかった。(^^;)お経の内容が初めてわかって、トオちゃんとつい顔を見合わせてしまったのだ。会食はそのお寺で御寿司を用意していただいた。普段、小食の夫も、息子と義弟がよく食べるものだから、二人前用意されてびっくりしている。母の気遣いで「たとえ食べなくても、他の男の人が二人前なのに、トオちゃんだけ一人前じゃかわいそうでしょ。」ということだった。(^^;) しかも、2歳の孫まで一人前の扱いで上寿司が振舞われており、食べ物を粗末に扱わないか、私がヒヤヒヤしていた。父のいた家というカラーが薄くなっても、母はおおらかに、母として頑張っている。♪ たらちねの 母のお小言息ひそめ 孫を愛でたり 花木立 ♪(↑うちの近所の桜並木) **** うそっこ ソナチネの私 ****たらちねの母が出てきたので、次はソナチネの私~♪クレメンティのソナチネOp.36-3とOp.36-4に、ちょっとだけイタズラしました。むしゃくしゃしたので、ついやってしまいました。(って、マサキティさん流?)このソナチネの9番、10番は、結構好きな曲です。クレメンティさんは、ピティナのピアノ事典によると、人づかいが荒かったみたいで、なんとなく私の母を想像させます。ソナチネ9番(ショートカット)+「一日の終り」(別題「燃えろよ燃えろ」)ソナチネ10番(ショートカット)+「ふるさと」**** 今日はピアノのレッスン日とポイント ****1.ハノン 7番 ~音の粒の揃え方~ ・腕全体のリラックスと指での鍵盤の押さえ ・指のスタカートの弾き方 (手の甲を固定した穴掘りスタカート) ・音の2個打ち(軽く跳ね上げ&深押しで芯を捕らえる) ・五指の均等な重みづけ (調理量り使用、各500g)2.ハノン スケール 変ホ長調 ・白、黒鍵と手の重み ・手首の微妙な傾きと柔らかさ 3.ハノン 47番 4つの同音の連続 ・指のポジション ・指の当たる面積(表面積) どの指で弾いているか分からないように。。。。4.ベートーヴェン ソナタ熱情 ・ペダル1 ・・・ ペダル使い、残響へのペダル ・ペダル2 ・・・ トリル上のハーフペダル ・均等感のある左右対称の三連符 ・休符、運指ピアノ再開5周年を記念して、ソナタを頑張ろうと始めました。ピアノ再開後初めてのベートーヴェン・レッスン♪同じ教室の大人の生徒さんたちの間で、ベートーヴェンが流行っていたので、便乗しました。(それに、たこりんからも内田光子CD借りているし、密かにマイブームでもあったり)劇的なffとpの切り替えなど、いかにも・・・「私、情熱的にピアノを弾いてまーす」という気分(*^^*)を久々に堪能したいです。とても好きな曲なので、最後まで粘っこく頑張りたいです、が・・・・先が長いだけに、どうなることやら。 :ルード微々悲観・ベートーヴェン***** んだば!
2007年04月02日
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